一体、何の忖度?フリー女子アナを女優にしたいの!

このライター、ドコから依頼されて忖度記事を書いているのか?

特に局アナ転身のフリー女子アナ、転身したなりの理由持ちが多い。田中みな実は芸人藤森の手が着いたし、宇垣美里はフジ三上とジャニタレ伊野尾シスターになって、それぞれアナウンサーとしての仕事がなくなった。鷲見玲奈は不倫バレて、アナウンサーとしての仕事がなくなったから辞めた。

それらの話に一切触れず、こういう記事を書くって、バカを釣るイメージ操作か?

局アナ女子アナのタレント化やキャバホステス化は、フジテレビが全面に押し出してやっていたのを、他局も手を変え品を変えやっている。

もっとも、女子アナとしてテレビに出る以上、局のイメージを背負う。それがタレント化するコトで、業務依頼する関連会社のイメージも背負うコトになる。ソコの観念が抜け、ホステス張りの枕営業を越え、ダレカレ構わずマタ開いて撮られたら、そもそもイメージ商売たるタレント業は成り立ちようもない。

だから、野際陽子の後、極一部、池田裕子や山村美智子らは女優タレントに転身した。まあ、池田裕子はその後不倫やらかしたけど、女子アナ時代は発覚してなかったハズ。

少なくとも、女子アナ時点でスキャンダル発覚するようなイメージ管理ができないオンナに、ホントのイメージ商売たるタレント業などさせられないのが、マトモな芸能事務所のスタンスだ。

もっとも、今、田中みな実や宇垣美里や鷲見玲奈らに仕事渡してるのは、抱える側もキャスティングする側も、夏目三久を囲おうとして面倒見たタナベさんみたく、ワンチャンあるかと仕事を渡してるだけだ。バカな思惑だけ、サラサラ実力などではない。

***************************

野際陽子さんに続く“元アナの女優転身”なぜ出てこない? 「フリーアナウンサー」の利便性とその呪縛
8/1(日) 8:40 Yahoo!ニュース
 381
  
現在放送中のドラマに出演している田中みな実と宇垣美里(C)oricon ME inc.
 今期ドラマ『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)に出演中の田中みな実、『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)には宇垣美里と昨今、フリーアナウンサーの女優業進出が目立つ。これまで鷲見玲奈、川田裕美加藤綾子もフリー転身後にドラマ出演したが、いずれも話題づくりの印象が強かった。だが、ここで思い出してもらいたい。故・野際陽子さんが“アナウンサー”だったことを…。彼女のように、元アナが女優としても評価された存在はかなり稀有だ。そこにはやはり、“フリーアナウンサー”という特異なカテゴリーの壁が立ちはだかる。飽和状態ともされる、令和のフリーアナの生きる道とは。

【写真】田中みな実、ドラマで胸元&太ももを大胆披露 ”パンチラ”武器のお色気役熱演

■相次ぐフリーアナの“女優デビュー”も、出演作続かず… 求められる強靭メンタル

 ここ数年でフリー転身した人気女性アナは、例外なく女優デビューしている。2016年にフジテレビを退社し、フリー転身した加藤綾子は、2018年に『ブラック・ペアン』(TBS系)で連ドラレギュラー、連続テレビ小説『半分、青い』(NHK)に出演。

 2015年に読売テレビを退社した川田裕美は、フリー転身時に「女優にも挑戦したい」と意気込みを述べていた。その言葉通り、翌年、連続テレビ小説とと姉ちゃん』(NHK)、『天才バカボン2』(日本テレビ系)、『義母と娘のブルース』(TBS系)に続き、『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)で大谷良平演じるラグビーチームの監督の妻役までを演じた。

 「局アナが同局のドラマで、アナウンサー役として出演することはよくありました。ですが、フリーアナの、アナ役以外でのドラマ出演はやはり、ドラマ広告記事のネタの一つの印象が強く、少なからず批判の声にもさらされます」と話すのは、メディア研究家の衣輪晋一氏。

「“餅は餅屋”に代表されるように、日本には専門のことは専門職に任せたほうが良いとする職人文化がある。代表的なのが、俳優のアニメ声優出演や歌手デビュー。『君の名は。』の神木隆之介さんのように寧ろ称賛を浴びる場合もありますが、多くの場合、『生半可な気持ちで入ってくるな』『その界隈を汚すな』との一部の視聴者の声が相次ぎます」(同氏)

 そんな中、アナウンサーがこのハードルを乗り越えるには「実力もさることながら、世間の声に負けない強靭なメンタルも必要」と衣輪氏は語る。実際、上記のフリーアナは、いくつか作品に出演した後、女優業をする姿は見られなくなった。

■鷲見、宇垣、みな実揃って限られた配役… キャラ“隠す”女優と“求められる”アナの壁
 そんな中、今年に入ってフリーアナの連ドラレギュラー出演が相次いでいる。昨年テレビ東京を退社した鷲見玲奈が、今年1月期のドラマ『アプリで恋する20の条件』(日本テレビ系)でメインキャストとして初の連ドラレギュラー出演。2019年にTBSを退社した宇垣美里も、現在放送中のドラマ『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)で初の連ドラレギュラーを獲得している。

