こんなコト、フツ~に考えてもわかるコトじゃん!

フツ~に考えればわかるコトじゃん!

中学や高校や塾でも、クラス内や学校内外にカレ/カノジョいるの知れたら、その中では浮いてしまうの、わかんない?浮く中身は、同性なら妬みや羨み、異性なら憧れや嫉妬などによる嫌悪感による。自分が過ごしにくい環境に変わってしまう。カネのかからない関係ですら、こうなる。

それが、お客さんにCDや写真集やグラビア載った雑誌やCMに出た商品やサービスでおカネを出してもらわないといけないアイドルなら、どうなる?単に、かわいければ、カネ出してくれると思うか?逆に、1つ1つカネ出してもらうコトに成功しなくて、次の仕事が舞い込んで来ると思うか?そのために、お客さんにどういう感情を持ってもらうコトが必要だと思う?

まだアイドルやる年齢では、営業的活動に馴染みないかも知れない。また、所属アイドル人気に胡座をかいて、芸能事務所ですら営業活動しないトコも多いから、教えてくれるマネージャーや社員もいないかも知れない。

しかし、キチンとした営業的活動ができれば、相手にもキチンと線を引けるし、仮に枕営業を持ち掛けられても断れる。この営業する上で、恋愛モロ出しにして成功すると思うか?

わかってないヤツが多いから、AKBなど秋元康プロデュースグループは恋愛禁止を打ち出して来た。AKBは多事務所共同参画だから、相互にキチンとしないと揉めるから、均衡保ちながらルールを守られて来た。だから、増田らみたいにスキャンダル起こせば、卒業という名の解雇が待ってた。

それが、AKB系地域グループや坂グループの場合、単独事務所運営のため、スキャンダルの管理が甘かったり、贔屓も出て、管理が揺らいでいる。

今では、AKBでも研修生すら平気でスキャンダル起こして居座っている。

おニャン子クラブ末期よりヤバい。

 

 

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「アイドルは恋愛NG」なのか? アイドル卒業で「人生詰んだ」私が伝えたいこと
9/1(水) 20:01 Yahoo!ニュース
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作家として活躍する大木亜希子さんはかつて、AKB48のお姉さんグループとして知られ、秋元康氏がプロデュースを手掛けた「SDN48」の一員だった。しかし、「元アイドル」のセカンドキャリアはそう甘くはない。前編〈元アイドルの私が、ハイスペ男子に疲れ、「官能小説」を執筆するまで〉では、グループ卒業後に味わった挫折と苦悩を紹介した。そんな彼女がなぜ今回、官能小説『MILK』を書くに至ったのか。
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【写真】13歳女優の官能シーンに批判殺到、上映中止に。女性監督が振り返る

過去の自分を救うために
 ――元アイドルが官能小説を書いていることでも注目を浴びています。きっかけはあったのでしょうか。

 大木:実は、官能小説を書いているという意識はあまりないんです。私はアイドルだった自分、普通の女の子としての幸せを掴みたくてもがいた自分、結果失敗して人生詰んだ自分という、過去の自分を救うような気持ちで小説を書いています。つまり、過去を否定するつもりはないけれど、アンチテーゼの意を込めている。

 その中で特に伝えたかったのが、身を滅ぼすような恋愛をしてしまうアラサー女性の心理だったり、芸能活動を通して目撃してきたジェンダーバイアスに悩む女の子の辛さと寂しさ、立場の弱さだったんですね。だからこそ、ちゃんと性を描きたいと思ったんです。

 ただ、私自身が今を普通に生きているように、小説でも三次元を生きる人たちの日常にある性にしないと嘘っぽくなって、本当に伝えたいことが届かないかもしれない。

 だから、『MILK』にはレズビアン風俗というちょっと非日常的なシーンも出てはきますが、30代の女の子のごく普通の一日を中心に表現にしてきたつもりです。

 おかげさまで読者の方からいろいろな反響をいただくのですが、「こんなに爽やかな官能小説は初めて読んだ」という声を聞いた時はうれしかったですね。

「アイドルは恋愛NG」であるべきか
 ――『MILK』も前作『シナプス』も、不毛な不倫が一つのテーマになっています。芸能活動の中で見てきた女の子の立場の弱さを伝えたいとのことですが、芸能界は危ない誘いが多いものなんですか。

 大木:多いわけではないですが、明らかに体目当てだろうという飲みや食事の誘いはありました。それも番組のキャスティングなんかが絡んでいると無下にはできません。

 私には双子の姉がいるので、危険を察知した時には姉と一緒に行ったりして回避していましたが、突っぱねることができずに流されてしまうタレントさんも稀にいました。

 問題なのはそれが“搾取”だと気づかずに、翻弄されて恋愛だと思い込み、突き進んでしまう子がいることです。

 そして既婚の年上男性や、仕事上で権力を握る男性との疑似恋愛に苦しんでしまう。夢や目標に向かってがんばっているところに付け込んで搾取されていることに気づいてない。むしろ自発的に破滅の道を選んでると思わせられているのを、身近なところで見ていて、本当によくないなって思っていました。

