トヨタアルファード/ベルファイア、買う理由が見当たらない!

昔、子供が成長し、家族で来るようになったら、こういうクルマが必要になるかも知れないと思ったコトはある。しかし、バカ高いなら要らないし、基本は1BOXの方がスペース効率も高い。ミニバン、運転席が後ろになる分、見切りも悪くなるし、前スペースも損なう。

前に住んでいた家は、複数路線駅の中間にあったから、自分の2台とは別に客用に確実に1台分を空けていた。しかし、今の家はJR駅の超傍にあるから、JRで来させれば良い。もちろん、2台分くらいは空けられるが、まだ片付いていない。

アルファード/ベルファイア、中古でも欲しくはならない。ノア/ヴォクシーですらビミョ~、ハイエース系はどうだろう?都市高速まで、高速走らないなら、軽の1BOXでも良いかも知れないし。

こんなカネあれば、中古車のポルシェやBMWメルセデスに手が届く。

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トヨタが新型「アルファードヴェルファイア」を世界初公開! 8年ぶり全面刷新でさらに高級志向に! 高級ミニバンはどう変わったのか
6/21(水) 13:38 Yahoo!ニュース
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高級車需要をセダンから獲得! 新たな高級車像を確立させた先代モデル
 2023年6月21日、トヨタは「アルファード」と「ヴェルファイア」を約8年ぶりにフルモデルチェンジしました。

 昨今では「高級ミニバン」の代名詞とされるアルファード、そして影が薄くなりつつあったヴェルファイアですが、それぞれ4代目と3代目になったことでどのような進化があるのでしょうか。

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トヨタ 新型「アルファード
 アルファードは2002年に誕生したラージクラスの高級ミニバンで、当初は「アルファードG」と「アルファードV」の2モデルが設定されていましたが、これは“G”がトヨペット店扱い、“V”がビスタ店(のちにネッツ店に統合)扱いという差で、バッジが異なる程度の違いでした。

 2008年には、アルファードGがそのまま「2代目アルファード」に、そしてアルファードVが独立し兄弟車の「初代ヴェルファイア」として新たに販売されることになります。

 翌2009年の年間販売台数を見ると、アルファード2万9602台に対しヴェルファイアは4万9636台と、早々にユーザーの支持を集めています。

 そして2015年1月には先代アルファード(3代目)/ヴェルファイア(2代目)が登場しました。

 開発キーワードに「大空間高級サルーン」を掲げ、華やかさを増した外観に加え、広い空間を活かした室内の快適性を大幅に向上させたことが大きな特徴でした。

 発売の翌年となる2016年の年間販売台数では、アルファード3万7069台に対しヴェルファイアは4万8982台と、ともに好調な立ち上がりをみせています。

 そして2017年12月のマイナーチェンジにより、翌2018年の年間販売台数では、アルファードが5万8806台と大きく販売を伸ばす一方、ヴェルファイアは4万3130台となりシェアを逆転しました。

 さらに2020年5月、トヨタはそれまで4つあった国内の販売チャンネルごとの車種専売制度を廃止し、トヨペット店専売のアルファードネッツ店専売のヴェルファイアが、それぞれどの店舗でも取り扱えるようになり、同年の年間販売台数で比較すると、アルファードが9万748台と大きく伸ばしたのに対し、ヴェルファイアは1万8004台まで落ち込んだのです。

 当時の2モデルはほぼ同等のグレード展開だったことから、アルファードの突出した人気ぶりが明確にわかります。

 この間にアルファードは、個人ユーザーのみならず、これまで「クラウン」などの高級セダンを利用していた会社役員や政治家、芸能人といったVIPのショーファーカー需要も獲得していきます。

 その意味で先代アルファードは、高級車の歴史を大きく転換させた1台といえます。

 一方で、一時はアルファードを超える人気を誇ったヴェルファイアは、2021年4月の一部改良でラインナップを大幅に整理し、わずか1グレードへと規模を縮小しています。

 この頃SNSなどでは「次期モデルでヴェルファイアは廃止されるのでは」と懸念する噂の声が挙がったほどでした。

 こうしたなかで今回、8年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型アルファードと新型ヴェルファイアは、これまでと同じく2台体制を維持して登場しました。

