タマ数制限風潮の犠牲?藤浪晋太郎、未だに自己を確立デキない!

NPBと言わずアマチュアも、指導者から選手に至るまで、大して正しくもないアメリカ式の育成やトレーニングに被れ、それぞれのクビを絞めている。高校野球までは1度負けたら終わりのトーナメント、投手を任せて良い人材はそう多くないし、まして試合を任せて良い投手を1チームに3・4人揃えるのは困難だ。もちろん、任せた日に好不調もあり得る。去年の大阪桐蔭も、夏甲子園は他の投手で勝ち進んだのに、エース前田で負けた。エース前田は高校選抜で世界制覇して、自分の中では夏甲子園惨敗を打ち消した。西谷監督、エースメンタル育成はデキてないのだろう。柿木と根尾と横川の時は競争があったが、藤浪の時は実質一人。一人の場合は、甘やかしてしまったのかも知れない。カレに心身鍛練の意味と、フォームをカラダで覚えさせる意味をキチンと教えなかったし、少なくとも藤浪本人はわかってなかったし、未だにわかってない。ソレは、テニスや卓球などシングルススポーツでもそうだし、レーサーやライダーがナチュラルに操作デキるようになるのと一緒だ。そんなの、高校の部活動でなくても、勉強でもナチュラルに解け回答に導けるよう反復するのと変わらない。まして、カラダを使うのに197センチの巨体、カラダに覚えさせるのは余計にトレーニングが必要だったろうに。

まあ、MLBでも投げたから、本人的には満足しちゃっているのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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昨年100マイル以上が100球以上の14人中、今年の開幕ロースターに入れないのは藤浪晋太郎だけ!?
3/24(日) 16:16 Yahoo!ニュース エキスパート
宇根夏樹 
ベースボール・ライター
 
藤浪晋太郎ニューヨーク・メッツ)Mar 10, 2024(写真:REX/アフロ)
 3月23日、ニューヨーク・メッツは、藤浪晋太郎をAAAに降格させた。

 

 スタットキャストによると、昨年、藤浪が投げた1404球中136球は、100マイル以上を記録した。100マイル以上が100球以上は14人。藤浪の100マイル以上は、9番目に多かった。

 

 彼らのうち、藤浪を含む6人は、今年の開幕ロースターに入れそうにない。

 

 その大半は、怪我が理由だ。988球中295球が100マイル以上のフェリックス・バティスタボルティモア・オリオールズ)は、昨年10月にトミー・ジョン手術を受け、今年は全休となる。

 

 まだ確定ではないものの、この3人は、出遅れる可能性が高い。1017球中473球のヨアン・デュラン(ミネソタ・ツインズ)は右脇腹、1251球中188球のカルロス・ヘルナンデス(カンザスシティ・ロイヤルズ)は右肩、1047球中116球のグレゴリー・サントス(シアトル・マリナーズ)は右の背中を痛めている。

 

 202球中131球のベン・ジョイス(ロサンゼルス・エンジェルス)は、3月22日にAA行きとなった。今春の与四球率は、藤浪以上に高い。藤浪の9.82に対し、ジョイスは11.05を記録している。対戦した全打者に占める与四球の割合は、それぞれ、20.0%(4/20)と24.3%(9/37)だ。

 

 一方、1114球中470球のジョーダン・ヒックスサンフランシスコ・ジャイアンツ)、1961球中135球のボビー・ミラー(ロサンゼルス・ドジャース)、2089球中100球のハンター・グリーン(シンシナティ・レッズ)は、ローテーションの一員として開幕を迎えるだろう。ヒックスは、リリーバーからスターターに転向する。それについては、1月にこちらで書いた。

 

◆「山本由伸を逃したジャイアンツは、平均球速100マイルのリリーフ投手を手に入れ、先発投手として起用」

 

 あとの5人、1008球中269球のアロルディス・チャップマンピッツバーグ・パイレーツ)、1138球中189球のカミーロ・ドバール(ジャイアンツ)、1120球中184球のエマニュエル・クラッセクリーブランドガーディアンズ)、607球中151球のライアン・ヘルズリー(セントルイスカーディナルス)、518球中111球のアブナー・ウリベイ(ミルウォーキー・ブルワーズ)は、今年も、ブルペンからマウンドへ向かう。

 

 藤浪、ヒックス、チャップマンの3人は、今オフにFAとなり、新たな球団に入団した。サントスは、先月のトレードで、シカゴ・ホワイトソックスからマリナーズへ移った。

 

 なお、14人のなかで、左投手はチャップマンだけだ。

 
宇根夏樹

ベースボール・ライター
うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLBメジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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