今では言いヅラい、カリーナ"ED"

70年代、トヨタニッサンに大きく水を空けた。

カローラ系でコロナセダンやレビン/トレノ

セリカ系でコロナクーペやカリーナED

マークⅡ系でクレスタやチェイサー

など、5ナンバーで2リッターまでのエンジン他コンポーネントを共有するクルマが、バカ売れしていた。売れる台数が多いというコトは、操業度含めて原価回収しやすい。ただでも、トヨタは基本、本社から全工場を愛知県豊田市周辺に置き、東京本社や神奈川始め日本各地に工場を置くニッサンより遥かに固定費的原価が低かった。

このカリーナEDは、バブル期にホンダプレリュードらと争って売れていた。EDは、エキサイティング・ドレッシーの略。今なら"不能(ED)"と勘違いされそう。車高含め低く、ピラードハードトップハードトップ的外観とセダンの支持剛性を両立した。この時期大学生してたが、同級生は新車なり中古車でよく買っていた。

個人的には、FFだしピラードハードトップだし、欲しいクルマとは思わなかった。A60系のFRセリカが好きだったし。ワタシはS12シルビアを中古車で買っていた。

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【車名当てクイズ】この名車、珍車、ご存じですか? 第71回
2022/01/20 02:03 ベストカーWeb

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 クルマ好きなら一発でわかるけれど、「ちょっと詳しい」くらいではパッと車名が浮かばない、というクルマは多いはず。それでも一台一台には作り手と売り手と買い手の思いが詰まっています。

 そんな思い出とドラマの詰まったクルマにもう一度スポットライトが当たることを願ってお送りする本企画。車名がわかった方、ぜひSNSで思い出とともに高らかに「いいクルマだった!」とシェアしていただければ幸いです。

【車名当てクイズ】この名車、珍車、ご存じですか? 第72回

文/山城颯太(ベストカーWeb編集部)
写真/トヨタ

今回の難易度/★★★☆☆

【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!

■これもまた「名車」でありました

 正解は、トヨタ・カリーナED(初代)です!

 セリカ、コロナクーペの兄弟車に相当する4ドアハードトップ。ボディサイズは全長4475×全幅1690×全高1310mm。4代目セリカの車台に1.8L、2Lの直4エンジンを搭載。ちなみに、EDとは「エキサイティング・ドレッシー」の頭文字です。

 カリーナEDが誕生したのは、ハイソカーブーム真っ只中の1985年8月。クルマに対して、実用性よりも高級感が強く求められた時代にあって、スポーツカー並みに背の低いクーペフォルムが人気を集め、記録的なヒットとなりました。

トヨタ・カリーナED初代(1985-1989)

【写真ギャラリーで車名を当てろ】何台わかる? 往年の名車、珍車に光を当てよ!!

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