 新型アルファード/新型ヴェルファイアの開発を担当したトヨタの吉岡憲一氏は、開発の狙いについて次のように話します。

「多様化したライフスタイルにあわせた『快適な移動の幸せ』を追求しました。

 そして同時に、ヴェルファイア復権も狙っています。

 国内で大きすぎないサイズで、かつ、安らぎの移動空間を提供するため、高級サルーンに匹敵するモデルとして仕上げました」

 この「ヴェルファイア復権」はどのような経緯で進められたのでしょうか。

 当初トヨタでは、販売台数が低迷していたヴェルファイアのフルモデルチェンジは行わない方向で開発が進められていたといいます。

 しかし豊田章男氏(現会長)が次のように伝えたことで、その方向性に大きな変化が起きました。

ヴェルファイアのお客様こそ、本当に強いこだわりをもつお客様です。その気持ちと(培ってきた)ブランドを大切にしてください」

 こうした経緯から、フルモデルチェンジ後も2台体制が継続されることになったようです。

新型アルファード/新型ヴェルファイアは何が変わったのか?
 では新型アルファード/新型ヴェルファイアは、どのような進化を遂げたのでしょうか。

 新型アルファード/新型ヴェルファイアのボディサイズは全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm-1945mm、ホイールベースは3000mm。

 従来モデル(3代目)よりも全長は60-45mm延長されたのに対し、全幅はそのまま維持され、全高は最大5mm低くなっています。

 新型アルファードのエクステリア(外観)は、「Forceful×IMPACT LUXURY」というキーワードをもとに、従来モデルの堂々としたスタイリングを継承しつつ、さらに進化しています。

 フロントマスクは、ボンネットの先端位置を伸ばした逆傾斜形状(逆スラントフェイス)を採用し、先代で好評だった豪華で勇壮なイメージを継承しながら、ヘッドライトとシームレスにつながる滑らかな曲線で構成された大型のグリル面を強調させます。

 その逆スラントフェイスからフェンダー上部へと連続してつながるエッジの効いたキャラクターラインは、ボディサイド後方へ向かうにつれ、溶け込むように滑らかに広がっていくのが印象的で、ボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」「ブラック」「プレシャスレオブロンド」の3色を用意。

 
トヨタ 新型「ヴェルファイア
 一方で新型ヴェルファイアのエクステリア(外観)は、従来モデルの力強いスタイリングをさらに進化。メッキを多用したフロントグリルがワイド&ローを強調するほか、新デザインの2段ヘッドライトが印象的です。

 後部には専用リアバンパーと、新たな意匠のテールランプが装着され、高級感がありながらスポーティなデザインにまとめられ、ボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」「ブラック」の2色を用意しています。

 新型アルファード/新型ヴェルファイアのインテリア(内装)は、インパネ中央に14インチの大型ディスプレイを配置するほか、高さがあるセンターコンソールや、ラウンドした形状のインパネのトリムにより、包まれ感のある前席を実現。2列目シートはプライベートジェットのような「おもてなし空間」が広がります。

 また車内は64色から選択できるイルミネーションが設定されるほか、下降式の後席サイドシェードや、ルーフに「スーパーロングオーバーヘッドコンソール」を採用。左右独立のムーンルーフも取り入れられました。

 なお内装色において新型ヴェルファイアのみに「サンセットブラウン」を新設定しています。

 また上級グレードの「エグゼクティブラウンジ」に設定される2列目の独立キャプテンシートは「オットマン&アームレスト」にヒーターが設定されるなど、より快適な空間へと進化しました。

 走りの面では、新型アルファード/新型ヴェルファイアのプラットフォームにTNGA GA-Kを採用。さらに新型ヴェルファイアでは走行性能に寄与するセッティングが施されています。

 パワートレインは新型アルファードに2.5リッターガソリンと2.5リッターハイブリッドが設定され、駆動方式はガソリン車が2WDと4WD、ハイブリッド車が2WDとE-Fourをラインナップ。

 新型ヴェルファイアでは2.4リッターガソリンターボと2.5リッターハイブリッドが設定され、駆動方式はガソリン車が2WDと4WD、ハイブリッド車が2WDとE-Fourをラインナップします。

 またそれぞれのグレード展開は、新型アルファードには、「Zグレード(ガソリン車/ハイブリッド車)」、「エグゼクティブラウンジ(ハイブリッド車)」がラインナップされ、価格(消費税込み、以下同)は540万円から872万円です。

 新型ヴェルファイアには、「Z Premierグレード(ガソリン車/ハイブリッド車)」、「エグゼクティブラウンジ(ハイブリッド車)」をラインナップし、価格は655万円から892万円です。

 なおトヨタでは今後、PHEV(プラグインハイブリッド車)もラインナップへ新たに追加すると明らかにしました。
くるまのニュース編集部
 
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