精神的に優位を示したのは、オリックス中嶋監督。

高津監督、野村克也の表だけ見て、本質を見てないのか?

CSファイナルからずっと予告しないならまだしも、奥川⇒高橋⇒原と使い、石川と小川程度しか余りはいない。原はきっと使えないだろうから、その辺だとわかる。石川以外の軟投派もいないから、他は左右それぞれの本格派投手だ。

堂々と"ウチのエースです!"と、オリックスひいては日本のエースを日本シリーズ初戦に送り出せるのは、中嶋監督にとっても監督冥利に尽きるだろう。

正攻法で行けるのはオリックスの方、イヤ、ヤクルトもCSファイナルを見る限り若さ爆発させた超正攻法で行き、巨人を大差で2連勝し、3日で終わらせたハズだった。

だから、予告先発伏せは、ムダな細工のように感じる。むしろ、"ウチの若きエースで、ブチかまします!"くらい言えば良かった。

それとも、あのオールスター戦にゴジラ松井に対して仰木監督が投手イチローを起用した時、師匠が代打に自分を使い、チャカした。あの感じで、石川でも良かったのだ。

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日本S異例の開幕へ オリックスだけ初戦「山本」予告 高津監督の仕掛けで予告なし決定も
11/19(金) 16:39 Yahoo!ニュース
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オリックス・中嶋監督(左)とヤクルト・高津監督
 20日に開幕する「SMBC日本シリーズ2021」の監督会議が19日、京セラドーム大阪で行われ、4年ぶりに予告先発なしが決まった。

 会議では事前の協議で予告なしが決まったとされたが、オリックス・中嶋監督は「ルール上、片っぽがやらないって言ったらやらないってなるらしい。結局(ヤクルトが)やらないって言ったんだなって思って。やらないっていうのが優先されるって」と説明した。

 ヤクルト・高津監督が予告なしを選択し、揺さぶりを仕掛けた格好。高津監督は「予告先発はルールでは明記されていないので、それのルールに従ったと言いますか、ルール通りにやったと理解していただけたらいい」とだけコメントした。

 同い年のふたりだが、中嶋監督も負けていない。「別に片っぽはやっても良いんでしょ。山本よ」と初戦は堂々とエースの先発を予告。異例の展開となったが、第2戦以降は「その次からは気が向いたら言う」と語った。

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