高橋光と今井、こんなで良いのか?

西武の高橋光と今井、共に夏の甲子園優勝投手だ。しかし、故障したり、捕手との兼ね合いや精神面の問題で、2人とも決定的な存在になり得ず、あのリーグ優勝の時期に間に合わなかった。

このチーム、キチンとした育成デキていないのか?本来、甲子園優勝投手、そのまま持久力とコントロールを伸ばすだけでも、日本国内なら確固たる存在になり得る。

それなのに、相も変わらず故障もするし、おかしな体重の増やし方をして、それぞれにキレイなピッチングフォームでキレイなタマ筋をしていたのが、ギクシャクした上体の使い方やピッチングフォームになり、タマ筋もおかしくなったように見える。

本人達が、甲子園優勝をした投手にも関わらず、そんな実績や経験もない"ただプロというだけ"の監督コーチの何でもあるべき論を聞き過ぎ、何でも取り込もうとし過ぎたのではない?

松坂は高卒入団即3年連続最多勝したのに、メジャー指向で上体中心に体重を増やし、以後故障勝ちになった。日本一になった時は、カレの活躍に依るモノではなく、石井貴に依るモノだった。プロで最もユルいと言われた西武の練習、柴田の付け入るスキを作り、横浜高で作り上げたカラダの貯金を食いツブした。

菊池の時も、花巻東高からのスリークオーターをムリヤリにオーバースローに変えさせられ、手術まで数年回り道した。西武で日本一になるコトなく、メジャーへ行った。

日本の、特に高卒で甲子園経験、更に勝ち上がった経験ある投手、精度と持久力を増すだけで良いのだ。そんな経験のない監督コーチの指導など、百害あって一利ナシなのだ。

高橋光と今井、コトもあろうにダルビッシュ有の体重増に踏み切った。ダルビッシュ有や、その影響受けた大谷翔平、結局、トミー・ジョン手術の床に並んだのに。体重増がホントに有効か、むしろ疑問なのに。

ホントに希望持てるか、わからなくなって来た。

 

 

 

 

 

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ダルビッシュの助言で“体に変化” 遅れてきた西武エース候補に期待できるワケ
7/15(金) 11:40 Yahoo!ニュース
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今井達也は開幕直前に右内転筋に張り→2軍戦登板中にも左足首を痛めた
 
ロッテ戦に先発した西武・今井達也【写真:小林靖】
■西武 2ー1 ロッテ(14日・ベルーナドーム)

 転んでもただでは起きなかった。西武・今井達也投手は14日、本拠地・ベルーナドームで行われたロッテ戦に先発して6回を1失点に抑え、今季初勝利を挙げた。高橋、松本とともに先発3本柱の一角として当てにされながら、開幕直前に右内転筋に張りを訴え、さらに2軍戦登板中にも左足首を痛めて、1軍復帰は梅雨明けにずれ込んだ。今月7日のオリックス戦に次ぐ2度目の登板で白星を手にし、期待の右腕が遅ればせながら戦列に加わった。

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 チームは早くもシーズンの6割近くを消化。ようやく初勝利に漕ぎつけた今井は「怪我をしていた期間中、1軍で投げられない悔しさはもちろんありました」と振り返り、「自分自身は昨年までよりも、チームの勝利に対して貪欲になった。そこが怪我をしている間に変わったところだと思います」と語った。

 下半身を動かせない時期も、親交のあるダルビッシュ有投手(パドレス)からアドバイスを受け、上半身を中心にウエートトレーニングに取り組んだ。短期間に体重が5キロ増え82キロに。「お陰で体がぶれなくなり、リリースポイントが安定。変化球が安定するようになりました」と効果を実感している。「特に今は曲がるボール(スライダー、カットボール)を、すごく自信を持って投げられています。そういうボールのサインが出る割合が増えました。(捕手の)森さんも多めに配球して下さっていると思います」と言うほどだ。

 今井と言えば、昨季与四球が両リーグを通じてワーストの99に上るなど制球難が課題。しかし、この日は初回に2死から中村奨に与えた1四球のみで、ここ一番で制球が冴えていた。1点リードで迎えた6回には、2死から連打を許して二、三塁のピンチ。打者・角中のカウントも3-0となったが、チェンジアップ、スライダーでストライクを取り、最後は外角低めいっぱいの150キロ速球で見逃し三振に仕留めたのだった。

 103球で降板。辻発彦監督は「もともと、もっと球数を投げられる体力はあるし、調整をしている間、しっかり体づくりをして万全で1軍に上がってきたと思う。オールスター前にもう1試合投げて、8月に入ったら中心になってチームを引っ張っていってもらいたい」と改めて期待の大きさをうかがわせた。

 チームは首位のソフトバンクへ、わずか勝率2厘差に肉薄。特に投手陣は今井がいない間に、昨季まで4年連続リーグワーストだったチーム防御率を、一躍リーグトップの2.40に改善している。今井は「優勝を狙える位置にいますし、僕は出遅れた分、シーズンを通してなるべく自分で貯金をつくっていきたい」と思いを新たにした。遅れてきたエース候補が、今季の西武の行方を大きく左右しそうだ。
宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki

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