歴代最高の日本車を挙げるなら・・・

歴代最高の日本車のランキング?日本国民やマスコミ、自動車についても、サッカーについても、にわかレベルの理解しかないコトがわかる。

今回のサッカーW杯、ドイツ戦の結果とスペイン戦の結果の違いをキチンと理解できないファンと、正確に報じるコトのデキないJFAとサッカーマスコミの大本営発表ぶり、バカなサッカー社会はJリーグバブル以降変わりない。

クルマに於いても、バブル期以後の傲った自動車メーカーの歪んだクルマ作りに気付けるヒトは殆どいなかった。だから、過大装備⇒過大サイズ⇒過大重量⇒過大馬力&トルク⇒過大価格の過大スパイラルへ足を踏み入れた自動車メーカーにノーを突き付けるヒトもマスコミもジャーナリストも皆無だった。

自動車とは各国に規格があり、その規格に於ける性能を追求する工業製品だ。それが、バブル期以降、日本国内の交通車庫事情を鑑みない、バカなクルマばかりが出た。日本に於ける3ナンバー高性能車群は、その象徴だ。そんなクルマばかりが並ぶ、このランキングに表れている。

ホントの意味でのベストカー、ワタシはニッサンR30スカイラインRS-X/S12シルビア&ガゼールRS-Xだと思う。

3ナンバーオンパレードになった高性能車群、無差別級比較になれば大した位置にもいないクルマばかりだ。GT-Rなどの薄っペラい名前や、デキレースのモータースポーツにダマされていると言って過言ではない。

日本人、サッカーもクルマも、この程度の理解しか持ち得ない。

 

 

 

 

 

********************************

45年間のご愛読と4500を超える応募に感謝!! 読者が選んだ日本のベストカー30
2023.01.02 14:02掲載 ベストカーWeb 24
1/26
Next
すべてみる
全26枚
創刊45周年を迎えた本誌『ベストカー』。その記念特集として「読者が選ぶ日本のベストカー」企画を開催しました。45年間に登場した数多くの日本車のうち、自動車評論家・片岡英明氏とベストカー編集部が厳選した120台が対象車種。その120台から読者の方々に10台を選び投票していただいた、大注目の1~30位です!!

※本稿は2022年11月のものです
文/片岡英明、ベストカー編集部、車両解説/諸星陽一、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年12月10日号

45年間のご愛読と4500を超える応募に感謝!! 読者が選んだ日本のベストカー30

■ステアリングを握るのが楽しみでしかたなかった3台のFUNなクルマ

●第1位:日産 スカイラインGT-R(R32・1989年):2603票

日産 スカイラインGT-R(R32)

駆動方式は革新的な電子制御トルクスプリット4WDのアテーサE-TS。意のままの気持ちいい走りを披露し、サーキットでも敵なしの大活躍を演じた

走りの性能世界一を目指して開発され、心臓を2.6LのRB26DETT直列6気筒DOHCツインターボとした。6連スロットルチャンバーやシーケンシャル電子制御燃料噴射装置など、先進のメカニズムを満載し突出したパフォーマンスを見せつける

8代目スカイラインの大きな功績は、サーキットの申し子であるGT-Rを復活させ、それをさらに高みへと引き上げたことである

●第2位:ホンダ NSX(初代・1990年):2318票

ホンダが威信をかけて開発し、新世代のスーパースポーツとして送り出したのがNSXだ。当時の最先端テクノロジーを注ぎ込み、ボディは高価で技術的にも難しいアルミ合金製とした。軽量化に徹底してこだわり、足回りやシートフレームにもアルミ材を採用した

レーシングカーに近い感覚のタイプRや3.2Lに6速MTを組み合わせた硬派モデルも投入するなど、設計陣の執念を感じた。視界が広く、長身の人でも最適なドライビングポジションが取れる人間優先の設計も類を見なかった。ミドシップならではの痛快なハンドリングも魅力にあげられる

パワーユニットは3LのC30A型V型6気筒DOHC-VTECだ。8000回転まで軽やかに回り、ターボに頼ることなく280psを達成。排ガス性能も世界最高レベルにあった

●第3位:マツダ ロードスター(初代・1989年):1691票

マツダ ロードスター(初代・1989年)。ユーノス・チャネルのイメージリーダーとして開発されたフルオープンのライトウェイトFRスポーツカーだ。海外では「MX-5ミアータ」を名乗っている。FF車が全盛の時代に古典的な後輪駆動を選び、走りに関するメカニズムには徹底してこだわった

