クラウンすら廃止?トヨタすらクルマ作り破綻?

今のトヨタ、日本にレクサスが入っているため、トヨタのフラッグシップたるクラウンは、レクサスのGSくらいでしかない。エンジンや車格的にそうでも、値段ではGSの方が遥かに高くつく。高級なグレード付として当たり前のコトだが、顧客の側から見たら、クラウンの方がGSよりお得なイメージになる。同様な比較として、SAIやカムリの方がHSやESよりお得なイメージになる。レクサスの高級演出は過剰演出でしかなく、顧客はその線までの高級な素材や設えを求めていない。そうすると、レクサスが売りにくくなってしまう。今のバカ上がりしたクルマの値段構成から見たら、今更値下もできない。同じような工場で作ったクルマを、片やレクサス、片やトヨタと呼び、レクサスには高値付される。見掛けの高級に踊らされるバカな顧客はまだしも、経済観念ある顧客はダマされない。それを考えれば、レクサス側よりトヨタ側のダブりそうな車種を廃止しようとするのは当然な流れになる。

それを、単に自然な流れと受け入れられるか?もう、日本に日本自動車メーカーの品揃えとして、日本の道路や車庫の規格を鑑みたクルマ自体が絶滅しかかっている。フランス人経営者に乗っ取られたニッサンはいざ知らず、ヤク中役員くらいしか侵食受けてないトヨタカローラは5ナンバーをハミ出し、今やクラウンすら絶滅させようとしている。ホンダや三菱でも、似たようなモノだ。クルマの魅力で外車に勝てもしないのに、値段をバカ上げし規格を守れないクルマでは更々勝ち目はなくなる。

いっそ、中古の外車や新車の韓国車に侵食されない限り、日本の自動車メーカーは目覚めるコトはないのかも知れない。