 ――恋愛がご法度のアイドルからすると、よりその思いは強かったかもしれませんね。

 大木:実は、私が所属していたSDN48は20歳以上のセクシー路線OK、既婚者もOKというちょっと特殊なアイドルグループだったんです。だから恋愛自体が悪いことだとは思っていません。

 私自身も小さなころから女優として活動をしていたので、「アイドル」というカテゴリに限らず芸能界全体を通じて隙間に入り込んできた男性の甘い言葉を、本当の愛だと勘違いして沼に落ちていく現象に憤りを感じていたのです。

 ――アイドルの恋愛NGというルールはどう思いますか。

 大木:私はあっていいと思います。すごく現実的ですけれど、アイドルも一つのビジネスでファンの方からお金をいただいているからです。

 推しの恋愛話なんて聞きたくないというファンの方がいるなら、やっぱり現役のうちは絶対にしちゃいけない。もっとも、プロとして自覚を持ち、週刊誌の目から完璧に逃れ「誰にも情報が漏れない」ことを前提にするならば、しても良い思いますが……。

 だけど、一方で「アイドルだから」と型通りに振舞う子は人間味がないと感じてしまうところもあります。恋愛が原因でアイドルを辞め批判された女性がいたとしても、それが結果的に彼女にとっての幸せであれば、選んできた道は間違っていなかったことになるし、良い人生の選択をしたことになると思います。

元アイドルたちのポテンシャル
 ――アイドルも人間と言うことですね。

 大木:アイドルって長い人生のうちのほんの一瞬のことなんですよね。私も自分がアイドルだった頃はそんなことわからないから「このままマトモな恋愛ひとつせず、名刺の渡し方も知らずに生きていくのか」って思っていましたが、今は一つの生き方として捉えれば全否定はできないと思う。

 それが元アイドルだった人たちのセカンドキャリアを追った『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア。』(宝島社)という本を書くことにつながったんですけれども。

 恋愛タブーのルールがあるなら守るべきだけれども、今はでんぱ組.incさんやご当地アイドルの先駆けであるNegiccoさんなど既婚者がいるアイドルグループもいます。ファンの方々が受け入れているのであれば、多様性があっていいと思っています。

 ――セカンドキャリアという話が出ましたが、大木さん自身は元アイドルと言われることについてどう感じていますか。

 大木:こうやって作家として小説を発表させていただいている中でも、やっぱり「元アイドルという下駄を履かせてもらっているから注目されるんだよね」というようなことを言う方はいます。

 でも、その点においては14歳から続けている芸能生活で、メンタルを鍛えられているので傷つくことはありません。むしろ、これまでの人生は決して順風満帆ではなかったけれども、芸能の世界の真実を見てきた私が驚くような作品を生み出すから、「今に見ていて下さいね!」という気持ちです。

 それは私に限ったことではありません。『アイドル、やめました。』にも書きましたが、元アイドルの子ってポテンシャルがすごく高いんです。

 3年に一度しか採用試験がないような超難関のラジオ局に入社した元NMB48河野早紀さんや、偏差値43から猛勉強して難関国立大に合格したリアルドラゴン桜の元SKE48菅なな子さんのように、自分の人生に責任を持ってしっかりとシフトチェンジしている子がたくさんいるんです。

 毎朝4時に起きてその場で振り付けを覚えて劇場で歌い、ファンの人たちと握手して気づいたら深夜みたいな、それぞれ壮絶なスケジュールを経て、自尊心の崩壊を繰り返してきた子たちだからこそ強い。

「元アイドル」という肩書きと共に行きていく
 ――アイドル活動をしてきたことが人生の糧になっているんですね。

 大木:そう思います。だから私もアイドルだったことは全く後悔していないし、人生の通過点としてはおすすめです。アイドルという職業が夢の頂点、人生のピークって思う方が多いかもしれませんが、そうじゃない。あくまで通過点です。

 元アイドルの中にはよい経験だったと思っている人もいれば、「もっと上にいきたかった」と悔しさを抱えている人もいます。でも、本の取材を通して分かったことのひとつが、多くの女性がその経験を人生の糧にして今を生きているということ。アイドルだった過去は消すことができませんしね。どんなに隠そうとしても調べれば出てきてしまう、「消せないタトゥー」のようなものです。

 私もいつまで「元アイドル」と言われ続けるんだろう、と悩んだこともあります。

 ただ、調べてみると文筆家・脚本家の中江有里さんもアイドルとして活躍された方ですし、芥川賞作家の川上未映子さんは元歌手。「元◯◯」という「肩書き」が外れて、活躍されている方もたくさんいるんですよね。

 肩書きをどう見るかは人によって違うので、私が元アイドルということを自ら外そうとは思いません。それは、読者の方が自由に決めるべきことですから。

 これからもっともっと女性の葛藤、人間の性をきちんと描ける存在になりたいし、なっていくので、作品を読んでもらうことで、元アイドルが下駄ではなく人生の糧であることを理解してくれる人が増えてくれればいいなって思います。

 取材・文/中川明紀
大木 亜希子(フリーライター、女優・タレント)

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