ハミルトンがＦ１通算９２勝目を挙げた。
ただ、何の感情もない。今のＦ１がメルセデスにＰＵの肝心な部分を握られ、開発の自由すらない。先天的にメルセデス有利に仕組まれ、そのドライバーが長くハミルトンだったからだ。ファンジオの時よりも、メルセデスが牛耳った部分が大きく、ＦＩＡと握っているため、嘗てＦＩＳＡでセナやシューマッハを妨害したようなアクションもない。コレでは、全く競技にならない。技術競争にもならない。後は、適当に取りこぼして、フェラーリとレッドブルとで分け合えば問題ない。
ホンダが１６戦中１５勝した８８年ですら、こんなドッチラケであった記憶はない。当時のＦＩＳＡは、バレスタルらフランス人が仕切っていて、プロストがセナと争っていたので問題は起きなかった。
こんな出来レース、ＦＩＡトッドは上手くやっているつもりなのか？ホンダは、今年限りの撤退を表明している。前回はホンダ撤退翌年、ブラウンＧＰとバトンがチャンピオンを獲ったが、今回のホンダにそんな遺産は残りそうにない。
