ホンダNSX30周年

最初から、設定が甘かったのではない?
・ホンダのイメージリーダーたるエンジンが、レジェンドベースV6にツインカムVTEC化では余りにフツ~。横置ミドシップならF3エンジンの直4でもF3000の無限V8でもレーシーだったろう。このクルマより10年古いGCやF2用直4でも300馬力あった。NSX開発の比較対象は専らフェラーリ328だったから、横置V8でもアリだった。F1イメージでV6ツインターボやV10やV12なら縦置する選択だったろうに。桜井サンが市販車開発担当を辞めたのも、ココだと思う。
・インボードの4輪ダブルウィッシュボーンのせいで、ブレーキ類のサイズアップや4ピストン化ができない。鉄フレームにしていたら、長目のアームをハイアッパーマウントできたろうし、ブレーキもサイズ増、キャリパーサイズ増しやすかったろう。
・レースに使うなら鉄メインにしないと、補強や溶接がしにくい。アルミにしたせいで、モーター屋やカーショップだけでなく、ホンダディーラーすら混乱に陥れた。オートバイの構造同様、鉄フレーム&FRPカウルなら、オートバイ屋でもサービス対応できたのでは?製造もオートバイ工場でできたように思う。アルミ用新工場すら、要らなかった。