瑛太弟使って、NSX礼讃回顧?

ホンダNSX、初代2代目見て、ホントに素晴らしいと思ったか?

出す出す詐欺で、ファンの期待を散々に膨らませた割に、大したモノは出て来ない。今更挙げたくないくらい、期待していた。

F1総監督卒業後、市販車開発に異動した桜井サンが「フェラーリやポルシェをブッちぎる!」と宣言したクルマ作りを目指したら、こんなモノは出て来なかった。

商品として見比べたら?70/80スープラやR32GT-RやGTOらと、スペックや値段や速さやレース他の順応性など比較して、勝てるクルマか?

日本の自動車メーカーとして、日本人がキチンと買える、使って、置ける、安く美味く速く壊れないクルマであるべきだったのだ。ニッサンが高級車で、読みを誤ったQ45やシーマやJフェリーを出したコトと同じだった。トヨタがそれぞれのジャンルで出した、セルシオ/LS400やSW20は正しい答だった。

メーカーの特異性をアピールして、余りあるハズれと経営赤字をもたらした。ニッサンはハズれクルマを造る栃木を生かすため、座間や村山らの工場を閉鎖し、銀座も維持できなくなった。ホンダはエンジンサプライヤーとしての負担もデキなくなるくらい、アルミ工場はバカだった。カーディーラーには治具すらなかった。元々、オートバイ工場でアルミフレームを作り、外皮FRPカウルならバカ投資の必要はサラサラなかった。最悪アルミ造りでも、バイク屋でサービスデキたし、バイク屋で集客メリットも出せた。

ファンの期待を、キチンと拾えないメーカーだ。

誰が、曲げてしまうのか?

結局、こんなモノしか出て来ないメーカーなのだ。

2代目に関して、プリウス擬きのフロント見ただけで、見る気すら失せた。HSVを出した方が、遥かにマシだった。

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初代ホンダNSXの偉大さとは何だったのか? 極上のタイプSから見る“スーパーカーの革命児”の今(俳優・永山絢斗の“ヤングタイマー”探訪記)
9/10(金) 20:51 Yahoo!ニュース
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取材車は、ホンダの純正アクセサリーを手がけるホンダ・アクセス社が所有する1台。しかも、1997年に追加された軽量化グレード「タイプS」だ。
「ボ、ボ、ボクらは少年探偵団・ヤングタイマー探訪記第2部」のはじまりです。1980年代、1990年代に販売された“ちょっと、古い、クルマ”に焦点を合わせ、クルマをこよなく愛する俳優・永山絢斗が当時の車両の正体を暴く“探偵”に扮します。今回は、探偵の生まれ年である1989年に登場した日本車を取材。永山探偵をサポートする“物知り少年”は自動車評論家の小川フミオ(少年O)とGQ JAPAN編集部のイナガキ(少年I)のふたり。取り上げるのは、ホンダのスーパーカーNSX」(初代)だ。

【写真を見る】極上の初代NSXタイプSの詳細(31枚)78万円のトランクスポイラーもチェック!

今なら1500万円以上!?
少年I:CAN YOU CELEBRATE?

少年O:黒のハイネックスウェーターに、バーバリーチェックのミニで登場か。きみに似合うかどうかはさておき、そのスタイルといえば……。

少年I:もちろん、安室奈美恵さんです! 大ヒット曲『CAN YOU CELEBRATE?』は、いまでもカラオケで歌うひとが多いし、2019年にテレビで放映された引退前の“最後の告白”、感動的で涙でました。

探偵:それと今回のホンダNSXがどう関係しているんでしょうか?

少年I:ホンダNSXといえば、1989年にホンダが鳴り物入りで発売した世界初の総アルミニウム製モノコックボディのミドシップスポーツ。日本では1990年9月の発売ですね。1990年代には、国内レースでの活躍が鮮烈に記憶に残っているという方も多いのでは。GTレースのデビューが、1997年の「avex童夢無限NSX」でした。ちなみに当時の安室さんの所属レーベルがavexだったんです。

探偵:なるほど。ちゃんとした理由があるんですね(笑)。そういえば先日、初代NSXを見ましたが、今見てもカッコいいですね!

少年O:今回のNSXタイプSは1997年型です。そもそもNSXは、フェラーリやポルシェを仮想ライバルにしたというモデルで、専用開発した90度のV型6気筒エンジンを、1350kgと比較的軽量なボディの後車軸前に搭載したモデルでした。ホンダでは、エキゾチックスポーツカーと一線を画す操縦のしやすさも考慮していたといいます。それでも素性のいい設計ゆえ、スポーツカー好きのみならず、レース関係者からも大歓迎されました。

少年I:タイプSはマニュアル変速機モデル専用のスポーツ仕様として、1997年にデビューしました。さらによりスパルタンなタイプSゼロを含めて、ホンダとしてはけっこうなこだわりをもつグレードですよね。そういえば、ハイブリッドスポーツになった現行NSXも、生産終了を前に発表されたのが、やはりタイプS。

