エンツオ人気?未だに裸の王様、続いてるの?

エンツオフェラーリフェラーリの創業者エンツオが死んで10年近く経って、出たクルマじゃなかった?

エンツオが死んだのは確かターボ最終年の88年、F1でマクラーレンホンダが快進撃、エンツオが招いたM・アルボレート放出秒読み、モンツアでG・ベルガーがシーズン唯一の優勝する前じゃなかった?クルマ的にはF40、348を目にしたトコで亡くなった。

エンツオ死後、ルカ・モンテゼモロが好き放題にブランド商売しまくった。以後のクルマ、F40⇒F50、348⇒355など、カーデザインで見ても「省いたナ!」と思わせるモノばかり。デザインはピニンファリーナですらなくなったのだ。ベルトーネでなくなったランボルギーニ同様、フェラーリというブランドを嵩に着たサラリーマンがデザインした、擬物に過ぎない。

エンツオ?奥山清行デザイン?このデザインが心底優れていると思ってるヒト、いるの?モータージャーナリストや自動車マスコミ、フェラーリという名前に負けて、正直にモノが言えないのだろ?

全地球で、未だに裸の王様のストーリーが進行中なのだ。

奥山清行、エンツオに乗った東北の公道で100キロ以上のスピード違反したんだっけ?免許どうなったの?

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今や6億円間近となった「フェラーリ エンツォ」! 高額の理由はクラシケのレッドブック付きでした
2023.10.04 16:11掲載Auto Messe Web


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エンツォは今も変わらぬ人気度

2023年8月17日~19日、RMサザビーズアメリカ・モントレーで開催したオークションにおいてフェラーリ「エンツォ」が出品された。今回はいくらで落札されたのか、同車について振り返りながらお伝えしよう。

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F1マシンを意識したデザインとパフォーマンスが話題に

1997年にフェラーリがF50の生産を終了したとき、多くのフェラーリ・ファンの話題は、創立40周年を記念した「F40」、そして創立50周年を祝した「F50」に続くスペシャルモデルがいつ、どのような車名でデビューするのかに、早くも集中するようになった。

フェラーリの創立60周年は2007年であるから、それまでには10年近い時間が残されていたわけだが、フェラーリは2002年に東京で次期スペシャルモデルの原寸大モックアップ「FX」を公開。その約2カ月後には「フェラーリ エンツォ」というネーミングを公表するに至ったのである。

正式発表は同年9月のパリ・サロン。創業者の名前をそのまま車名とした新たなフェラーリスペシャルモデルが、このショーでの主役の1台となったのは言うまでもないところだろう。

エンツォのボディデザインは、ピニンファリーナ奥山清行とそのチームによって描かれたもので、前作のF50よりもさらに、当時最新のF1マシンのモチーフを積極的に取り込むことで、デザイン的にも性能面でもその魅力を大きく高めたものといえる。

たとえば先端にプランシングホースのエンブレムが輝くノーズコーンは、もちろんF1マシンのそれにインスピレーションを得たものであるし、フロントウイングの造形も、見事にそれを具現化している。

走行中のダウンフォースは、その多くをボディ下のヴェンチュリートンネルで得る仕組みであるため、ボディ上面には過激なエアロデバイスは装着されず、リアに可動式のフラップを持つことや、無塗装のカーボン素材で成型されたディフューザーが、フェラーリ エンツォの潜在的なパフォーマンスを静かに物語るのみである。

最高出力は660馬力

カーボンモノコックを車体構造の核とすることはF50と変わらないが、F50がそれにV型12気筒エンジンをリジッドマウント(剛結)していたのとは対照的に、フェラーリ エンツォではサブフレームがモノコックに接続され、その上にさらなる軽量化が可能になったV型12気筒エンジンが搭載されるようになった。

ティーポ140B型と呼ばれるこのV型12気筒エンジンは、65度のバンク角を持つ6L仕様で、前に触れた軽量化はF50のようにエンジン自体が走行中の応力を担う構造材としての役割を担う必要がなくなったこと。それによってアルミニウム素材のエンジンブロックを採用できるようになったことが理由としては大きい。

ボア×ストローク値は92.0mm×75.2mmとF50と同様にショートストローク型。吸排気の両側に連続可変バルブタイミング機構を備えるほか、吸気系の通路切り替え(吸気管長切り替え)による可変慣性過給システム、独立型コイルを組み合わせるプラグを頭頂配置するなど、さまざまな新技術が導入されていたのも話題だった。

誰もがまずはスペック表の中で視線を落とした最高出力は660ps。組み合わせるトランスミッションは6速F1マチックが採用されたのも、カスタマーには歓迎すべき点だったはずだ。

フェラーリはパリ・サロンでの発表時点で、フェラーリ エンツォの生産台数を400台としていたが、購入を希望するカスタマーの声があまりにも大きかったためか、最終的には498台が生産されることになった。

走行距離は4300キロと少ない

今回RMサザビーズモントレー・オークションに出品されたモデルは2003年11月に生産されたもので、ロッソ・コルサのボディカラーに、ペッレ・ロッサのインテリアカラーという、赤を基調とした華やかなフィニッシュを見せるもの。

2004年3月にドバイのディーラーを通じてドバイ在住のカスタマーに新車で販売されるが、その数カ月後にはアメリカのユタ州にわたり、2000年代後半になると所有者はカリフォルニア州に住む人物に代わった。

現在のオーナーは2009年2月にエンツォを購入して以来、2020年にはフェラーリ・クラシケの認定を取得したほか、定期的に整備のためにディーラーへと入庫。現在の走行距離は2687マイル(約4300km)を刻むのみだが、直近の整備は300マイル以内に行われていたという。

参考までにオリジナルのオーナーズマニュアルや、垂涎の的であるフェラーリ・クラシケのレッドブック、さらには工具やタイヤの空気入れ等々、すべてのアイテムが付属したこのエンツォの落札価格は407万5000ドル(邦貨換算約5億9090万円)。その人気はいまだに衰えを知らない。

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