MGC選抜基準見直しナシ!ソレで、選手に何を促せる?

MGCやっても、日本男女マラソンは世界から離されるばかりだ。あの幻のモスクワ、瀬古利彦宗茂&猛兄弟が走っていたら、1-2-3すら見込めていたかも知れなかったが、ロス五輪で惨敗、ソウルでは森下がゴール前で敗れ銀、以後はメダルにすら届かず、世界10傑にすら入らなくなったハズ。

企業任せだと、企業経営のブレのワリを食って一貫性ある育成が困難になる。挙げ句、瀬古利彦を選び続けた陸連小掛&エスビーのようにズブズブなあなあが起きて、旭化成ダイエーらがハズされ、強化選考すら滞った。実のところ、企業駅伝メインで育成するのも、フラットなトラックで育成するよりスピードと道路傾斜や外気象対応に良いハズなのに、企業が駅伝を縮小した。

MGC、悪いシステムではない?そうだネ。悪いシステムではないけど、パラメーター設定数値が悪過ぎて、単なる日本記録更新くらいで代表決定してしまっている。設定記録低過ぎて、男女とも世界記録から6・7分ブッちぎられているのに、ヌケヌケと日本代表になっている。どんなレースでも、半分過ぎるとトップグループから離され、日本人最上位だけを争う牽制レースになっている。

設定を男子も女子も世界記録の1分以内、そうでなければレース優勝以外に認めない、該当者いなければ派遣しなくて良く、中高大育成に回したらいい。最低限、成績レポートと引換に、月にシューズ1・2足と栄養補助費2万を各陸上部長距離選手に出したらいい。

今の日本男女代表選手達に出すコト自体、スポンサーマネーのムダ遣いだと思う。瀬古利彦達にとって、政治家や官僚らにとっての税金や赤字国債同様、自分達の賭博賭金くらいにしか思っていないのだ。

スポンサー企業も、役員報酬内部留保に踏んだ食った上、余ったカネを棄てただけだから、痛みはないだろうが。

 

 

 

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瀬古リーダー MGC選考方式は「悪いシステムではない」 次回ロス五輪選考でも採用へ前向きも「男子は思っていたような選手がもう1人入ってほしかった」「あんまりいうと怒られちゃう」
3/10(日) 12:49 Yahoo!ニュース
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 瀬古利彦
 「名古屋ウィメンズマラソン」(10日、バンテリンドーム発着)

 パリ五輪最終選考会を兼ねて行われ、2時間18分59秒の日本記録を持つ前田穂南(27)=天満屋=が残り1枚の五輪切符を獲得し、2大会連続の五輪切符を獲得した。前田の日本記録突破者が出なかったため、五輪代表が確定。男女各3人の五輪代表が出そろった。

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 21年東京五輪に続いて、マラソンの五輪代表選考にはMGCで上位2人を一発選考し、残りの期間で設定記録突破者の最上位者が3枠目を獲得する“MGC方式”が採用された。

 レース後に日本陸連が記者会見を行った。28年ロサンゼルス五輪に向けて、今後もこの選考方式をとるかについて質問が及ぶと、瀬古利彦ロードランニングコミッションリーダーは「強化の方が決める話で、僕はあーだこーだ言えない立場ですけど」と前置きしつつ、「せっかくわれわれが作ってきて、現場の人たちもうわさ話ですけど、この方法がいいと聞いている。悪いシステムではないと思っている。アップデートしてつくっていければ」と前向きな意見を述べた。

 高岡寿成シニアディレクターは「非常によい仕組みとして感じている。前回の検証はコロナの影響で検証できませんでしたし、今回はパリを見ないと言えないと思う。ただ、この仕組みを含めて、結果を残せる仕組み。そういったものであるなら今後もやっていった法がいいという意見が多く出ると思う」と総括した。

 ただ、昨秋のMGCは冷たい雨に見舞われたことで、猛暑が想定されるパリ五輪の気候とは程遠い中での選考レースとなった。選考方式について『優・良・可』で問われた瀬古リーダーは「MGCは大雨でわれわれが思っている夏の大会とは程遠くなってしまった。MGCだけでいうと、きてほしいなという選手がうまくいかなかったり途中でやめたりあった」と本音をのぞかせた。「男子は…あんまりいうと怒られちゃうから」と苦笑いで前置きしつつ、「僕の意見ですよ、『良』ぐらい。『優』まではいかなかった。思っていたような選手がもう1人入ってほしかった。女子は『優』じゃないですか、(MGC優勝の)鈴木優花っていうぐらいですから」とジョークも交えて話した。高岡シニアディレクターは「限りなく100点に近い」と評価していた。
 
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