ムネリン、投手の練習、わかってる?

別にムネリンに限った話ではないが、藤浪晋太郎をキチンと見て来たのだろうか?日本人離れした、197センチの長身、ジャイアント馬場と同じだ。ヘタすれば、ああいうスローモーだったかも知れないのが、10代までの鍛練で高3甲子園春夏制覇も達成する、高いスキルを身につけた。バッティングで大谷翔平ほどでなくても、ピッチングとフィールディングはカレ以上だった。

プロのカラダを作るとよく言われるが、大阪桐蔭で学校スポーツプロをやってた藤浪、負けたら終わりの高校野球で最高レベルの仕上がりだった。後は、プロとしてのスピードやキレやコントロールの精度向上で良かった。実際、3年目でCS勝ち抜き、日本シリーズのマウンドに立った。大谷より先だったし、投手としては勝っていた。

ケチの付き始めは、ダルビッシュ有田中将大大谷翔平の体重バカ増し球威向上に参加したコトだ。元々、10代鍛練下地のないアメリカ人の20代突貫球威向上工事に過ぎない理論に飛び付いた、ダルビッシュ有の尻馬に乗った。ダルビッシュ有田中将大大谷翔平は、ピッチングフォームをショートアームというテークバックを小さく改造し、前への体重移動を強くした。しかし、藤浪はそのままのフォームで投げようとした。

体重増やしたせいで、昔のダルビッシュ有のフォームのようなカラダのZ軸捻り戻しが遅れ、右打者アタマへ抜けるようになった。昔の村山実江夏豊のようにキチンと投げ込んでいれば、微調整で済むコトだった。しかし、今の先発は週1で投げ込み量が足りないとただヨコ振りとしかわからない。今の投手の練習、力任せの全力投球ばかりで変化球のキレやコントロールのチェックもしない。内外高低緩急を使うスキルも上がらない。ムリなくカラダを使うための練習が要るのだ。

そういう意味での練習不足はある。

カラダが大きくなったとか、ゴツいとか、そういう意味ではない。野手ではわからないかも。

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阪神タイガース時代から質が上がった! 練習不足って言ったヤツ出てこい “日本人最速165キロ男”藤浪晋太郎がメジャー方式で変化した体がゴツすぎる
8/19(土) 10:30 Yahoo!ニュース
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藤浪晋太郎
8月1日にオリオールパークで行われたボルチモア・オリオールズニューヨーク・メッツの一戦で日本人投手最速となる165.1km/hをマークしたオリオールズ藤浪晋太郎。そんな藤浪がMLB移籍後に見せた“体格の変化”について、元MLBプレーヤーの川﨑宗則氏が言及した。

【映像】阪神時代より巨大化した藤浪の肉体

8月6日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、開幕当初は苦しむも、尻上りに調子を上げ、今やオリオールの貴重な戦力として投手陣を支える藤浪について、改めてその活躍ぶりを振り返る形で紹介。その際、VTRを観た番組のスペシャルサポーターの影山優佳が、「(藤浪は)あんなに体格良かったですかね?私、高校野球のとき、スラっとしたイメージがあったんで…」と水を向けられた川﨑氏は、「大きくなってますよ。トレーニングがしっかりできてますね。」と、トレーニングの成果が出る形で、よりガッシリとした体格となっているとコメント。続けてその理由として、「海外のトレーニングが合ってる。食事のタイミング。そういうのがメジャーリーグっていうのは、管理されてるんで。トレーニングもそうですし、試合後にすぐ食事とれるっていうのもあるんで。アメリカが合ってます。」と、アメリカ方式のトレーニングと食事が、藤浪に“ドンピシャ”であると指摘した。

また、こうした川﨑氏の話を聞いた番組コメンテーターの槙野智章から「これ、日本にいたときはそういったトレーニングをしてなかったんですか?」と訊ねられると、川﨑氏は「いや、(日本時代から)してたんですよ。」と、ここ数年、ことあるごとに憶測で“練習不足”などという心無い声もあった藤波ではあるものの、トレーニングそのものは渡米後にいきなり始めたものではなく、NPB時代から取り組んでいたと説明。続けて「でも、日本のトレーニングと、海外のトレーニングは、また全然違うんですね。どっちかっていうと日本はすごく“練習量”が多いんですけど、どっちかっていうと、メジャーリーグは質。質を高める練習をするんで。その質を高める練習が合ってると思います。」と、自身の経験を踏まえる形で、トレーニングにおける日米の違いについて言及した上で、藤浪がこれまで行ってきた日本式のトレーニングではなく、MLB移籍後の今季から取り組んでいる海外式のトレーニングで効果をあげている可能性について指摘することとなった。

(ABEMAスポーツタイム)

 
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