阪神日本一奪取のカギ？そんなに阪神に利があると思っているのか？
去年もオリックスは初戦に山本由がダメで故障離脱、以降の試合に山本由以外の選手達で日本一を勝ち獲ったチームなのだ。本来は、阪神が２勝０敗でリードして初めて互角程度だ。
阪神、近本以外、投手も野手も今年初めて満足に働いた選手の集まりだ。前回日本シリーズメンバーは、カネモト＆矢野に一掃されてしまった。経験はない。
３戦目にオリックスが勝つと、甲子園で３連勝する可能性すらあるのだ。阪神は盗塁もデキる？１４３試合でたった２８コの盗塁王とかで、何の脅威になる？まして、東から出塁デキるか？
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阪神 日本一奪取のカギとは？評論家が分析「この選手を乗せてはいけない」１勝１敗で甲子園に舞台を移す日本Ｓ
10/30(月) 14:31 Yahoo!ニュース
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６月１６日のヤクルト戦で２回、先制の中前適時打を放った山崎福
岡田阪神が３８年ぶり２度目の日本一に挑んでいる日本シリーズ。オリックスの本拠地・京セラドーム大阪で始まった５９年ぶりの関西決戦は１勝１敗のタイで、３戦目からは阪神の本拠地・甲子園球場に舞台を移す。ＤＨ制が適用されない我が庭で、３６勝２３敗３分けの勝率・６１０を誇ったレギュラーシーズンと同様の戦い方ができるかが勝敗のポイントになるだろう。
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交流戦が始まった２００５年以降、甲子園で行われた阪神－オリックスは、１６勝１５敗２分けとほぼ互角。だが、１勝１敗で迎えた今年は、２－１で迎えた九回に守護神・湯浅が頓宮に同点弾、杉本に勝ち越し弾を浴び、痛恨の逆転負けを喫した苦い記憶が残る。
３連戦の先発は、阪神が伊藤将、才木、大竹、オリックスは東、山崎福、田嶋と予想されるが、阪神が勝利に近づくためには、打者・山崎福にいかに仕事をさせないかを注目ポイントに挙げたい。
オリックス投手陣の今季打撃成績は、２０打数５安打２打点の打率・２５０の好成績を残しているのだが、中でも山崎福は５打数２安打１打点の打率・４００で、６月１６日のヤクルト戦では、二回２死一、二塁から先制の中前適時打を放ち、一挙４得点の口火を切っている。
エースを務めた日大三時代に準優勝した２０１０年センバツで大会タイ記録となる１３安打を放った実績はダテではなく、通算でも２２打数６安打１打点、打率・２７３のハイアベレージを残している。
阪神ＯＢの中田良弘氏は「投手に打たれると、必要以上に相手チームに勢いを与えて乗せてしまうことにつながる。パ・リーグの投手は打席に立つ機会が少なく、そういった面で意外性があるから。特に山崎福はバッティングがいい。もちろん警戒していくと思うけど、普通の野手と同じ気持ちで向かう必要があるし、乗せてはいけない選手だね」と指摘し、「第２戦で西野、広岡、野口といった伏兵にタイムリーを打たれているので、これ以上乗せないようにすることも大切。森、頓宮、宗、紅林の主力勢にはあまり仕事をさせていないから、そこはこれまで通りに」と、チームが勢いづく『シリーズ男』の誕生を防ぐことも重要だと解説した。
過去１勝１敗で迎えた日本シリーズは３３度あり、初戦を制したチームが１６度、２戦目を奪い返したチームが１７度日本一になっている。ここにも並ぶほぼ互角の数字。五分を示す複数の項目があるだけに、勝敗を分けるポイントは意外なところに潜んでいるのかもしれない。（デイリースポーツ・鈴木健一）
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