粗悪メジャー球に纏わるバカ論議!

もうWBCが始まって、15年近く経つのだ。一体いつまで、このMLBの粗悪メジャー球ローリングスボール論議を続けているのだ。MLBもNPBも、毅然と運営できない?バカばっかりか?

テニスなら、コートサーフェスやボールや照明灯や観客態度や宿泊地からの練習・移動環境など、ドコも違う。どう思っていようと、勝ちたければソコに合わせ、より良く準備するしかないのだ。ウインブルドンダンロップとローランギャロのペンでは、弾みもスピードも違う。

野球の場合も割と似たモノだ。後は投手のマウンドの傾斜や高さや軟らかさとか、外野フェンス距離やファールグラウンドの広さは個別に違うが、条件としてはどちらにも公平だ。ドームなら、独自ルールや空調に依るドーム風もある。

ホーム&アウェーとして、ホーム開催側が自チーム有利になるのは、その環境でシーズン半分戦うというだけだ。

NPBでは現在、コミッショナーと癒着したミズノ統一球を使い、こっそり反発力など調整している。それは、メジャー球とも乖離しているのだ。だから、日本からメジャー移籍して、軒並トミー・ジョン手術の患者になって行く。野茂英雄松坂大輔ダルビッシュ有大谷翔平和田毅藤川球児など、ボールや登板間隔や怠惰トレーニングなど、日本⇔アメリカの環境差に依る。

NPBでも毅然と、違いを認めれば良いのだ。ミズノに限らず、12球団でそれぞれ他のメーカーのボールも使えば良い。バカみたいに飛ぶボール⇔飛ばないボールやスピード出る空気抵抗少ないボール⇔空気抵抗受けやすいボールなど、各球団ホームで独自色を認めれば良いのだ。

第2回プレ12や東京五輪は、アシックスじゃなかった?アシックスボールは、アメリカやメキシコやキューバらの投手達にも好評じゃなかった?

 

 

 

 

 

 

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侍ジャパンの投手陣がWBC使用球に苦戦も…「ボールをメジャーと統一」には反発の声〈dot.〉
3/2(木) 19:08 Yahoo!ニュース
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実戦形式の練習で打者と対戦するダルビッシュ有
 WBCに向け、侍ジャパンの選手たちが調整する期間は決して長いとは言えない。投手陣が頭を悩ませるのはWBC使用球の扱いだ。

【写真】「松井秀喜級の素材」と称賛の声があがる巨人の選手がこちら

 スポーツ紙記者は、こう語る。

NPB公式球と『全く別の球』と話す投手が少なくない。メジャーでも使用されているWBC使用球は滑りやすく、縫い目も高い。NPB使用球よりも球が大きく、同じ感覚で投げると直球が指に掛からずに球速が落ち、浮いてしまう。変化球も曲がりが小さく、思い描いた軌道にならない。宮崎強化合宿では、WBC使用球の扱いに苦しむ投手たちが、ダルビッシュに相談する姿が見られました」

 ダルビッシュ有パドレス)、田中将大楽天)、かつてメジャーで活躍した野茂英雄黒田博樹をはじめとして日本人投手はメジャーで活躍しているイメージは強いが、決して全員が成功しているわけではない。大きな壁として立ちはだかるのが、日米のボールの違いだ。日本ではウイニングショットとして使っていた球種が、メジャー使用球ではうまく操れない。試行錯誤を繰り返して肩、肘に大きな負担を掛けて故障するケースも珍しくなかった。厄介なのはボールの個体差が大きいことだ。今回の侍ジャパンでは、投手たちが数種類のWBC使用球を使ってブルペンで投げ込んでいる。

 WBC使用球の対応を巡り、明暗が分かれる形になっている。最も心配なのは、球界を代表するストッパーで通算197セーブをマークしている松井裕樹楽天)だ。三振奪取能力が高い左腕だが、スライダー、チェンジアップの制球で苦しみ、本来の投球ができていない。2月14日の練習試合・日本ハム戦で1回持たず5安打6失点の大乱調。カウントを悪くし、球威が落ちた直球で痛打を浴びた。侍ジャパンの合宿で調整を続け、2月26日のソフトバンク戦では1回無失点。だが、投球内容は安心できるものではない。1死から正木智也、ガルビスに連続四球を与えて一、二塁のピンチを招き、嶺井博希にも初球から3球連続ボールと制球が定まらない。4球目以降に嶺井がボール球に手を出したため、凡打に仕留めたが、大量失点と紙一重の投球だった。

「第2先発」として期待が大きいオリックスのエース左腕・宮城大弥も不安が残る。2月25日のソフトバンク戦では味方の拙守に足を引っ張られたが、1回2/3で4失点と球に本来のキレがない。多彩な変化球と緩急で変幻自在の投球が身上だが、制球が定まらないため簡単にはじき返される。本戦までに投球の精度を上げられるかが気がかりだ。

 ボールの問題はWBCが開催されるたびに、頭を悩ませる問題だ。では、「メジャー公式球と統一すればいい」という意見には、反発の声が上がる。

 日本のメーカー関係者は「NPB公式球の方がメジャーの公式球より明らかに質が良い。メーカーが違うため、ボールの質が変わるのは当然です。米国でプレーしている選手たちからも評判が良いとは言えないメジャーの公式球に、近づける必要があるのか」と疑問を呈する。

 一方で、NPBでプレーする投手からは「ボールの滑りやすさ、縫い目の高さはメジャー公式球に近づけても良いと思う。もちろん、最初は扱いにくいですが徐々に慣れていくと思いますし、国際大会で勝つために侍ジャパンに選出された投手がボールの問題で悩む必要が解消される」という声も聞かれる。

 今回は強化合宿にメジャーでプレーしているダルビッシュが参加したため、技術指導を受けて救われた投手たちが多かった。日米の「ボールの違い」にどう向き合うか。MLBとの話し合いを含め、検討すべき課題だろう。(今川秀悟)

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