必ず死ぬ展開?!名前が沖田。

こんなコトより、不文律?!名前が沖田というキャラいたら、途中で死ぬ。江戸時代末期活躍した新撰組、若くして結核で死んだと言われる沖田総司になぞらえたイメージか。

今、思い出せるのは3つ、松本零士宇宙戦艦ヤマト」のヤマト初代艦長沖田十三池沢さとしサーキットの狼」の主人公風吹裕矢の友人でライバルの沖田(警察官なのに、ストーリー上、名前は不明。谷田部のおやっさんは知ってると思うが。)と庄司陽子生徒諸君!」のヒロイン北城尚子の最初のフタカレの片方、沖田成利。

とにかく、沖田と名が付くと、陰を背負い断固たる意思を貫き、志半ばで死ぬ。

ヤマト沖田艦長は、最初のガミラスとの戦闘で古代の兄ら殆ど全滅した中、生き残りヤマト艦長としてイスカンダル往復の任に就いた。途中から佐渡酒造から絶望的診断を受け、古代に艦長代理を任命した。

死んで、宇宙葬したハズだったのに、佐渡酒造の誤診で回復したとか言って、ファイナルヤマトに艦長再登板、地球を護るためアクエリアスの前で重水取り込んだヤマトで自爆した。

サーキットの狼沖田は、交通機動隊新撰組メンバー、風吹裕矢のスポンサー谷田部行雄がレーサー転向を口説いたらしいが、下の名前が不明で警官になれるワケがない。そんなカレにフェラーリディノを与えるなんて・・・テクニックは素晴らしかった。早瀬や風吹を四輪ドリフトやパワースライドでかわしたし、スピンしたピーターソンをかわした。ゴール手前、スタビライザー破損の風吹のロータスを逆ドリフトでかわしゴール寸前、御約束の結核で力尽きた。

生徒諸君沖田成利は、中学時代の転校生。中学時代に双子の姉茉莉子の死後、身代わりにされそうな尚子を父親への談判で救った。仲間がそれぞれの高校大学に進む中、尚子と一緒に都立大学へ。登山部に入る。岩崎祝が日体大バスケットで全日本候補になる中、沖田成利も注目のアルピニストになった。穂高を制し、富士を制したら、尚子にプロポーズする気だった。しかし、穂高で雪崩に見舞われ仲間とはぐれ、同僚に応急を施し食料と水を残して、最後の力で頂上へ向かい力尽きた。沖田成利と姉の元夫飛島峻は、北城尚子と岩崎祝に影を落とし、2人は続かなかった。

 

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「なぜ死んだ!?」マンガ・読者の賛否が分かれるガッカリ展開
9/10(金) 6:10 Yahoo!ニュース
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エースは逃げるor逃げないで論争に
 
トップクラスの人気を誇るエース 著:尾田栄一郎ONE PIECE』第18巻(集英社
 有名マンガには名シーンが数多く登場しますが、なかには一部の読者に不評なものも存在します。この記事では、ファンの賛否が分かれたシーンを振り返ります。

【画像】続きを楽しみにしていた読者が「ガッカリ」したエピソードを収録

※本記事では『BLEACH』『ONE PIECE』『アイアムアヒーロー』のネタバレを含みます。ご注意下さい。

 例えば、「週刊少年ジャンプ」を代表する人気作のひとつ『BLEACH』には魅力的なキャラクターが多数登場しますが、一部読者から「ただの無能」「究極のかませ犬」「いいところなし」「もうよい」など、散々ないじられ方をしているのが山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)です。護廷十三隊という組織のトップとして君臨する推定2000歳以上の老人で、いわゆるバトルマンガにおける“最強のおじいさんキャラ”として登場します。そんな人物が“無能”と問題視されているのは、作中で何度か失態を繰り返していることに由来しています。致命的なのは、壮大な勘違いから退場(死亡)することです。敵が自分の奥義技を“奪う”ことができると知りながら発動。この時点ですでに「無能」な評価が下されていますが、さらに「自分のは奪い取ることはできない」という裏取りなしの完全思い込み持論を展開……。案の定、敵に奪われた上に、成す術もなく瞬殺されるという事態になってしまいます。

 それまでの“最強キャラ”としての持ち上げ方もすごかっただけに、このあまりの呆気なさに落胆した読者が多かったようです。一方、「作者に批判が集まるのではなく、キャラクターがいじられている」という声もあり、改めて原作者の久保帯人先生のキャラメイクを賞賛する人もいました。

 同じく「ジャンプ」から『ONE PIECE』にも、賛否分かれる展開があります。主人公ルフィの兄であるエースの死についてはさまざまな意見が交わされています。登場回数はそれほど多くありませんが、家族や仲間思いな性格で、人気はトップクラスだったエースが死ぬ……『ONE PIECE』のなかでも感動必須の名シーンに数えられる展開ですが、「あれ? エース、自分勝手すぎない?」と感じた人もいるようです。

 単行本58~59巻では海軍本部での処刑が決定したエースの救出に成功し、脱出を図るルフィたち。しかし海軍のひとり「赤犬」の挑発にエースが乗ってしまったことでバトルに発展します。赤犬の攻撃からルフィをかばう形で、胸を貫かれエースは死亡。これには一部読者から「大勢の仲間の命を失った上に、挑発されただけって……」「仲間の行動が全てパー」「おとなしく逃げるべきだった」などの意見も。しかし挑発されただけと言っても、父のように慕っていた白ひげを「敗北者」と罵られたことに黙っていられないエースの性格こそ、エースらしい行動であり、彼の人気の要因ではないでしょうか。

 最終巻の内容に賛否が分かれた作品もあります。2009年から「ビッグコミックスピリッツ」で連載が始まった『アイアムアヒーロー』は、2016年に大泉洋さん主演で実写映画化もされた人気作です。35歳の売れない漫画家・鈴木英雄が“ZQN(ゾキュン)”と呼ばれるゾンビが徘徊する世界を生き延びていくパニックホラー。平凡な日常が徐々に崩れていく様子を描き、第1巻では衝撃のラストを飾り注目を浴びた作品でした。

 単行本は2017年に22巻を発売し最終回を迎えましたが、多くの謎を残したままの完結には“ゾンビドラマ”として捉えていた読者には賛否両論でした。そもそもZQNとはなんだったのかなど根本は謎のまま、主人公の鈴木英雄は孤独なサバイバル生活を続けるという最後は波紋を呼びました。しかし、一方でリアリズムを得意とした花沢健吾作品としては自然な終わり方だったと評価する人もいます。

 一部の読者には不本意な展開だったとしても、誰よりも作品を理解している作者がベストと判断した道筋です。誰もが納得する内容では「つまらない」とも言えます。予測不能な展開は、読者が読み進める楽しみも増えるのではないでしょうか。
椎名治仁

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