藤浪晋太郎、カギは左手の動き!

藤浪晋太郎、身長はダルビッシュ有大谷翔平より5センチ以上大きい197センチあり、手足も長い。

ダルビッシュ有大谷翔平が、太く強いアームをシンプルな動きで早く振るコトで速いタマを投げるのとは異なる。

カレは、長い足でより前に早くステップする動きと、カラダの特徴的Z軸捻り戻しと前傾と、長い手の大きくしなやかな振り、全てのタイミングが会えば、イヤ、前方成分の返しが強過ぎれば右打者アウトコースへ、遅れればインコースへ行く。左手の動きでもわかる。

本来、投手はマウンドに上がるまでに仕上げるモノだ。しかし、キャンプ期間の投げ込みが不足して、タイミングを合わせるところに仕上がっていない。だから、何もしないと、経年で落ちて行く筋力で重くなったカラダを動かすズレは、大きくなって行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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100マイル連発で好打者アルトゥーベも翻弄!藤浪晋太郎の快投に米記者は困惑?「球界で最も謎に包まれた投手」
5/28(日) 12:16 Yahoo!ニュース
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球界屈指の打者であるアルトゥーベを翻弄した藤浪。その投球内容に番記者も驚いた(?)。(C)Getty Images
 悩める剛腕は浮上のキッカケを掴むのか。現地5月27日に本拠地で行なわれたアストロズ戦で、アスレティックス藤浪晋太郎がリリーフ登板。1イニングをわずか11球で三者凡退に抑えてみせた。

【動画】新フォームで好投? 藤浪晋太郎がアルトゥーベを翻弄した投球をチェック

 今季の藤浪は開幕から苦しんでいた。この試合まで27.2イニングを投げて防御率12.69、四球率7.81と成績が低迷し、現地メディアで「史上最悪の契約だ」(米スポーツ専門サイト『Sports Keeda』)とも揶揄される内容に終始していた。

 そうしたなかでは、別人のような内容だった。チームが3点のビハインドを追った9回にマウンドに立った背番号11は、足の上げ方を2段に変化させた新たなフォームで小気味いい投球を披露する。先頭の8番コリー・ジュルクスを2球目の99.6マイル(約160.2キロ)低め4シームでサードゴロに打ち取ると、続く9番のマーティン・マルドナードは、カウント2-1からの4球目、99.1マイル(約159.4キロ)の4シームを詰まらせてライトフライに打ち取った。

 そして圧巻はラストバッターだ。2017年にMVPを受賞した経験を持つ好打者ホセ・アルトューベに対し、100マイル(約160.9キロ)台の4シームを連発。ストライクゾーンを目いっぱいに使いながら真っ向勝負を挑むと、最後はカウント2-2から内角高めにスプリットが決まって見逃し三振に切って取ったのだ。

 もっともチームは追いつけずに3-6と敗戦して10連敗。10勝44敗の借金34となったのだが、藤浪の見違えるような好投は、スモールサンプルながら数少ない“希望”とも言える。それだけにチームを追っている番記者たちもさまざまに反応している。

 アスレティックス専門サイト『A's Unleashed』のカール・ブスチェック記者は「シンタロウ・フジナミはアストロズに対して三者凡退の投球を見せ、最速100.9マイル(約162.3キロ)のボールを投げた」と振り返ったうえで、「フジナミは球界で最も謎に包まれたピッチャーだ」と指摘した。

 ようやく手ごたえを掴んだ感のある藤浪。はたして彼はここから継続して結果を残していけるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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