あの夏の甲子園決勝戦、禁じられたポーズ!

バカな日本プロ野球マスコミ、やはりキチンと書かなかった。

あの夏の大阪桐蔭との甲子園決勝、試合前から高野連から「侍ポーズをするな!」と脅されていた。県予選から甲子園までを1人で投げ抜くコトは、体力的にも精神的にもスゴいコトなのだ。そりゃあ~、やらずに投げられたらもっとスゴかったろう。しかし、その疲れたカラダにムチ打ち、自分を鼓舞するゼスチャーを、ありきたりの正論で高校球児に脅しをかけるのは、佐々木朗希に脅しをかけた球審の姿とダブる。

吉田輝星、甲子園と言わず、マウンドに上がる度にやれば良いのだ。

 

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出るか侍ポーズ!「やるなら最初」 輝星が5日甲子園で凱旋登板
6/4(土) 23:26 Yahoo!ニュース
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4年前のように再び聖地熱狂させる
 
いよいよ甲子園のマウンドに帰って来る吉田。聖地での先発はプロ入り後初となる(撮影・小田岳史)
日本ハム0-3阪神(4日、甲子園)

 ビッグボスの聖地初勝利は「甲子園のヒーロー」に託された―。日本ハムは4日、敵地で阪神に0―3で敗れ、カード負け越しが決まった。5日には吉田輝星投手(21)が先発。3月27日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)以来となるスターターに「いけるところまで全力で」と意気込んだ。金足農高(秋田)時代に代名詞ともなった「侍ポーズ」の披露も示唆。2018年夏の甲子園準V右腕が超満員の聖地に“凱旋”し、勝利を導く。

 またも、超満員に膨れ上がった敵地の勢いを、はねのけることができなかった。新庄監督が甲子園に戻って来たことで、この日も球場は沸いた。だが、今季10度目の0封負けで凱旋勝利は再び、お預けとなった。聖地初勝利へ、カード3戦目の先発は吉田に任せた。

 18年夏、吉田は甲子園の主役となった。金足農高のエースとして、6試合全てに先発。決勝戦こそ、根尾(中日)や藤原(ロッテ)を擁する大阪桐蔭高にKOされたが、甲子園で投じた全881球は全国の野球ファンを熱狂させた。

 そんな甲子園準V右腕が聖地のマウンドに帰ってくる。吉田は「やっぱり特別な球場ではありますね。中継ぎで、最近ちょっと疲れがたまっていて体が重かったんですけど、それも吹き飛ぶぐらい。久しぶりに(甲子園に)来て新鮮でしたし、楽しみ」と気持ちも高ぶっている。

 “金農旋風”を巻き起こしていた当時、登板前にマウンドの後方で行っていた「侍ポーズ」が話題となった。プロ入り後は封印していたが、久しぶりの甲子園ということもあり、「ちょっとやろうか今、迷ってるんで、『あれ、やろうかなあ』とかって(記事に)書いておいてください」とニヤリ。「やるなら最初、マウンドに上がった時ですね。せっかく甲子園で満員なので、精いっぱい楽しんでいきたい」。登板前から注目を一身に受けるつもりだ。

 新庄監督も「4年前の自分を思い出してもらって、元気はつらつ、マウンドで躍るように。先発ピッチャーだからってゲームをつくろうとかじゃなくて、1球1球ガンガンいって疲れたら代わるぐらいの気持ちで投げてもらったら、うれしい」と飛び跳ねるような全力投球を期待している。

 かつてこの球場を味方につけた吉田。この日、予告先発が発表された際にも聖地はざわめいた。熱狂的な虎党を巻き込みながら、自らの舞台を演出する。「6・5」の甲子園は、興奮のるつぼと化すはずだ。(十島功)

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