ハンドリングを楽しめる中古車

ハンドリングを楽しめる中古車、今や日本車は80年終盤からのクルマ作り不良から販売不振になり、中古車流通タマ数も激減し、意外と値上がってしまい、国産中古車を買うくらいなら、イタリア車やイギリス車やアメリカ車以外の外国中古車を買うコトも視野に入れて良くなった。

この記事のライターは外人のようだし、外人のモータージャーナリストにも、日本のモータージャーナリストみたく、ポルシェ911ターボやフェラーリ360やアウディーR8やニッサンGT-Rなど、財力お構いナシに無責任な高額中古車を書き加えてもいるようだ。

所詮は中古車、品質や消耗度にもバラつきはあり、今の大して良くもない国産新車を買うより遥かにトクな選択として提案されるべきモノでなくてはならない。中古車だから、ターボは避ける。

国産車は100万円、外車250万円までと思って挙げ直すと

ポルシェ996カレラ(4は要らない)

ポルシェ986ボクスター/ケイマン

BMW M3(E46まで)

トヨタMR2G(SW20)

トヨタMRS

マツダロードスター(NBまで)

辺りだと思う。

RWD、NAで、国産車やドイツ車とすると、こんな感じだろう。

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ハンドリングを楽しめる中古車 28選 前編 ロードスターから911まで
12/23(土) 18:05 Yahoo!ニュース
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「お手頃」な中古ドライバーズカー
 
本誌が「ハンドリング」を高く評価してきたクルマから、いま中古で選びたい28台を紹介する。
純粋な加速性能ではなく、ドライビングの楽しさを味わえる中古車を28台紹介したい。

AUTOCAR英国編集部では過去35年間、毎年最高の「ドライバーズカー」を特集してきた。今回はその候補となったクルマの中から、スポーツカー、スーパーカーハッチバック、セダンなど多種多様なモデルを取り上げる。

【写真】世界に誇るドライバーズカーといえば、やっぱりコレ!【歴代マツダ・ロードスター(MX-5)を写真でじっくり見る】 (47枚)

主に重視しているのはハンドリングだ。新車当時は手が届かなかったような「高嶺の花」も、時代と減価償却の力によって身近なものとなりつつある。機会があればぜひ実車に触れてみてほしい。

マツダ・ロードスター
 
マツダ・ロードスター
手頃な価格のスポーツカーの代名詞。どの世代においても、数千万円クラスのスーパーカーを凌駕してきた。2003年、本誌はロードスター(欧州仕様:MX-5)の「気品のある軽快さ」を高く評価し、「Best Handling Car 2003」に選んだ。そのハンドリングは現代のポルシェ911 GT3にも引けを取らない。

英国の中古車価格は約1000ポンド(約18万円)からだが、各部品の劣化には注意が必要。

トヨタMR-S
 
トヨタMR-S
カミソリのように鋭いフロントエンドにより、当時は賛否両論あったMR-S(欧州仕様:MR2)だが、時が経ち、手頃な軽量スポーツカーが減ったことで再評価されている。高価になる前に手に入れよう。比較的状態のいい個体は現在、およそ3500ポンド(約63万円)だ。

ポルシェ・ボクスター(初代)
 
ポルシェ・ボクスター(初代)
2002年のマイナーチェンジで、初代ボクスターはサーキットにおける精密なハンドリングマシンになると同時に、日常でも快適に使えるようになった。2002年当時の評価では、ランボルギーニ・ムルシエラゴに僅差でトップを譲ったものの、今となっては5000ポンド(約90万円)の中古車とは思えないほど素晴らしい。

オペル・ティグラ
 
オペル・ティグラ(画像はヴォグゾール版)
コルサをベースにした2ドア・クーペで、「デザイナーズ・スーツを着ただけのコルサ」と決めつけるのは簡単だが、安定性が高く、コミュニケーションも取りやすい、楽しいクルマに仕上がっている。今では希少車なので価格はまちまちだが、割りとまともな個体が1500ポンド(約27万円)で手に入る。

トヨタ86
 
トヨタ86
スリップアングルを選び、スピードをつければ、86(欧州仕様:GT86)はどんなコーナーでも滑り抜けていく。コミュニケーション能力が高く、非常に親しみやすいシャシーのおかげで、ほぼどんなドライバーとも馴染めるだろう。現在、走行距離の多いものであれば1万ポンド(約180万円)を余裕で下回る。

アウディR8 V8
 
アウディR8 V8
ロータスエリーゼのリアにV8を詰め込み、四輪駆動で路面に密着する。言うなれば、それがアウディR8だ。新車当時はまさにランドマーク的存在だったが、現在では3万ポンド(約540万円)をわずかに下回る価格で販売されているため、歴史的な掘り出し物となっている。

日産フェアレディZ
 
日産フェアレディZ
できるだけ横向きに走らせるなど、シンプルなことをするためのシンプルなクルマ。きちんと整備された個体を買えば、かなりの回復力が見込める。英国では約7000ポンド(約125万円)で良コンディションのものが手に入る。

ロータスエリーゼS1
 
ロータスエリーゼS1
エリーゼについてはこれまで本誌で語り尽くしてきたため、今さらお伝えできるような新事実はあまりないが、次の警告に耳を傾けてほしい。非常に荒れた個体でさえ1万ポンド(約180万円)以上で売られており、完璧な個体は3万ポンド(約540万円)を超えるのだ。

ポルシェ・ケイマンS
 
ポルシェ・ケイマンS
サーキットを爆走しようが、買い物へ行こうが、とにかく走りは大満足。欠点の少ない個体は1万5000ポンド(約270万円)で手に入る。

ここまでスポーツカーに焦点を当ててきた。次項からは、スーパーカーを見てみよう。

日産GT-R
 
日産GT-R
巧みなコンピューター制御により、GT-Rは我々の固定観念を覆し、初心者ドライバーでも圧倒的なパフォーマンスを手に入れられるようにした。英国では最高出力1000psを謳うようなチューニングが多いおかげで、良い個体を見つけるのは難しいが、R8と同様、4万ポンド(約720万円)以下から手に入れることができる。

初期の車両(2008~2010年)はトランスミッションの問題が発生しやすいので注意が必要だ。

フェラーリ360モデナ
 
フェラーリ360モデナ
伝説的なフェラーリF355の後継として1999年に登場した360モデナは、「レーシングカーのレスポンスとロードカーの軽快さを併せ持つ」魔法のようなクルマだった。本誌はF1マチックも、その「カミソリのように鋭い」レスポンスをかなり気に入った。

価格は4万5000ポンド(約800万円)前後からのスタートだが、良い個体は6万5000ポンド(約1100万円)から7万5000ポンド(約1300万円)の間にある。

ポルシェ911ターボ
 
ポルシェ911ターボ
911ターボは、遊びココロがありエッジの効いた猛烈な走りを見せる。ずぶ濡れのターマックでは、スバル・インプレッサP1のようなラリーで鍛え上げられたマシンよりも速く、確実に周回を重ねていった。今なら5万ポンド(約900万円)前後で購入できるだろう。

次項からは再びスポーツカーを取り上げる。
チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)

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