リトラクタブルライトは重量増と空気抵抗となったが、当時のマツダアイデンティティとして開発陣が押し切ったという裏話もあった。軽量で強靭なパワープラントフレームを採用し、前後重量バランスは理想的な50:50だ

サスペンションは4輪ダブルウィッシュボーンとし、意のままに走れる人馬一体の気持ちよさを狙っている。心臓はファミリアの1.6L直列4気筒DOHCを縦置きに改造し、中央寄りに搭載した。ロードスターは空前の大ヒット作となり、20世紀の名車100台にも選出されるなど、金字塔を打ち立てている

読者が選んだ1位から3位までのスポーツモデルは、いずれも伝説化され、今もカーマニアやファンに語り継がれている名車だ。そのいずれもが平成になってすぐに誕生し、走りの楽しさにこだわる熱いファンを魅了した。

R32の型式を持つスカイラインGT-R(日産)は日本専用モデルだったが、意のままのハンドリングと卓越したパフォーマンスは海外にまで知れ渡っている。エンジニアや走り屋を驚かせ、レースでも毎回のように記録を更新した。規則を変えさせるほどの強さを見せ、走る姿も美しい。

ホンダNSXは、採算を度外視して開発された日本初のスーパースポーツだ。スーパーカー然としたダイナミックなフォルムに加え、精緻なメカニズムと自然吸気ならではの高揚感を伴うパワーフィールも高く評価されている。

ロードスターマツダ)は、ライトウェイトFRスポーツの楽しさを安価に楽しめるオープンカーの傑作だ。テクニックに応じて、人馬一体の気持ちいい走りをビギナーからベテランまで楽しむことができた。

■唯一無二の個性を持つ日本車を前に、すべてのクルマ好きが心奪われた

●第4位:マツダ アンフィニ RX-7(3代目・1991年):1596票

世界最高レベルのスポーツカーを目指して開発されたのが、3代目のFD3SRX-7だ。グラム単位で軽量化に挑み、研ぎ澄まされたスポーツ感覚を手に入れている。パワーユニットは軽量コンパクトな2ローター・ロータリーの13B-REW型で、これにシーケンシャルツインターボを装着した

軽量で重心も低いからハンドリングはレーシングカーのようにシャープだ。操る楽しさに満ちている。その後も多くの改良を重ね、12年間にわたり生産された

●第5位:レクサス LFA(2010年):1463票

トヨタヤマハが技術の粋を集めて開発した不世出のスーパースポーツがレクサスLFAだ。ボディはカーボンモノコックパワーユニットは1LR-GUE型4.8L・V型10気筒DOHCに2ペダルの6速シーケンシャルセミATトランスアクスルを組み合わせた

すべて専用設計とし、ビートの効いたV10サウンドはもちろん、ハンドリングも別次元だ。サーキット走行も余裕でこなす。後に「ニュルブルクリンクパッケージ」も追加された

●第6位:ホンダ S2000(1999年):1330票

ホンダの創立50周年を記念して登場したのがホンダS2000だ。世界に類を見ない刺激的なオープンカーで、前期型はフロントミドに2LのF20C型直列4気筒DOHC・VTECユニットを積んでいる

排ガス対策を施しながらリッター当たり出力125psオーバーを達成。クロスした6速MTも小気味よく狙ったギアに入っていく。リア駆動だから操る楽しさは格別だ。VGS仕様は、さらに軽やかな身のこなしを見せた

●第7位:ホンダ インテグラタイプR(初代・1995年):1273票

3代目となったインテグラに設定されたホットスペックモデル。タイプRとしてはNSXに次ぐ2車種目の設定。ボディタイプは2ドアクーペと3ドアHB。1.8L直4DOHCはNAで200psもの高出力を発生した

●第8位:ホンダ フィット(初代・2001年):1121票

ロゴの後継として2001年に投入されたコンパクトカー。現行の4代目まで一貫して5ナンバーサイズを維持。当初の搭載エンジンは1.3L4気筒、のちに1.5Lが追加される。ボディタイプは5ドアHB

●第9位:日産 GT-R(R35・2007年):1064票

従来、スカイラインのトップモデルとして設定されていたGT-Rが独立し日産GT-Rとなったモデルで第三世代と呼ばれることもある。VR38DETT型V6・3.8Lツインターボは当初480psであった。今なお進化が続くモデルだ

●第10位:トヨタ カローラレビン/スプリンタートレノ(4代目・AE86型・1983年):988票

カローラのホットスペックがレビン、スプリンターのそれがトレノの名称。AE86はレビン&トレノとしては4代目にあたり130psの1.6L、直4・DOHCを搭載。ボディは2ドアクーペおよび3ドアHBが用意された

