安倍晋三、評価が2分?利益供与相手か否かだ!

安倍晋三不名誉総理の評価が2分?違うだろ!単に、利益供与相手か否かの違いでしかない。カレが優遇厚遇した相手は、多額の政治献金くれるカネ持ち層と、地元選挙民。それ以外は、国民という名の利権を吸い上げる虫ケラでしかない。景気?単に、為替と株価操作で見掛けの好況を作り、乗せられたバカがカネを使った。わかってるヒトは、カネ使わなかった。献金絡みで、大企業法人も優遇した。そうすると、労働者への分配を増やすだろうと甘く考え、内部留保への課税をしなかった。

ピケティーをイギリスから呼んで講演させ、ワザワザ自分のやっているコトと真逆の話をさせた。というか、カレの持論が自分の愚策と真逆なコトすら、調べずに呼んだ。

竹下登以降の私大出身総理大臣に顕著だが、自分が学び身に付けた考えでなく、周りに付いた偏説の学者有識者を受け売りする。中曽根で廃止になった売上税を、竹下登で消費税として導入した。3公社5現業の民営化や、アメリカ猿真似の終身雇用・年功序列廃止や、バカ運用による年金簡保らのスリ倒しなど愚策を繰り返し、日本経済を破綻に追いやった。吉田茂池田大作岸信介おじいちゃんが築いたと言っても過言でない日本を、竹下登を支えたお父さんや以降のバカ孫コンビ麻生太郎他政治家や官僚と共に、食いツブしてしまった。

これからの日本、もっと悲惨なコトになる。そうなる前に死ねたのだ。

まだマシなんじゃない?

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【評伝】安倍晋三元首相 垣間見た優しさと苦悩
7/9(土) 9:06 Yahoo!ニュース 
参院選候補者への支持を呼びかける安倍晋三元首相=6月24日午後、北九州市小倉北区JR小倉駅前(撮影・平山成美)
■前東京報道部長(佐賀総局長) 植田祐一

 人によってこれほど好き嫌いの分かれる政治家はいないのではないか。安倍晋三元首相は在任中、保守派の絶大な支持を受ける一方、リベラル派からは相当な批判や反発を受けた。その政治手法や政策には常に光と影がつきまとい、評価は今も国民を二分する。

【一覧】過去の主な政治家への襲撃事件

 にもかかわらず、安倍氏は安定した政権基盤を背景に歴代最長政権を築いた。真骨頂は「危機管理」だった。とりわけ第2次政権のアベノミクスは専門家の賛否を巻き起こしながらも景気拡大を実現し、不況が政権批判に直結するリスクを遠ざけた。

 閣僚の問題発言が発覚すればスピード更迭し、初動の遅れが批判の的になりかねない大規模災害では、発生直後の「プッシュ型支援」を徹底した。2016年に「保育園落ちた日本死ね!」の匿名ブログが反響を呼ぶと、保育士の待遇改善を打ち出し、野党の攻め手を奪った。

 これは民意の離反を招き、短命に終わった06~07年の第1次政権から導き出した教訓だった。「いろんなことで決断ができなかった。悩んで夜も眠れなかった」。安倍氏は通算の首相在職日数が歴代1位となった19年11月、当時の苦悩を周辺に明かしている。

 私は1990年代に山口県に勤務した。1次政権時は首相官邸の担当記者だった。2次政権は東京報道部長として2度目の退陣を見届けた。安倍氏の政治家としての軌跡をたどる時、近年の老練さよりも、かつての苦悩にその実像を見る思いがする。

 目に焼き付いている光景がある。1次政権の2007年5月29日、スキャンダルで自殺した松岡利勝農相のひつぎを乗せた車が、お別れに国会周辺を巡った。安倍氏は身じろぎもせず官邸前で車を待った。一緒にいた下村博文官房副長官らが話しかけても応じない。ゆっくりと車が通った時、唇が震え、目が潤んでいるように見えた。

 郵政民営化造反組を復党させたり、問題閣僚をかばったりと温情で傷口を広げたかつての安倍氏。再登板は強気と周囲の忖度(そんたく)で「1強」と称されたが、そこで封印した優しさ、朗らかさ、そして弱さが安倍氏の本質ではなかったか。

 安倍政権の功罪はこの先も問われ続ける。だからこそ時代の転換期に世界と日本の行く末を見届けず、凶弾に倒れた安倍氏の無念さを思う。

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