本来、ランボルギーニが取るべきだった道

本来、ランボルギーニが取るべきだった道、フルッチオの時代にベビーランボの構想があったらしいが、このメーカー規模台数のコスト管理から考えて、V12以外にもう1種類エンジンを開発し生産設備を設けるコト自体が自殺行為に等しい。ミウラ時点で横置用を作ってしまったから、V12横置/縦置/FRのミウラ/エスパーダ+α(カウンタック)又はミウラ/V12横置後継/エスパーダとすべきだった。

V12横置後継の候補としては、フェラーリで言うディノ308のV12版やランボルギーニシルエットのV12版だ。

横置ミドシップフェラーリディノ246/308や308/328、ランチアストラトスなど、他メーカーでもハンドリングに優れたクルマは出たし、ランボルギーニでもミウラを熟成して得たノウハウを後継車に活かすべきだった。フェラーリがディノや308を強化した鋼管フレーム車体に横置V12ミドシップを作っていたら、ランボルギーニミウラ後継の横置V12ミドシップを継続していたら、横置の歴史は変わっていたと思う。

ココを中途半端にやめてしまったせいで、横置エンジンそのものの制震に関する技術が中途半端になった。その結果、世界中の自動車メーカー、横置FFのハンドリングは拡長拡幅以外に手がなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

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ランボルギーニラカンは成功作のガヤルドを進化させ、豊富なバリエーションも人気に【スーパーカークロニクル/071】
9/16(土) 19:10 Yahoo!ニュース
 
ランボルギーニラカン(LAMBORGHINI HURACAN:2013~)
 
2014年に日本初公開されたときのウラカン。ボディデザインは、アヴェンタドールなどを手がけたフィリッポ・ペリーニ
1970年代の後半に大ブームが起き、今もなお人々を魅了してやまないスーパーカーたち。そんな懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまでを紹介していく、スーパーカークロニクル。今回は、ランボルギーニ ウラカンだ。

【写真はこちら】先代のガヤルドと雰囲気は似ているが、全幅は20mmほど広くなり、少しグラマラスな印象になった(全7枚)

ガヤルドの後継として2013年末に発表されたのが「ウラカン」。ボディデザインは、アヴェンタドールなどを手がけたフィリッポ・ペリーニで、カーボンファイバーとアルミニウム素材を統合したシャシにより、デビュー時のLP610ー4 クーペの車重は1422kgに抑えられていた。

ミッドシップ搭載されるV型10気筒DOHCエンジンはガヤルドと同じ5204ccの排気量だが、最高出力は610ps、最大トルクは560Nmに引き上げられていた。それに7速DCTが組み合わされ、フルタイムで4輪を駆動する。公称のパフォーマンスデータは最高速325km/h、0→100km/h加速が3.2秒、0→200km/h加速が9.9秒とアナウンスされている。

コクピットガヤルドのものより進化し、メーターパネルは12.3インチのフルカラーTFTモニターとなった。インテリアには上質なナッパレザーやアルカンターラがふんだんに用いられた。

2016年にはフルオープンとなるスパイダーも登場。最高出力は580psに引き下げられているが2WD化されて車重も軽くなり、より運動性能を楽しめるLP580ー2、およびそのスパイダー版も登場するなどバリエーションを広げていった。2017年には軽量化されてエンジンパワーもアップした「LP640 ー4 ペルフォルマンテ」が登場した。

2019年1月にはビッグマイナーチェンジを施し、車名も「ウラカン EVO」と改めた。新デザインのフロントバンパーは一体型ウイングを備えたフロントスプリッターによって空力効率が向上された。パワーユニットは、ペルフォルマンテに搭載されていた5.2LのV型10気筒DOHCで最高出力640ps、最大トルク600Nmを発生。7速DCTと4WDは継承され、最高速は325km/h以上、0→100km/h加速は2.9秒、0→200km/h加速は9秒というパフォーマンスを公称。

2019年のジュネーブ モーターショーでオープンモデルのウラカン EVO スパイダーを発表。2020年初頭にはパワースペックを610psと560Nmに抑えて後輪駆動としたウラカン EVO RWDを設定。さらに2022年には改良モデルの「テクニカ」、2023年にはオフロード仕様の「ステラート」が設定されるなど、登場から10年を経てもウラカンは進化を続けている。

ランボルギーニラカン LP610-4 クーペ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4459×1924×1165mm
ホイールベース:2620mm
●車両重量:1422kg
●エンジン種類:90度V10 DOHC
●総排気量:5204cc
●最高出力:610ps/8250rpm
●最大トルク:560Nm/6500rpm
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・90L
トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:リア縦置きミッドシップ4WD
●タイヤサイズ:前245/30R20、後305/30R20
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