アヴェンタがランボの伝統?記事、書かされてるの?

ランボルギーニディアブロVT辺りで終わりが始まり、ムルシェラゴやガヤルド時点で完全に終わった。今はランボルギーニ自体のクルマ作りのアイデンティティーなどなく、露骨にVWアウディーの命ずるがままのクルマを出すメーカーになった。ランボルギーニに限った話ではなく、ベントレーもポルシェもそうだ。

ダラーラやスタンツァーニがミドシップスーパースポーツで目指したモノは、限られたエンジンパワーに於ける、車両重量やコンパクトさや空気抵抗最小化だ。

本来のミドシップ、RWDを前提としたモノだ。あのバーチカルドアは、車体の高い剛性を維持する高いサイドシルで乗降するためのドア開閉スペースを横ではなくタテに取るアイディアだった。

アヴェンタドール、似て非なるモノだ。バカ排気量&馬力エンジン冷却空気取入のため、リヤが拡幅された。カーボンモノコックで剛性確保した上、大きなドア部開口をインセクト型にし、タテにも横にも張り出す。もはや、カウンタック時のコンセプトとは異なる。

全くモータースポーツにも関係ない4WDにSVJを命名したり、シアンの皮替グルマにカウンタック命名したり、迷走している。

 

 

 

 

 

 

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アヴェンタドール」は、ランボルギーニ伝統のV12を受け継ぐフラッグシップ【スーパーカークロニクル/069】
9/10(日) 7:03 Yahoo!ニュース
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ランボルギーニ アヴェンタドール(LAMBORGHINI AVENTADOR:2011ー2021)
 
ひとめでランボルギーニ車と分かるスタイリングだが、デザインは自社製。しかも中身は高度に進化している。
1970年代の後半に大ブームが起き、今もなお人々を魅了してやまないスーパーカーたち。そんな懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまでを紹介していく、スーパーカークロニクル。今回は、ランボルギーニ アヴェンタドールだ。

【写真はこちら】コーナリングは不得手といわれていた往年のフラッグシップ、カウンタックとは隔世の感がある(全8枚)

アヴェンタドールのワールドプレミアは、2011年のジュネーブ モーターショー。ひと目でランボルギーニのフラッグシップとわかる独特のスタイリングは自社で手がけた。地を這うような独特のフォルムやV12エンジンをミッドシップ搭載するなど、基本はカウンタックから引き継いでいるようにも見えるが、中身は高度に進化している。初めてボディにカーボンファイバー製のモノコックを採用したことや、サスペンションもピュアレーシングカーのようなプッシュロッド式を採用した。

だが、最大の進化はエンジンを新開発したことだろう。カウンタックから先代のムルシエラゴまでは、創業以来のV型12気筒を基本的に使い続けてきたのだが、新設計のものに置き換えられた。排気量は6498ccで、デビュー当初のモデルは車名「LP700 ー4」が示すとおり最高出力700psと最大トルク690Nmを発生した。

トランスミッションはマニュアルは設定されずセミAT(シングルクラッチのAMT)のみとなる。駆動方式も4WDのみで、前後の駆動力配分は0:100から40:60まで可変する。公称の最高速は350km/h以上、0→100km/h加速は2.9秒以下とアナウンスされていた。

ビッグマイナーチェンジで「S」へと進化
2016年にはビッグマイナーチェンジで「アヴェンタドールS」へと進化する。車名の最後の「S」は、イタリア語のスピント(Spint)の略で、音楽用語で歌や演奏が盛り上がった様子を意味するが、それが転じてチューニングを意味している。

スタイリングは、フロントまわりとリアエンドを中心にデザインが変更されている。サメのヒレを想起させるようなフロントスポイラーの形状や、従来型からモチーフとされている六角形をさらに強調して3本出しとなったエキゾーストエンドなどが特徴的だ。空力性能も改善され、フロントのダウンフォースは従来型より130%向上しているという。

最高出力は40psアップされて、740psとなり、その発生回転数も8250rpmから8400rpmに引き上げられている。組み合わされるトランスミッションはシングルクラッチの7速AMTのままで、4WDシステムも継承されている。また、ランボルギーニのカタログモデルとしては初めて4WSシステムを搭載した。低速時には逆位相、高速時には同位相に転舵して利便性と安定性を向上させている。公称のパフォーマンスは、最高速が350km/h、0→100km/h加速が2.9秒とアナウンスされた。

「S」から「SVJ」へ、さらなる進化を遂げる
2018年のペブルビーチコンクール デレガンスでは、さらに上をいく高性能バージョンとして、「アヴェンタドール SVJ」が発表された。SVはスーパーヴェローチェの略で、Jはイオタ(Jota)を表し、かつてミウラの特別バージョンとして作られたイオタと同様に、レース走行への熱い思いが込められている。

発表前にニュルブルクリンク北コースで当時の市販車最速となる6分44秒97の記録を打ち立てており、コーナリングは不得手といわれていた往年のフラッグシップ、カウンタックとは隔世の感があるといえるだろう。

エクステリアでは、サイドフィン付きのフロントバンパーのインテーク内に、ALA(エアロディナミカ ランボルギーニ アッテヴァ)というアクティブ エアロダイナミクス システムを搭載。リアにはカーボンファイバー製のウイングも装着され、バンパー下部は巨大なディフューザーとなっている。ALAは2.0に進化し、電動モーターがフロントスプリッターやエンジンボンネットのフラップを開閉し、ストレートではドラッグを低減、コーナーではアウト側のダウンフォースを高めてトラクションを最適化する。

ミッドシップされるV型12気筒 DOHCの排気量は6498ccとアヴェンタドールSと変わらないが、最高出力は30psアップの770ps、最大トルクは30Nmアップの720Nmと、デビュー当時は歴代のランボルギーニV12エンジン搭載量産車では最強だった。

ランボルギーニ アヴェンタドール LP700-4 主要諸元
●全長×全幅×全高:4780×2030×1136mm
ホイールベース:2700mm
●車両重量:1575kg
●エンジン種類:60度V12 DOHC
●総排気量:6498cc
●最高出力:700ps/8250rpm
●最大トルク:690Nm/5500rpm
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・90L
トランスミッション:7速AMT
●駆動方式:縦置きミッドシップ4WD
●タイヤサイズ:前255/30ZR20、後355/25ZR21
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