アルピーヌA110通用している内に・・・

ルノーアルピーヌ、昔のA110以降、A610までRRだった。今まででも5ターボやメガーヌスポールやスポールスピダーやクリオスポールなど、ミドシップを出して来ているのだ。ミドシップに相応しいデザインやプロポーションに知得があるハズ。今の、名前だけA110に踊らされているバカがカネ出して買ってる内に、本来の形を準備するべきなのだ。

フツ~に、リヤオーバーハング部分は余計なスペースだ。その意味でも、今の名前だけA110は全く合わないデザインなのだ。

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刺激的な走りが味わえる“洒脱”なスポーツカー! 〈アルピーヌ〉A110 GT
7/6(木) 8:02 Yahoo!ニュース
  
クルマ好きの大人にとって見た目や装備だけでなく、大切なのが運転する楽しさ。その両方を兼ね備えているのが、〈アルピーヌ〉A110 GT。フランス車らしいお洒落さとワクワクする走りにきっと魅了されるはず。

 
刺激的な走りが味わえる“洒脱”なスポーツカー! 〈アルピーヌ〉A110 GT
最近はあまり聞かなくなってしまった言葉だが、自動車業界には“ホットハッチ”というジャンルがある。ハッチバックのコンパクトなボディに小さい排気量のエンジンを乗せ、それを気持ちよく走らせられるクルマのことだ。排気量は1ℓから1.8ℓくらいまでだろうか。年代はかなり盛り上がったジャンルである。

その中心にいたのがフランス車だ。フランス製コンパクトハッチバックは実用性がありながら、ハンドル操作に対する軽快なフットワークを見せた。要するに運転が楽しいのだ。

そんなホットハッチ人気にはレースが関係する。ラリーモンテカルロに代表されるヨーロッパ特有のレースで、かつてホットハッチが活躍したのだ。特に人気だったのは〈ルノー〉だが、その〈ルノー〉のクルマをチューニングしてレースに参加、実績を積んでいるチームがあった。ここでスポットを当てる〈アルピーヌ〉である。彼らは次々とレーシングカーを作り、1970年代に入るとFRP製の低いボディでA110(ワンテン)を製作。そしてこれがラリーで大活躍し、〈アルピーヌ〉の名前が世界に広まったのだ。

といった流れの中で今日の〈アルピーヌ〉A110は存在する。当時のスタイリングを現代のレギュレーションに合うようモディファイし、2017年に復活した。

A110 GTはその進化版で、エンジンのパワーアップなどとともに昨年誕生した。“GT”は文字どおり“グランド・ツーリズモ”のこと。2シーターのレーシーなスタイリングながらツーリングやドライブ、それに普段使いもできるように手を入れている。SUVとは違うのでキャンプ道具を積んで家族旅行とはいかないが、それでも乗り心地はかなりよくしてある。そこはホットハッチ的かな。少しばかりの実用性がいい感じの1台だ。

 
刺激的な走りが味わえる“洒脱”なスポーツカー! 〈アルピーヌ〉A110 GT
A110 GTの最大の魅力はその走りだ。といっても、とてつもなくパワフルなエンジンを積んでいるわけではない。搭載されるのは1.8ℓ直4ターボ。V8でも12気筒ユニットでもない、いたってフツーの様式だ。それでも最高出力300㎰あるのだから只者ではないが。

それじゃなにが素晴らしいかというと、ボディの軽さ。A110 GTの車両重量は一番軽いグレードだと1120㎏しかない。デザインで余分なものを削ぎ落とし、エンジニアリングで骨格を司どるフレームとボディパーツを軽量素材のアルミにしてそれを成し遂げた。スタンダードのA110はさらに10㎏ 軽くなるほどだ。

それがなにを意味するかは多くを語るまでもない。300㎰のパワーはそれ以上の威力を発揮する。人間でも同じ筋力を持っていれば体重の軽いほうが俊敏な動きをするのは一目瞭然だ。ハンドルを切ったときの動きがいいのは想像しやすいだろう。山道で運転が楽しく感じられるのはそれが要因となる。

さらにいえば空力特性がいいのもこのクルマの特徴のひとつ。前方からの風をうまく後ろへ流すのはもちろん、ボディ裏側をフラットにするなど徹底した作り込みを行った。そこはモータースポーツからのフィードバックらしい。

といった仕上がりをベースにしながら“GT”は快適性にもこだわっているのがポイント。ソフトタッチのレザーを使ったシートやサウンドシステムにサブウーファーを組み込んでいる。これぞまさに大人のGTカー。お洒落で楽しい走りを求める人が乗らない理由はない。

【大人が欲しくなる理由!】日常からサーキットまで網羅
 
日常からサーキットまで網羅
レーシーなコックピットではあるが、センターには7インチのマルチファンクションタッチスクリーンが搭載される。Bluetooth対応なのでスマホと繋げれば不自由なし。オーディオはFOCAL製4スピーカーを基本とするが、GTのみ軽量サブウーファーが組み込まれているのがポイント。音も楽しめちゃう。

パートナーを乗せても苦情なし
 
パートナーを乗せても苦情なし
シンプルながら高級感のあるGTのコックピット。ほかのグレードはサーキット走行を意識したヘッドレスト一体型のバケットシートを装備するが、GTはスポーティながら上質なレザーシートが用意される。バケットシートにはないリクライニング機能もあれば、シートヒーターもついているので日常使いが快適だ。

“プロがこだわるとこうなる”の見本
 
“プロがこだわるとこうなる”の見本
モータースポーツを基本とする〈アルピーヌ〉は徹底的にクルマの軽量化にこだわっている。レーシングカーの最大の武器は“軽さ”だからだ。ということで、A110シリーズはフレームからボディパネルまでアルミを採用。通常の市販車の重さは1.5から2トン、SUVは2トン以上が多い中、約1.1トンは驚異的だ。

見事に風の動きをコントロール
 
見事に風の動きをコントロール
モータースポーツのノウハウのひとつにエアロダイナミクスがあるが、それもしっかり反映している。フロントスポイラーとリヤのリッドがダウンフォースを稼ぎクルマを路面に押し付け安定させるのだ。これがないとクルマが浮き上がってしまう。リヤのディフューザーはハンドリングの向上に役立っている。

SPECIFICATIONS
アルピーヌ A110 GT
●全長×全幅×全高:4205×1800×1250㎜
ホイールベース:2420㎜
●車両重量:1120kg
●エンジン:ターボチャージャー付き直列4気筒DOHC16バルブ
●総排気量:1798㏄
●最高出力:221kW(300PS)/6300rpm
●最大トルク:340Nm(34.6kgfm)/2400rpm
●駆動方式:後輪駆動
トランスミッション:電子制御7速AT(7DCT)
●乗車定員:2名
●価格:965万円~

※雑誌『Safari』8月号より
文=九島事務所

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