動き過ぎ?違うだろ!中途半端だっただけだ。

中嶋監督がノーヒットに抑えていた先発を代えたコトに対し、動き過ぎと評するのは、元阪急エース山田久志ならではの見方か?

投手により、四死球や安打で走者を出し、失点を凌げるタイプのヒトは意外といる。みんながみんな、山本由伸ではないのだし、山本由も第1戦は苦しんでいた。試合の流れを変えたくないなら、そのままにやらせてガマンしても良かった。

しかし、投手を代えて/流れを変えてしまった。確かに、延長12回までやると決まって、投手起用の加減は必要かも知れない。しかし、中継投手も出来不出来はあり得る。たまたま、バルガスと吉田凌に不出来あったが、1人投げたの見てヤバいとわかったハズ。交代させなくても、クギ刺しに行くくらいしても良かった。12回まであり得ると言っても、まず9回までを戦い抜けなければ延長戦すらない。投手8人で足りなければ、野手減らしても増やせば良い。もし、意志疎通やモチュベーション不足なら、バルガスやヒギンスを出さなければ良い。見るからに、自分のピッチングしようという意図アリアリで、大事に低めや釣り球意図をキチンと投げる気はサラサラなかった。きっと、契約継続に不安あり手を抜いているかも知れない。

来年もチャンスあるとは限らない。

 

 

 

 

 

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山田久志】継投明暗 石山起用大ヒット高津監督、少し動き過ぎた中嶋監督
11/24(水) 1:40 Yahoo!ニュース
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ヤクルト対オリックス 7回表を抑える石山(撮影・河田真司)
SMBC日本シリーズ2021:ヤクルト5-4オリックス>◇第3戦◇23日◇東京ドーム
どちらに転んでもおかしくなかった一戦は、継投が明暗を分けた。
中嶋、高津両監督も頭を悩ませたことだろう。5回以降はまったく落ち着かないゲームになったが、終盤の投手起用における人選、タイミングがポイントになった。
7回のオリックス吉田正の適時二塁打で1点を勝ち越した。なおもチャンスだったが、代打ジョーンズが、代わったヤクルト4番手石山に空振り三振。これでお役御免のはずの石山にイニングまたぎで8回も抑えられ、9回マクガフにつながれた。
ヤクルトの勝ちパターンでいくと、8回は清水だ。石山が8回も投げるとなった時点で、9回は清水を投入するのかと思いながら見ていた。仮に清水がアクシデントでなく、石山の調子を見計らって、この継投を決断したなら、高津監督の大ヒットだ。
オリックスにも逃げ切るチャンスがなかったわけではない。吉田正の一打でリードした7回裏は、シリーズ好調の吉田凌をつぎ込んだ。1死一塁から4番村上をスライダーで空振り三振に取って、先が見えたかに思えた。だが、当たりのなかったサンタナにうまく右翼席に運ばれてしまった。
先発田嶋はリズムがよくなかったが、中盤まで持ちこたえた。5回途中から継投に入ったが、中嶋監督はちょっと動き過ぎた感はあった。それは結果論かもしれないし、気持ちは分からなくもなかった。勝負の駆け引きは、一瞬で変わるということだろう。
シリーズ初戦を取った後の連敗は、気持ちが揺さぶられるものだ。次の一戦に王手をかけられる可能性もあるだけに、プレッシャーになるからだ。しかし、シリーズ慣れしてきたというか、吉田正、杉本に当たりが出てきたのは、明るい材料といえる。
おそらくこの2人は、これまで以上に警戒されるはずだから、ここからは主軸に続く5番、6番がカギを握るだろう。オリックスにとっては、絶対に負けられない第4戦になる。(日刊スポーツ評論家)
最終更新:11/24(水) 1:40日刊スポーツ(c) 日刊スポーツ新聞社*********************************