元巨人堀内恒夫、巨人Ｖ９を支えたエースだった。川上哲治監督下で、勝負の勘所を抑える部分の実行者という存在だった。川上野球を、身を以て学んだヒトのハズだった。だが、カレ自身が巨人監督となったのに、全くそんな存在を見出すコトも育てるコトもデキなかった。単に、清原和博とジャレてただけだった。
今回のＣＳ巨人敗退についての敗因分析、「打てなかった。コレに尽きる。」だって？何て御粗末な分析？まあ、カレ自身、ＣＳを戦ったコトも率いたコトもない。しかし、カレ自身、Ｖ９までの短期決戦、日本シリーズを戦って来た経験があるハズ。短期決戦が、シーズンと同様に打って走って点が取れていたか？キチンと守り、失点を減らして、相手チームより多い点を取って達成して来たのではないのか？ボケて忘れたのか？ソレでは、巨人監督再任どころか、沢村賞審査委員長もやるべきではない。
堀内恒夫は、川上監督が日本シリーズで、最多勝渡辺秀武すらローテからハズすくらい、短期決戦先発の適性を見極めていた。イヤ、先発登板順もだ。エースが菅野智之だと言うなら、何故菅野智之をＣＳ第１戦に起用しなかったか？菅野智之と戸郷翔征の順番は逆だった。第１〜３戦に戸郷、菅野、グリフィンで３連敗して、何で第４·５戦を三下投手を起用した？挙げ句、中継抑えの適性を鑑みるコトなく、第６戦先発戸郷、抑え菅野にした？明らかに、阿部慎之助監督の起用順ミスだと思う。
後もう一つの観点は、エースメンタルの有無だ。大谷翔平にあって、ダルビッシュ有や佐々木朗希や菅野智之や戸郷翔征にないモノだ。大事な、負けられない試合、勝たなくてはいけない試合、自分がチームの勝敗を背負う。チームが勝つために投げ、味方が点を取るまで相手をゼロに抑える。相手に点を取られるのが仕方なくても、味方リードの範囲内に抑える意識の中で、抑える姿を味方やベンチに見せ、勝てると感じさせるのがエースだ。
ダルビッシュ有らに代表される、良いピッチングをしてクオリティースタートで試合を作れば良い、勝てたら良かった、負けても仕方ないって、エースへの見方ではない。
堀内恒夫、そんなコトすらわからなくなっている。もはや、沢村賞審査委員長としてもおかしいのだ。
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【巨人】元監督の堀内恒夫氏がＣＳ敗退の古巣に言及「『打てなかった』。もうこれに尽きる」 10/23(水) 22:46 Yahoo!ニュース 93
レジェンズOB対決に出場した堀内氏 巨人元監督で評論家の掘内恒夫氏（76）が23日、自身のブログを更新。CSファイナルステージで敗退した巨人について言及した。 堀内氏は「残念ながら日本シリーズへ進出できなかったね」と敗退を嘆くと、「最大の原因は一言で言って『打てなかった』。もうこれに尽きるね」と6戦わずか9得点の貧打線を敗因とした。 続けて「いくらどんなにいい投手陣が揃っていても、0点では勝つことができない。ピッチャー陣が1点を必死に守り、つなげたり、先発ピッチャーは失点0でも代えられてしまう悲劇。それでも勝ち続けるってやっぱり限界があるよね」と投手陣をかばった。 それでもアドバンテージの1勝があっただけに、「リーグ戦の優勝チームには、有利なハンディキャップが与えられているわけだから、力があれば、日本シリーズへ進出する可能性は高いはず。そういう意味で言えば巨人は他球団に比べて少し選手層は厚かったけれど、まだ本当の強さではなかった。そう戒めて個人個人が来年に向けた一歩を前向きに進めてほしいと思っています」とチーム力の底上げを期待した。 堀内氏は最後に「さて、『来年に向けて』と言えば明日はドラフト会議だね。楽しみだ」と新戦力の補強に期待していた。
東スポWEB
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