●第11位:トヨタ セルシオ(初代・1989年):912票

国内でレクサスブランドが展開される以前の初代LSのトヨタブランドモデル。重厚な4ドアセダンモデルで、クラウンの上位に位置しセンチュリーよりもパーソナル感が強い。エンジンは4LのV8

●第12位:スバル インプレッサWRX(初代・1992年):910票

レガシィRSに代わってスバルのモータースポーツを支えるモデルとして登場。2L水平対向エンジンに4WDが組み合わされる。基本のボディは4ドアセダンだが、2ドアクーペも存在する

●第13位:トヨタ GRヤリス(2020年):893票

GRスープラに続くGRブランド2車種目。コンパクトカーのヤリスをベースとしたスポーツモデルで上位グレードのRZとRCは1.6L直3ターボに4WD、RSは1.3L直3NAでFF方式となる

●第14位:ホンダ シビックタイプR(初代・1997年):874票

NSXインテグラに続いて設定されたタイプRの3車種目。ベースは6代目で、このモデルは3ドアHBのみ。エンジンは1.6L直4で185ps。レカロシート、モモステアリングなどを装備した

走りの楽しさにこだわる読者が、マツダ車とともに指名したのがホンダ車だ。6位のS2000に続き、7位にインテグラのタイプRがランクインした。

特に初期モデルのB18C型4気筒DOHC・VTECエンジンは、レーシングエンジン並みに刺激的なパワーフィールで、足もハードに締め上げられている。14位にはシビックに初設定されたタイプRも食い込んだ。

8位には意外にも初代フィット(ホンダ)が滑り込んでいる。独創的なセンタータンクレイアウトによる広いキャビンと多彩なシートアレンジが高く評価されたのだろう。乗り心地は硬めと感じたが、多くの人に強烈な印象を残した。

トヨタはライトウエイトFRスポーツのAE86型レビンとトレノが10位に、スポーツ4WDターボのGRヤリスが13位に顔を出す。

また、高級セダンの新基準を打ち出した初代セルシオトヨタ)も、多くの人が衝撃的なデビューを記憶にとどめていた。4WDターボのR35型GT-R(日産)と初代インプレッサWRX(スバル)も熱狂的なファンに支持され、人気だ。

■あの時憧れ、そして今なお魅了し続ける、日本の名車たちが続々ランクイン

15位から30位も、主役はスタイリッシュで高性能なスポーツクーペだ。新世代が登場して再び注目を集めたのか、パワフルな直列6気筒エンジンを積むA80型スープラトヨタ)が15位になった。

豪快なターボパワーが話題をまいたライバルのZ32型フェアレディZ(日産)は20位だが、その上には操る楽しさに満ちたS13型シルビア(日産)がランクインしている。

今は4気筒のFRスポーツが希少になり珍重されているが、初代86(とBRZ・17位)が多くのファンを惹きつけていることにも注目だ。手足のように扱え、理屈抜きに楽しい。そして根強いファンに支えられた、ロータリーパワーの初代サバンナRX-7マツダ)が21位、WRCで冴えた走りを見せたランエボVI(三菱)が22位に入った。

憧れの存在のミドシップスポーツも30位の中にある。流麗なデザインも目を引いた2代目MR2トヨタ・24位)はファンが多いが、これを抑えたのが軽オープンスポーツのビート(ホンダ・16位)とコペンダイハツ・23位)だ。いずれも、幅広い層に愛されている。滑り込んだのはハイトワゴンブームの火付け役、ワゴンR(スズキ)だ。

【番外コラム】読者からのひとことコメント集

世界をドッと沸かせた日本の名車たちの輝きは、今なお強くキラめいている!

今回の投票に併せて、読者の皆様よりコメントを一言ずついただいておりました。ここでは、そんな「熱いクルマへの愛」をチョットだけ紹介させていただきます!!

ランエボIX:4G63の集大成。走り・デザイン・実用性を兼ね備えたオールマイティカー(ハリーさん)
レガシィ大好きです!(蒲焼太郎さん)
・クルマってまず見た目ですよ。そこから他の特長に興味をもちます。ちなみにヴィヴィオと初代プリウスは私の歴代マイカーです(ヴィヴィ尾さん)
・初代プリウスを見た時は本当に感動的でした。絶妙なフォルムとセンターメーターがなんとも未来的だなぁと感じました。私自身も今プリウスオーナーです(匿名希望さん)
・世界に影響を与えたエバーグリーンなNAロードスター(山本智久さん)
・初代セルシオと初代NSXは日本車史上、世界中を魅了したクルマであり日本人として誇りに思います(匿名希望さん)

********************************