政治家や官僚の本音

別に、このヒトが特別なコトを言ってるワケではない。今の日本、教育受けて政治家よりは国民の方が賢かったりする。だから、キチンと各答弁聞いて、キチンと答えているか/はぐらかしているか、国民の方がわかっている。

官僚は、政治家をダマし他省庁官僚をダマしたり空かして我を徹すための駆け引きをする。だが、主要教科は勉強してても他の知識は斬り捨ててるコトも多い。

岸サンは、その世界にいられなくなって辞めた。だけど、人間本質は変わりない。だから、抜け抜けとこんな発言は出るし、政治家や官僚と似た土俵での相撲になるのだ。

別に、何の印象もない。大事なのは言葉の中身が必要な意味を持っているかどうかで、逸れていたら指摘するコトを国民がしなくてはならない。

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岸博幸参与がトンデモ助言「相手に言質を与えないことが大事」で“すれ違い答弁”推奨の大暴論
8/13(金) 9:06 Yahoo!ニュース
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岸博幸氏(C)日刊ゲンダイ
「成長戦略、規制改革、経済産業政策、広報戦略について、適宜、総理に対し情報提供や助言をいただく」

菅首相 官房長官時代に使った機密費“86億8000万円”の衝撃

 起用の理由について、加藤官房長官は会見でこう明かしていたが、一体、どんな助言をしているのか。7月、コロナ禍を巡る「さざ波」発言で辞職した嘉悦大教授の高橋洋一氏(65)と入れ替わる形で内閣官房参与に任命された慶応大大学院教授の岸博幸氏(58)のことだ。

 岸氏は9日放送の読売テレビ「かんさい情報ネットten.」にリモート出演。菅首相が7月30日の会見で、記者から東京五輪パラリンピックを予定通り開催するか、を問われた際にチグハグ答弁になった点について、「国会答弁としては100点、国民への説明としては0点だと思います」など言い、さらに「これが国会答弁なら野党の議員からつっこまれて、いかにすれ違い答弁をして答えないで相手に言質を与えないことが大事。でも会見の場合は国民に説明しなければいけない」などと持論を展開したのだ。

 岸氏は<この答え方は総理に『ダメっすよ』って言いましたから>などと振り返っていたが、「国会答弁なら(略)いかにすれ違い答弁をして答えないで相手に言質を与えないことが大事」とは一体何なのか。国会質疑は、与野党議員の後ろにいる有権者=国民に説明する場ではないのか。

「相手に言質を与えないで答えることが大事」という暴論が通るのであれば、最初から国民に説明する気がないということだろう。これでは質疑が成り立つはずがない。「ダメ」なのは岸氏本人ではないのか。

 ただでさえ、質問に対する答弁が噛み合わず、「ヤギさん答弁」などと揶揄されているのが菅首相だ。この上、岸氏の“トンデモ助言”が加わったらますます迷走し、支離滅裂になるのは目に見えている。

 ネット上でも<岸さんは旧通産官僚出身だが、役所で何を学んできたのか><はぐらかしてばかりいたら物事は進まない><さすが悪名高き竹中平蔵の子飼い>などと疑問視する声が続出。立憲民主党蓮舫参院議員も自身のツイッターで、<岸さんご本人の認識がダメでしょう>と書いていた。

 バラエティー番組のコメンテーターだった頃のクセで、つい面白おかしく話してしまったのかもしれないが、自分の助言が国民生活を左右するかもしれない、ということを忘れないでほしいものだ。

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