トシ回りの問題とも言う。スケ連は相変わらず無策。

故障なのだから、仕方ない。滑れないから、選考会たる全日本に参加できない。羽生結弦の前回五輪前の状況と違うトコはソコだ。そして、トシとカラダの成長の見合いは、男子/女子では異なる。男子は、30歳手前まではカラダを強くできる。女子は、20歳前後からそうは行かない。傷め方も、足首では地獄だろう。元々、浅田真央に年回りが似ていたから、厳しいコトは見えていた。シニア転向が遅めに感じたし、ココが2度目になるくらいでないと、今の女子の要求技術に対応できない。実際、4回転関連で傷めてるのは、羽生結弦が5回転に取り組んで陥っている状況と似ているのでは?コレで五輪出れずに他の選手権などで行けても、その次の五輪までは持たないだろう。スケ連も、そうした対処を過去やらなかったから、コレからもやらない。

実際、浅田真央がシニア転向早々にGPファイナル制覇した時、誰もがトリノ五輪制覇を期待した。小泉首相もそうコメントした。スケ連が特別枠申請すれば間に合う可能性があると言われていたし、日本女子参加枠内で交替申請すれば荒川・村主・安藤の誰かとの入替出場はデキた。しかし、3人の参加でスポンサーから多額のカネを引き出していたスケ連は、浅田での調整を回避した。荒川の金メダルでコトなきを得た。安藤は最初の堕胎と絡み、フェンスに当たったり演技も最低だった。(安藤はモロゾフの子供を2度堕胎したと言われている。)浅田真央トリノから参加デキていたら、彼女の現在は変わっていた。荒川で手近な金メダルは取れたが、その後の女子の下り坂を自らで招いた。

日本では、各コーチのテリトリー内で上手かったり飛べたら指導受けられるが、年回り悪い選手、外国では指導すら受けられないし、強化選手にもなれなかったりする。まして、浅田真央ですら特別枠を取れなかったのに、誰をできる?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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紀平梨花北京五輪絶望的…参加必須の全日本欠場の意向
12/21(火) 5:30 Yahoo!ニュース
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紀平梨花
 フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(27=ANA)が23日にさいたまスーパーアリーナで開幕する北京冬季五輪代表最終選考会の全日本選手権に出場する意向を固めたことが20日、複数の関係者への取材で分かった。右足関節じん帯損傷で長期離脱しており、全日本が今季初戦となる。女子で全日本2連覇中の紀平梨花(19=トヨタ自動車)が欠場の意向を固めたことも分かった。五輪出場は絶望となった。

 日本女子のエースが、苦渋の決断を下した。右足首故障からの回復が間に合わず、紀平が参加必須の全日本を欠場する見通しとなった。過去の世界選手権は19年4位が最高成績。ケガを理由に全日本を欠場した場合に適用される同3位以内の実績がなく、日本連盟の五輪代表選考基準を満たさないため、北京への道は絶たれることになる。

 今年7月に痛めた右足首の骨軟骨損傷が完治せず、10月下旬のGPシリーズ第2戦スケートカナダを欠場。「今後の試合に向けて治療、リハビリに専念いたします」とコメントした。回復が遅れ、第4戦NHK杯も回避。初の五輪切符へ一発勝負となる全日本へ調整を進めていたが、間に合わなかった。

 トリプルアクセル(3回転半)が代名詞。シニア1年目の18年GPファイナルでは平昌女王のザギトワ(ロシア)らを抑えて初優勝し、昨年の全日本では大技4回転サルコーを初成功させた。今季からカナダ・トロントに拠点を移し、名伯楽のオーサー・コーチに師事。「人生を懸けてやってきた最終の目標」という夢舞台が、絶望的となった。

 ▽フィギュアスケート・シングルの北京五輪選考 男女とも出場枠は最大3枠を確保。全日本優勝者が最優先で選出。全日本2、3位や、中止となったGPファイナル出場権獲得者、全日本終了時点での国際スケート連盟公認の今季ベストスコア、世界ランキングなどで総合的に残る2人を選ぶ。過去に世界選手権3位以内に入賞した選手が全日本を欠場した場合は、その選手の成績を選考基準に照らして選考する追記がある。

 ◇紀平 梨花(きひら・りか)2002年(平14)7月21日生まれ、兵庫県西宮市出身の19歳。5歳からスケートを始め、17年全日本ジュニア選手権を制し、シニア1年目の18年NHK杯で日本人初のGP初出場優勝。GPファイナルも制した。19、20年四大陸選手権で2連覇を達成。今年4月から早大人間科学部通信教育課程に進学。1メートル55。

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