ヤマハと資生堂？このライター、観てなかったヒトなの？まず、平忠彦ありきだ！平忠彦が乗ったヤマハ、'８５年鈴鹿８Ｈに平忠彦とＫ･ロバーツが組むコトになって、スポンサーしたのが資生堂だ！薄い青？濃淡の青紫だ！
あの頃、ヤマハと言わず、全日本５００Ｖ３やって、日本最強のライダーだった。ヤマハのライダーでＫ･ロバーツと組むなら、ＧＰライダーでなければ、平忠彦しかいなかった。
'８５年直接のライバルは、ホンダのＷ･ガードナー＆徳野政樹。'８４年にＧＰを引退したＫ･ロバーツがドコまで走れるのか？平と徳野の力関係は明白、だから、ロバーツとガードナーの力関係が焦点だった。
ロバーツ＆平は、ガードナー＆徳野をキッチリ引き離して最終の平にリレー、ケニーはピットで寛いでいた。あと少しで優勝だった。しかし、平のＦＺＲはソコでストップ、最終予定の徳野を制し、最終の約３時間を１人で走り切ったガードナーが抜いて行った。
Ｋ･ロバーツは'８６年から、Ｒ･マモラとＭ･ボルドウィンを走らせるヤマハのＧＰチーム、ラッキーストライクロバーツを立ち上げた。鈴鹿８Ｈには、ラッキーストライクカラーのＹＺＦをロバーツ＆ボルドウィンで走らせた。ロバーツ⇒ボルドウィン交替時、燃料補給時に塞いだブリーザーパイプをそのままにピットアウトさせ、コース途中でストップした。ショートカットペナルティーを受け、以後リタイアしたハズ。
平忠彦はＣ･サロンと組んで、資生堂ＴＥＣＨ２１カラーのＹＺＦを走らせた。マシントラブルでリタイアしたハズ。
'８６年はＷ･ガードナー＆Ｄ･サロンのブッちぎりで終わった。
'８７年は平がＧＰでのクラッシュで大ケガ、Ｋ･マギー＆Ｍ･ウィマーのＴＥＣＨ２１チーム監督として、最後マギーが３時間を走り切り、転倒したヨシムラスズキの高吉＆シュワンツを抜いて優勝した。
平忠彦自身は、'９０年にＥ･ローソンと組んでＴＥＣＨ２１カラーのＹＺＦで優勝したハズ。
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オートバイのあれこれ『ヤマハと資生堂。』
1/20(土) 7:01 Yahoo!ニュース エキスパート
Rotti.
モトエンスー(moto enthusiast)
画像引用元：ヤマハ発動機
全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。
今朝は『ヤマハと資生堂。』をテーマにお話ししようと思います。
先日、ホンダのスポンサーカラー(ロスマンズ)を話題にさせていただきましたが、実はワタクシ、あれから“二輪レースのスポンサー”というものが妙に気になってしまい、色々と調べていました。
なので今回は、急きょ(でもないけれど、)前回の続編的な内容をお届けします。
◆『資生堂 TECH21』カラー
▲1985年の鈴鹿８耐での一コマ(画像引用元：ヤマハ発動機)
前回はホンダのスポンサーを取り上げましたので、お次はヤマハ。
ヤマハのスポンサーと言えばタバコブランドの『マールボロ』がもっとも有名でしょうが、今回はあえて化粧品メーカー・資生堂の『TECH21(テック・ツーワン)』カラーをピックアップします。
1985年(昭和60年)の鈴鹿８時間耐久ロードレースでヤマハは、資生堂のサポートを受けることになりました。
(化粧品メーカーがオートバイ業界とタッグを組むというのも、今では考えられませんね…)
理由は、当時資生堂が展開していた男性化粧品ブランド『TECH21』のイメージキャラクターに、ヤマハのレーシングライダー・平忠彦氏が起用されていたためです。
資生堂と組んだヤマハは鈴鹿８耐へ、当時の最新モデル『FZ750』をベースに製作した耐久レーサー『FZR750』を投入。
▲TECH21カラーに塗られた『FZR750』(1985／画像引用元：ヤマハ発動機)
車体はTECH21イメージの淡い青色にペイントされ、その上に「TECH21」と「SHISEIDO」のロゴが配されていました。
そしてこのカラーリングが、一部の市販車にもラインナップ。
『YSR50』や『FZR250』等に限定色として用意され、当時のレプリカブームのなか人気を博しました。
▲1988年登場の3HX型『FZR250』に限定色としてラインナップ
そういえば、2019年の鈴鹿８耐で、ヤマハファクトリーチームは『YZF-R1』にTECH21カラーを復刻させていましたね。
30年以上ぶりの“淡いブルー”に、かつての思い出を重ねた人も少なくなかったのではないでしょうか。
《参考》
ヤマハ発動機 - 鈴鹿８耐 熱狂の時代
Rotti.
モトエンスー(moto enthusiast)
バイクを楽しむライター。バイク歴15年で乗り継いだ愛車は10台以上。ツーリング／モータースポーツ、オンロード／オフロード、最新バイク／絶版バイク問わず、バイクにまつわることは全部好き。
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