日本投手のピッチングの象徴、カーブ!

昔の日本の投手、特に先発投手のピッチングの軸になったタマは、ストレートのスピードではなく落差スピード差あるカーブだ。落差のあるカーブにより打者の視点を動かし、打者がバットを出すタイミングをハズし、カウントを稼ぎアウトを取る。

堀内恒夫のカーブは、堀内自身も巨人V9も支えた。新浦寿夫のカーブは、第1期長嶋茂雄監督下のV2(日本一ナシ)を支えた。

実際、400勝の金田正一もストレートに大きなカーブ、山なりの超スローボールで投げ抜いた。シーズンで多くの登板回数をこなし抑えるには、その日のストレートを活かす変化球とのコンビネーションとコントロールとメリハリなのだ。日々の長距離ランニングや投げ込みに依り、持久力とコントロールを高めて行ったのだ。もし、カレが他にもチェンジアップやフォークやスクリューボールを覚えていたら、もっと勝つ引き出しになったのか?

野茂英雄は、基本ストレートとフォークでメジャーに行ったが、メジャー3年目以降はカーブも使った。松坂大輔前田健太は、元々高校時代からカーブとスライダーを投げ分けていた。

 

 

 

 

 

 

 

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掛布雅之氏 現役時代に凄いと思ったのは左右2投手「2メートルも上から落ちてくるような感じのカーブ」
3/3(金) 13:49 Yahoo!ニュース
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掛布雅之
 阪神OBの掛布雅之氏(67=野球解説者)が2日深夜放送のテレビ東京「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」(木曜深夜1・00)にゲスト出演。「凄いな」と感じた投手について語った。

 「凄いなと思った選手は?」と聞かれた掛布氏は「1番最初に凄いなって思ったのは、新浦(壽夫)さんと、堀内(恒夫)さんのカーブですね」と、巨人などで活躍した左腕の新浦氏と、巨人のエースだった右腕・堀内氏の名前を挙げた。

 そして、その凄さについて「僕の感覚だと、高校生が投げるカーブの1メートルも2メートルも上から落ちてくるような感じのカーブなんですよ。だから一瞬でもうヘルメットのひさしでボールが消えるんですよ」と説明した。

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