大阪都構想の住民投票、今回で２度目だった。前回は賛成と反対で数％しか違わなかった。今回は、１８歳からの投票になり、有権者数が増える。比較的バカな層は、日本で東京都に次ぐ"２番目の都になる"と考えて、賛成するかも知れない。
維新は、今回も本当の狙いを隠し通した。表の理由たる"二重行政の是正"は、キチンと考えたらウソっぱちだとわかる。
世の中、日本の都道府県と市町村に限らず、世界中の州と市などでも、フツ～に二重行政だ。二重行政は地球上、ドコにもあり、それだけが問題になった例は大阪市以外に報じられたコトはない。世界中に、大阪市の恥を曝しただけだ。
今回の案でも、"二重行政"は撤廃されない。２４区を特別区４区にし、区長は公選になる。府知事のイエスマンを区長に任命すれば二重行政は撤廃されるが、そうではない。以前は大阪府と大阪市を公選、区長は市長のイエスマンを任命された。ハシモト府知事時代は(府知事当選後、ハシモトが自民を裏切ったので、自民は平松市長を支援して)平松市長との対立関係があったが、吉村府知事と松井市長は維新同士で対立はない。仮に大阪市４区を公選すると、４区全て勝たないと負けた区はそれこそ二重行政の弊害が残る。維新に４区勝つ人材がいるのか？今の２４区区長、都構想説明会他で無能を曝した。元々、ナニワのエリカ様すら元維新なのだ。
本来、大阪市廃止の目的は、大阪市の利権構造を破壊し、大阪府を維新利権に取り込むコトだ。松井サンは元土建屋サンなので。
２度目の住民投票なのに、維新はこの勝負を甘く見ているのではないか？賛成と反対を書かせて、どちらが間違う可能性が高い？(死票になる可能性の問題)賛成は画数２１、反対は画数１１。賛成の字を間違えて死票を出す可能性の方が、反対のそれより遥かに高い。単に、賛成を○、反対を×と書かせる投票方式にしていたら、死票の可能性は遥かに低かった。
まだ、速報は出ていないが、死票がどれくらい出るかも、関心がある。
