江川卓、大谷翔平について、殆どわからず喋ってる?

江川卓、スポーツキャスターとして取材は巨人しか行かないし、番組対談程度しか有名選手も知らない。引退して30年を越す。もはや、自分の現役体験すら分析に活かせない。

カレ自身、法大時代に疲労骨折をやったハズ。それすら、自分で分析デキていたか?多分、運痴の医者が「投げ過ぎ!」と言ったから、投げなくて済むようになっただけだろう。まして、巨人入団後は王貞治が先頭に立った反江川で引退までの9年間をツブしてしまった。

この年代の選手としては、カラダに恵まれていた。甲子園を目標に鍛練し、中学高校まではスゴいタマを投げる認知を得ていた。しかし、高校当時から、テークバックの小ささは指摘されていた。大卒して1年浪人して、カラダを文字通り遊ばせた。プロ2年目からは、スピードガンで150キロ出た。ソレも試合終盤で!江川卓より10センチ近く小さい桑田真澄が、大きくループするテークバックをしても尚、150キロは出なかった。

だが、大谷翔平はソレ以上にカラダに恵まれている。江川卓より10センチ近く大きく、手足も長く、甲子園を目標に鍛練したカレは高校時代でも160キロ出した。当時から割とシンプルながら、テークバックでキレイなループを描くフォームだった。同世代最強の藤浪晋太郎はループバックに加えて、あの時期のダルビッシュ有同様のZ軸捻りまでやっていた。

投球フォーム、自分としてカラダを有効に使い、打者に見極められにくく、より速いタマ強いタマ捉えにくいタマを投げるためのモノだ。

だが、ダルビッシュ有が日ハム終盤から始めた体重バカ増しに依る球威増強、田中将大大谷翔平藤浪晋太郎もやり始めた。カラダ全体重くなり、ダルビッシュ有田中将大大谷翔平も、ショートアームと言われる極小テークバックで、前に強く体重移動するフォームに変えた。藤浪晋太郎だけは、フォームを変えず、重くなったカラダの捻り返しが遅れ、右打者アタマへ抜けるタマが増え、阪神にソレをキチンと指摘指導するコーチもなく、不毛な7年を費やした。

右ヒジ靭帯断裂に依るトミー・ジョン手術をしたダルビッシュ有大谷翔平、保存療法やってる田中将大、不毛な7年な代わり一切故障してない藤浪晋太郎、分かれ目はソコにある。

江川卓の言うような、ヒジを下げるのどうのではない。ヒジを下げるコトで、スリークオーター的腕の振りが、ヨコの腰の回転と合いやすくなってカーブ/スライダーのキレが良くなったのだ。斉藤雅樹がサイドスローに変えて、最初にブレークしたのと一緒だ。

ショートアームで、重くなったカラダのタイミングを合わせやすくなった分、より直接的に右ヒジに負担がかかるようになっているのだ。小さなテークバック、小さなフォームでスピードを出すのだ。ピッチングマシンに置き換えて考えてみたら、簡単にわかる。

肩甲骨の裏側に、肩が回らなくなるツボがあるとか言ってると、わからないだろう。

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江川卓氏 大谷翔平の右肘故障の原因指摘「スイーパーをなげるとき肘が下がる。それが影響した」
8/31(木) 22:40 Yahoo!ニュース
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江川卓
 元巨人の江川卓氏(68)が自身のYouTube江川卓のたかされ」を更新。エンゼルス大谷翔平の右肘内側側副靱帯損傷の原因をスイーパーの多投ではないかと推測した。

 江川氏はシーズン前からWBCでの疲労などを考慮し、「今年は10勝くらいでいい。15勝は目指すとちょっと怖い」と心配していた。

 それが現実となった。江川氏は特にスイーパーの多投を心配していたという。

 江川氏は「スイーパーは投げるときに肘が下がる。それが影響した感じがする」と話した。

 一般的にスライダーを曲げようとすると肘が落ち、負担がかかると指摘。「バッターには打ちづらいがリスクもある」と、投手・大谷の代名詞でもあるスイーパーの多投が主要な原因と推測した。

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