クルマの色選び、黒の伝説?イカつく見せたいだけだろ!

日本のクルマの16.8%が黒?ホント?白は何%なの?ワタシは、ニッサンS12シルビアRXE⇒S12シルビアRS-X⇒R34スカイライン25GT-Vと国産車を乗り継いでいた時は、白しか選ばなかった。

白は、夜でも視認されやすい色、ワックスなども色々ありメンテナンスしやすい色、一番どんな場面にも使いやすい色、グランプリ規定で日本のナショナルカラー(白又は日の丸)という判断材料だった。

クルマでもオートバイでも、視認されやすい色を選ぶのは、相互の安全を図る上では当然だと思う。

その後、アルピナB12-5.0BMWはガンメタ、2台持ちのもう1台ポルシェ996カレラはシルバー、アルピナB12を買い替えたBMW Z3-2.2iもシルバーだ。グランプリ規定で、ドイツ車両はシルバー、だから、レースのメルセデスアウディーもシルバーだ。

クルマに似合う色を選ぶ根拠の1つでしかなく、絶対とは思わない。

ただ、ワタシ個人が黒は選ばない。小学校の技術家庭科で、服装の黒は熱を吸収する色と聞いたハズ。式典用にスーツの黒と黒のタキシードは持っているが、滅多に着ない。暑がりだから、カジュアルで黒は殆ど持たない。レーシングカーなどでスポンサーカラー未ペイントの黒で走っていたりするが、カーボンやFRPの地色だったりして、つや消し黒に映り、フツ~の黒塗装とは違う。

黒?別に伝説などではない。

クロカンや1BOXやミニバンは、イカつく見せたいヒト多いから、黒が多いんじゃないの?

 

 

 

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日本のクルマの16.8%が黒色ボディ!! 「黒にすればなんでもカッコよく見える」伝説を探る!
12/23(土) 10:00 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
  「黒い」話をしようと思う。「黒色ボディカラー」のクルマの話です。2023年も押し詰まり、輝かしい新年に「黄金色の希望」をみなさん抱いているとは思いますが、全編、黒色まみれの記事でございます。……だって、ファミリーカーなどほのぼの系のクルマでも「黒色ボディ」にすれば格好じゃないか!と思うから。その熱き思いを、全16枚の怒濤の画像とともにレポートします。

【画像ギャラリー】カッチョよさ増し増しの黒ボディCARのシャワーじゃ!(16枚)

 文:ベストカーWEB編集部/写真:トヨタ、ホンダ、三菱自動車マツダ、スズキ

■家族思いのお父さんが瞬時に「ちょい悪おやじ」に変わるのが黒!
 「黒のボディカラー、格好いいじゃないか!」とビビーンときたのは、トヨタシエンタ。上写真のように、穏やかなファミリー路線とは別方向の真っ黒ボディが、シビれます!マット系の黒色ホイールキャップがかなり効いているっスね。

 休日を楽しむ家族思いのお父さんが、この黒ボディに乗った瞬間「ちょい悪おやじ」(←古いですかね)に変身してしまうほど、かなりイケてると思う。

 そう、この記事のきっかけになったのは、ブラックのボディカラーをまとったこのシエンタを街中で見て、「ほかのほのぼの系のクルマも黒ボディなら格好いいはず」と思ったこと。

 ちなみに、現行シエンタの総販売台数に占める、ブラック・ボディカラーの比率は約10%(トヨタ自動車調べ)。白色ボディカラーのイメージが強いなか、意外と高い!

