専念だけがベストな方法ではない。

別に、アマチュア野球、特に高校野球まではフツ~に取り組んでいたコトだ。甲子園に出るコト、甲子園で勝ち抜くコトに視点があるチームでは、9人全員で守り走り打つのだ。投手は、アブラムシではない。投手にとっても、取られたら取り返す意識やスキルも欲しいのだ。コレは、春夏の甲子園を頂点とする高校野球の中でないと、培われない。ソコに全力で取り組み、結果を伴ったヒトやチームでないと育たない。

高校時代大した成績でない、大学や社会人からの選手は日々の鍛練や勝敗にもルーズだ。

落合は高校野球以後もプロ野球でも、殆ど優勝や日本一にも関わらなかった。自分の打撃成績だけに専心していたと言って良い。春の甲子園優勝した王貞治とも、打撃と勝つコトへの執着が違う。大谷翔平春の甲子園に出場して、足の肉離れ抱えながらマウンドに上がり、藤浪晋太郎からホームラン打った。根尾昴は、4季の甲子園を野手としても投手としても戦い抜いた。落合とは野球への取組姿勢が全く違うのだ。

専門化ではない。与えられ、回って来る場面に対して備える自覚の問題だ。

殆どの野球評論家には理解できない。

 

 

 

 

 

 

 

 

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落合博満氏 中日・根尾の二刀流に疑問「どうなんですかねえ。どっちつかずに…」
5/29(日) 11:08 Yahoo!ニュース
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落合博満
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が29日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。中日の根尾昂外野手(22)の二刀流について言及した。

【写真】球場が沸いた!広島戦の8回に登板し無失点に抑えた根尾

 根尾は21日の広島戦で1軍マウンドでプロ初登板。1―10の8回に6番手で登板し、先頭打者の坂倉に右前打を浴びたが、続く小園を右飛、磯村を中飛に退けると、最後は中村健を二ゴロにしとめ、1回無失点で役割を果たした。さらに9回には「4番・投手」でそのまま打席に立ち、一ゴロに倒れたが、「二刀流」でファンを魅了した。セ・リーグで野手登録の選手が登板するのは20年8月6日に巨人・増田大輝内野手阪神戦(甲子園)で2/3回を無失点に抑えて以来となった。

 落合氏は、根尾の二刀流に「どうなんですかねえ。どっちつかずになっちゃうんじゃないのかなと」と自身の見解を話した。司会の関口宏が「大谷さんの影響は大きいね」と言うと、「それは大きいと思います」とし、「ただ、原則パ・リーグですよね、二刀流やるんであればパ・リーグですよ、DHがあるだけにね」とした。

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