少年O:それ知っています。スポーツカーが集まる米国西海岸の夏のイベント「モンタレーカーウィーク」のチャリティオークションに最初の1台が出品されて110万ドル(約1億2000万円)で落札されたんですよね。そもそも、今回のタイプS、限定350台のうち、北米むけは300台、日本向けは30台というから、あちらでの人気ぶりはたいしたものです。

探偵:1億円超ですか……そういえば初代NSXの中古車相場も高騰しているようですね。

少年I:今回の取材車両は走行距離4万km超で、かつホンダ自身が整備してきた個体ですから、おそらく1500万円はくだらないかと。2000万円で販売されてもおかしくないかも。

少年O:初代のタイプSは内容が濃いモデルでした。約45kgの軽量化、締め上げたサスペンションセッティングの採用、軽量BBS鍛造ロードホイール装着、専用デザインのレカロ製バケットシート搭載、というぐあいで、さらにシフトノブはチタンの削り出し、ステアリングホイールは当時のスポーツカーの”お約束”ともいえるモモ社の小径レザー巻き、シート地は2トーンですね。

少年I:しかも試乗車には、ホンダの純正用品を手がけるホンダ・アクセス社が開発した前後5段階減衰力調整機構付き「スポーツ・サスペンション」と、ドライカーボン製の「トランクスポイラー」が装着されています。初代登場から20年後の2011年、さらにNSXの魅力を高めるために開発された商品になるそうです。

探偵:トランクスポイラーはパッと見ても高価そうですね……。

少年I:当時の価格は78万円(税抜き)! スポーツ・サスペンションは27万8000円(税抜き)でした。

ドライビングは痛快!
探偵:いま乗っても“ビシッ”としているのが、新鮮でした。ホットなモデルが好きなので、カチカチとみじかいトラベルで決まるシフトワークと、重めのクラッチペダル、そしてアクセルペダルの踏みこみに反応が速い3.2リッターV型6気筒エンジンと、走り出しからヤラれてしまいました。

少年O:発表当時のMT車パワーステアリングではなかったので、ハードなスポーツカーという印象もありました。でも、今回のタイプSは操舵感覚もよかったですね。カーブでの軽い身のこなしはミドシップならでは。

探偵:エンジン回転を上げてやると、大きなトルクで、後ろから“ガーン”と背中をどやされる感じが、たまらないですね。

少年I:ぼくが乗っているフェラーリ360モデナ」よりもエアコンはよく効くし、荷物は積めるし、オートクルーズ機構は付いているし、実用性の高さに驚きました。360モデナより約10年も基本設計が古いクルマとは思えないです。

探偵:たしかに1989年登場のスーパーカーとは思えないほど“快適”でした。とにかく運転しやすかったのが印象的ですね。クラッチが重い点を除けば(笑)。

“クルマの総合商社”
少年I:1990年代のホンダは、軽のオープン2シーター「ビート」(1991~1996年)や、ハイチューンのオープンスポーツ「S2000」(1999年~2009年)もラインナップしていましたよね。F1復帰は2000年からですし、あらゆるクルマの総合商社というかんじで、ユニークな存在でした。個人的には電動開閉式メタルトップを持った「CR-Xデルソル」も好きでした。

少年O:S2000、いまもいい状態の個体があれば、乗りたいですね。BMWなんかも顧客に持つオーストリアのエンジニアリング会社「AVL」が開発したという、当時としてはかなり高出力(250ps)の直列4気筒自然吸気ガソリン・エンジンを搭載しました。あのエンジン、ハイオクのなかでも、オクタン価が100にかぎりなく近いと言われていた九州石油のものではないとエンジンが不調になるなんて、オーナーは信じていました。東京都内にサービスステーションが少なくて困ったものです。

少年I:コウノトリの図柄の「ストーク」ですね。たしか、2008年に新日石の子会社となり、のちにENEOSになってしまいました。

探偵:これも一種の自動車にまつわる都市伝説ですね。本当かどうかわからない、こういうエピソードが生まれるのが、名車の名車たるゆえんでしょう。私は自動車の世界では、まだまだ若輩者ですが、そこを楽しんでいます。

少年I:60s 70s 80s……まだまだ取材しなくてはいけないクルマはたくさんありますね!

少年O:最後も安室奈美恵さんですか(笑)。

【プロフィール】俳優・永山絢斗(ながやまけんと)
1989年3月7日生まれ。東京都出身。2007年『おじいさん先生』(日本テレビ系列)で俳優デビュー。連続テレビ小説『おひさま』や『べっぴんさん』(NHK総合)、『ドクターX~外科医・大門未知子~ 第5シリーズ』(テレビ朝日系列)、そして2021年には『俺の家の話』(TBS系列)に出演。映画では2010年の『ソフトボーイ』で第34回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞。

<出演情報>
・2021年10月スタートの土曜ナイトドラマ『言霊荘』(テレビ朝日)に中目零至役で出演。
まとめ・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.) スタイリスト・Babymix ヘア・松本明男 メイク・中村了太

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