■「あなた、スイスポですか?」と聞きたくなる新型スイフトの黒!
 そのシエンタだけでなく、黒色ボディカラーが意外と格好いいじゃないか!という、ほのぼの系のクルマや軽自動車はたくさんあるんですよ。冒頭の画像ギャラリーを見てほしいが、一部ここで紹介しましょう。

 まずはトヨタアクア(ブラックマイカ)。もともと黒グリルゆえ、シャープ感が増した感じ。同じコンパクトのホンダフィットも黒色カラー(クリスタルブラックパール)をまとえば、どこか男まさりな雰囲気になるんですね~。

 さらに新型が登場したばかりのスズキスイフト(スーパーブラックパール)。スイスポと紛うばかりの迫力ありでまさにキャラ変!クルマを運転中、後ろからこの出で立ちで、グワーッと黒スイフトが迫ってきたら……思わず道を譲りたくなること必至ですな。

 スズキつながりで、コンパクトトールワゴンで人気者といえばソリオ。ソリオの標準車でも黒ボディ(スーパーブラックパール)になるとファミリー色が一瞬にして、若者たちの遊びグルマの雰囲気になるから不思議。

■4台に1台が黒色ボディという超人気のSUVって何じゃ?
 黒ボディカラーをまとえば、たちまち勇ましく格好よくキャラ変することがなんとなくわかったところで、実際、黒色ボディカラーはどれほど売れているのだろうか?知りたいですよね~。ということで、トヨタ自動車・広報部から人気モデルの総販売台数に占める黒色ボディカラーの概算比率を提供してもらった。

 データは2023年1月~11月までの累計台数のもので、2トーンなどは含まず「黒色のモノトーン」だけのものです。

 ■ランドクルーザー300(ブラック)30%
カローラクロス(アティチュードフラックマイカ)25%
■クラウンクロスオーバー(ブラック)20%
プリウス(アティチュードフ゛ラックマイカ)20%
■ヤリスクロス(ブラックマイカ)20%
シエンタ(ブラック)10%
■ヤリス(ブラック)10%
■アクア(ブラックマイカ)10%

 ……おおぉ~。カローラクロスは4台に1台が黒色ボディということですね。どちらかというと、ほのぼの系のヤリスも10%と意外と高い。

■なぜ日本人は黒、白、シルバーのボディカラーが好きなのか?
 ほのぼの系のクルマのキャラ変や、黒色ボディは意外と売れている!ことがデータで判明したところで、最後に一般社団法人・日本流行色協会(JAFCA)へ「黒色ボディ」などのクルマについて直撃しました~。

 回答いただいたのは、カラートレンドR&D カラープランナー/JAFCA自動車色彩分科会担当:武田里美さん。

 ――日本で売られるクルマ全体のなかで、黒色ボディカラーの比率はどれほどでしょうか?
「生産台数ベースですが、直近のJAFCA車体色調査・2022年度調査(2021年9月~2022年8月)の結果は、黒色は16.8%です。近年18~20%の間で推移していますが、今回は若干減少していますね。

■江戸時代から、日本人は白~灰色~黒の微細な変化を楽しんでいる!
 ――おそらく日本では黒、白、シルバーのボディカラーのクルマが売れていると思いますが、なぜ日本人はそれらを好むのですか?よく言われる「リセールバリューの高さ」、ズバリこれでしょうか?
「はい。その要因はあると思われます。でも、白、シルバーに比べ、黒はファッションなどのトレンドと連動している可能性があります」

 ――黒がファッションと結びつくのはわかる気がします。
「また、日本人は無彩色系に対して感性が高いともいわれています。江戸時代には、政府から奢侈禁止令が発令されているなか、『四十八茶百鼠』といって灰色や茶色の微妙な色合いを変化させ、色を楽しんでいた経緯があります」

 ――ふむふむ。なんだか歴史&文化的なウンチク話になりましたね。それで……?
「はい。そのため、白~灰色~黒の無彩色の色の微細な変化に対して色彩の豊かさを感じる文化が自然と根付いているため、日本人は黒、白、シルバーを好んでいるのだと思います」

 ……黒色ボディカラーをきっかけに「我々日本人に知らぬ間に流れている感性」までわかったところで、締めといこう。
記事担当が個人的に「ひゅ~。格好いい」と思う黒色ボディカラーのナンバーワンは、マツダのMAZDA2だぁ(下写真)。これにて「黒色ボディカラー話」終了いたしやす。

 
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