 中でも目立った活躍を見せているのが田中みな実だ。2014年TBS退社以降、しばらくはMCを中心とするアナウンサー業に専念するプライドを見せていたが、念願の帯番組MCを務めた『ひるキュン!』(TOKYO MX)が終了となった2019年頃からモデル業、初の写真集出版、女優業と活躍の場を広げ始めた。

 2019年に『絶対正義』、『ルパンの娘』、『モトカレマニア』とフジドラマ3作に連続出演。2020年には『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で狂気的な演技が話題を呼び、『ノースライト』『光秀のスマホ 歳末の陣』でNHKドラマにも出演した。

 8月には「あらゆるジャンルで仕事をするうちに、新たな分野に挑戦したいという意欲に駆られました」として、宮根誠司羽鳥慎一が所属するテイクオフから、戸田恵梨香有村架純らが所属するフラームへ事務所を移籍。その後も『生きるとか死ぬとか父親とか』(テレビ東京系)で主演・吉田羊の相方アナ役に続き、『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)でヒロイン・新木優子のチーフアシスタント役で、メインキャストとしてレギュラー出演。11月には『ずっと独身でいるつもり?』で映画初主演を飾る。

 だが、昨年放送された『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)では、話題となったドラマ『M 愛すべき人がいて』について、「本当に客寄せパンダみたいな意味合いでキャスティングされたことも自分で理解していた」「何者でもないんですよね、本当に。全部中途半端だなって」と吐露している。

 鷲見玲奈の『アプリで恋する20の条件』も、野村周平演じる年下男子を翻弄する“きれいなお姉さん”が話題になったが、アナ時代からアイドル色の強かった田中、宇垣、鷲見いずれにしても、男を翻弄する(される)役やキラキラ女子といったこれまでのイメージに合った配役が多い。女優はプライベートが見えなかったり、どこかミステリアスな部分を残す方が良いとされる側面がある。「局アナ時代から個性を出すことが求められ、バラエティや報道それぞれで視聴者からのイメージが固まってしまっているアナの配役が狭まるのは仕方がない」と衣輪氏は分析する。

■女子アナの“何者”問題、女優業乗り出すも「フリーアナ」の汎用性の高さが仇に
 人気アナウンサーがフリーに転身する例は男女ともによくあるが、「本格俳優デビュー」に乗り出すのは女性が目立つ。これは“女子アナタレント化”問題にも通ずるが、男性アナより女性アナの方が活動の幅が広く、これがフリー転身後に加速する印象がある。

 その道を切り開いたのが、野際陽子さんだろう。1958年にNHK入局、週3本のレギュラーをこなす人気アナに。1962年退職後、63年には『悲の器』(TBS系)で女優デビュー。68年『キイハンター』(TBS系)、92年『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)で地位を確立すると、『浅見光彦シリーズ』(フジテレビ系)、『ガラスの仮面』(テレビ朝日系)、『TRICK』(テレビ朝日系)などで独自の存在感を放つ大女優に。81歳で亡くなる直前まで役者業を全うした。

 「その勝因は、肩書きを捨てたこと」と衣輪氏。もはや野際さんに「アナウンサー」の印象はない。NHK退社後、「フリーアナウンサー」ではなく、ほぼ完全に「女優」に専念。「『ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~』(BS朝日)で野際さんご自身がおっしゃっていましたが、『TRICK』出演時、阿部寛さんをして『俳優として野際さんのようになりたい』と言わしめた人物。また、1996年の『徹子の部屋』(テレ朝系)では、離婚の理由の一つを『良妻賢母と言われていたけれど、任じゃないっていう感じがした』と回顧。良妻賢母のイメージが定着して、役の幅が狭まることも嫌がられた。女優として、人としての覚悟が違います」(衣輪氏)

 これを聞くと、「フリーアナ」は先述の田中みな実が言う通り、“中途半端感”がどうしても付きまとってしまう。彼女はフラームに移籍後も、『グータンヌーボ2』(関西テレビ)や『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)のMC、TBS時代から担当するラジオ『あったかタイム』のパーソナリティもしていることから、「アナウンサー」の肩書きを捨てることは難しいだろう。

 「フリーアナ」の肩書きは、司会、モデル、グラビア、ドラマ、CMと何でもでき、汎用性が高いながらアナウンサーブランドの品格も担保されており、大勢の「タレント」との差をつけられることから、非常に便利なのだ。しかし、実質今の女性フリーアナウンサーたちの活動は、マルチタレントと差はない。だからこそ、その活動の幅を広げれば広げるほど、視聴者からすれば「アナウンサーのくせに」「お前は何者なんだ」感がある。

 実際、その潔さから“女子アナ嫌い”のマツコ・デラックスも絶賛している上田まりえは、日本テレビ退社後、「フリータレント」を名乗っている。元NHK有働由美子も映画『記憶にございません!』でニュースキャスター役を演じたが、報道やアナウンサー業に専念している印象。これこそが本来の「フリーアナウンサー」のあるべき姿なのでは…と思わざるを得ない。

 しかし、フリーアナはイベント・司会業で生計を立てるパターンも多いが、このコロナ禍でその席はかなり限られ、バラエティでの座席も激減。「女優業」に活路を見出す者が絶えない理由もうなずけるが、そこには相当な実力、強靭な精神力に加えて、肩書きに対する“覚悟”も求められる。今後、野際陽子さんに続く元アナ大女優が誕生するのか。まずは今期ドラマでの田中みな実、宇垣美里の活躍を見届けたい。


(文/西島亨)

***************************