村中が言う?指導過誤、村中は逆だと思うが。

せっかくドラフト指名されながら、1軍はおろか2軍ですら場を与えられずに、入団3年以降に戦力外になる選手は多い。

指導方針として、選手をダメにしてるのは、大きく2通りだと思う。

1つは、力は出るけど故障の素になりかねないカラダの使い方をしてるのに、直さず使い回して故障させてしまう。

コレは、村中始め、ヤクルトにやたら発生する。伊藤智は有名だし、石井一も隔年に近かった。舘山は故障しては手術してた。由規は消えた。

 

もう1つは、コーチの好みや教科書通りを濫用し、矯正を強制しまくり、雁字搦めにするやり方だ。

阪神の藤浪やロッテの京大田中に対する指導は、将にそれ。イップスにまでなり、藤浪は浮上できないし、田中はサラリーマンに転身した。日ハム斉藤も被害者、175センチもないカラダをヒザから使うフォームを去勢されたフツ~の投げ方にされ、挙げ句にスピードアップを要求された。それで肩から壊した。巨人も、大抵のドラ上位はコーチ陣の毒牙にかかる。

 

例として、主に投手を挙げたが、打者にはもっとネチっこい。スリ足好きのコーチは、前側のヒザが動くだけでネチネチ。王が巨人助監督時代、駒田に一本足打法をさせようと荒川道場に幽閉した。駒田には合うハズなく脱走、吉村が大ケガするまで、駒田は干され続けた。駒田が数少ない巨人からの他球団移籍者なのは、この件が作用している。

不思議なのは、村中が中日高橋を挙げて後者を責めているコトだ。村中は、明らかに前者の被害者だ。

ヤクルトの場合、抜擢してもらい使ってもらえるから、不満はないからか?しかし、画面で見ても、奥川でさえ"この投げ方、持たないんじゃないの?"と思う投げ方だ。夏の甲子園でも、タマ数制限あっても決勝戦は負けてた。

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元ドラ1が危惧する「一番危ない」指導とは? 金の卵のブレークを阻害する“過干渉”
11/7(日) 7:10 Yahoo!ニュース
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元ヤクルト“ドラ1”村中恭兵氏「いい指導しても、本人が理解しないと」
 
元ヤクルトの村中恭兵氏【写真:荒川祐史】
 ドラフト1位で指名された選手をはじめ、才能に溢れた“金の卵”たちが毎年、プロ野球の門を叩く。ただ、全ての選手がブレークできるわけでなく、頭角を現せないままユニホームを脱ぐケースも。自身の取り組み方やチーム状況、運など様々な要素が複雑に絡み合う中、一因として挙げられるのが首脳陣の指導。かつてのドラ1左腕は、自らの経験や後輩たちの姿から適度な指導のあり方を説く。

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 結果が全てのプロの世界。周囲の期待が注がれる“ドラ1”は特に、その成否が議論の的になることも少なくない。今季限りで現役を引退した元ヤクルトの村中恭兵氏も、2005年の高校生ドラフト1巡目で指名された当事者のひとり。東海大甲府高から入団した当初は、様々な人から様々なアドバイスを受けた経験も。自身がこれから指導者の道を志す上で、“タブー”を心に刻む。

 素材がいいほど、開花させたいと躍起になるのが教える側の常。その選手が飛躍すれば、指導者自身の評価にもつながる。ただ村中氏は「指導者がいいというのは違うと思う。いくらいい指導をしたからと言って、本人が理解しないと良くはならないですから。選手自身が努力したから良くなったというのが大事」と言い切る。

パニック起こす選手「いろんなこと言われて、頭では分かっているけどできない」
 危惧するのは、過干渉。「一番危ない。自分で考えてできる選手には、そんなにアドバイスはいらないと思います」。間近で見てきた“成功例”は、今季プロ4年目で本塁打王を獲得したヤクルトの村上宗隆内野手。「『1年目からあのバッティングできんの?』ってくらい完成されていました。言うことないくらい仕上がっていました」。必要最小限の指導が、最短でのブレークにつながった要因であるとみる。

 一方で、“遠回り”したドラ1も見てきた。高校の後輩である中日の高橋周平内野手は、3球団競合の末にプロ入りするも、規定打席に到達したのは7年目。何度も何度も打撃で試行錯誤を繰り返し、苦しみの先に自らの地位を確立した。村中氏は、高校時代の高橋の姿を引き合いに「何も変える必要ないじゃんってくらい、すっごいバッターだなと思ったのを覚えています」と強調。もちろん指導が全ての原因とは思わないが、選手の“咀嚼力”にも限界があると言う。

「いろんなこと言われて、頭では分かっているけどできないんです。余計に訳が分からなくなって、パニックになることが多い」

“教えること”が指導の全てではない。あえて口出しせず、見守ることも指導のひとつ。プロ入り前から引退後は指導者を志すと決めていたという村中氏は「自分を実験台にいろいろ試してきました。引き出しは多いに越したことはないので」と知識を蓄えてきた。「どこが悪くて、どこを直しちゃいけないか、指導者には見極める責任がある」。自らにも言い聞かせ、第2の人生を歩んでいくつもりだ。

記事提供:First-Pitch編集部

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