よく、政治家はバカな舌禍を起こす。かつて、原爆の長崎投下を｢仕方なかった｣と言ったのは誰だったか？浅田真央のコトを｢大事なトコでコケてばかり｣と言ったのは誰だったか？政治家の中には、エラくなったから自分は何を言っても許されると思い込んでいるヒトは多いだろう。老後必要資金試算について、バカなハレーションを起こした現役重鎮閣僚もいる。自らを重鎮と思い込んでいるクセに、クチは軽薄に過ぎる。でも、前言撤回で逃れているつもりらしい。杉田水脈もそうしたヒト達にドップリ浸かって、朱に交わり紅くなったヒトだろう。
杉田水脈舌禍、弁護士的な言い方では｢依頼人はウソをつく｣に等しいと解釈している。現実には、被害者も加害者もウソはつける。そう言えば済む話を、片側の立場に立って発言、よりにも依って、オトコ側の立場に立って言ったのがこの言葉だ。
しかし、こんな解りきった話を、パブリックな場で発言するべきか？こうなるコトは解りきっているのに、議員になるとわからないのか？議員になると何でも言って許されると思うのか？党や仲間が庇ってくれると思うのか？人間、トシを取ると、周りに諫めてくれるヒトはいなくなる。一方で、自分自身思い込んだコトを発言して良いか、自制が利かなくなる。
ソコだけを取り上げたから、騒ぎになったワケではないだろう。田原俊彦のビッグ記者会見は、芸能マスコミとジャニーズが田原ツブしのためにヒドい言葉だけを繋ぎ合わせて放送して、バカな視聴者をミスリードした。
あくまで、彼女は国会議員だ。殆ど、ビートたけしがＴＶタックルとかで放言するような内容だ。こうなるコトがわからなかったと言うなら、国会議員たる資質に欠けていると言うべきだ。
