未だに残る、老害土筆ナベツネ院政!

確かに、ナベツネさんは一場裏ガネ露見したコトで、巨人軍オーナーを退いた。しかし、それは表だけのコト。

巨人軍オーナーとして、優れた選手達を獲得すべく囲い込むくらいの指令は、フツ~に出す。オーナーでなくなっても、カレは院政を敷き、裏ガネ獲得を指揮して来た。

実際、清武元GMは、上原や二岡や高橋由や阿部らに逆指名を取り付けるための裏ガネ金額や支払方法などを暴露した。

しかし、そんなに裏ガネまで使って毎年2名逆指名取り付けて意中の選手達を獲得しても、大して働けず終わってしまう。

二岡は足の故障やリハビリ中の不倫スキャンダル、高橋由は外野守備でのケガの常態化とリハビリ中の女子アナ被撮、阿部は持ち前のインサイドワークの悪さと太り過ぎで捕手として終わった。上原にはメジャー志向の足枷になり、帰って来た時や自由契約に縛る鎖として有効に機能した。

しかし、カレらへの投資額とカレらの成果、そして巨人のリーグ優勝や日本シリーズ進出や日本一回数の少なさは、全く見合わないコトをハッキリ示している。

如何に、良い選手達や欲しい選手達を掻き集めて来てもキチンと使えない、故障させ使えなくしてしまう、故障から復帰させられないチーム体制にある。そうした観点すら、事務系社員が持っていないのだ。野球を知らないクセにと言われたら、何も返せない社員ばかりなのだろう。

ナベツネに限らず、ちゃんとした事務系社員すら、ココにはいないのだ。

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勇者の物語~「虎番疾風録」番外編~田所龍一 一場騒動 突然の巨人・渡辺オーナー辞任
12/23(木) 15:30 Yahoo!ニュース
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日本大学野球選手権で大会史上4人目の完全試合を達成した明大の一場靖弘投手=平成16年6月
このまま「1リーグ制」導入で押し切られてしまうのか―。そんな球界の空気をぶち破る大事件が起こった。『一場騒動』である。

平成16年のドラフトの目玉は、大学屈指の右腕といわれた明大の一場靖弘投手。最高時速154キロの速球を武器に大学通算26勝15敗。多くの球団が「自由枠」での獲得を狙っていた。そんな中、巨人のスカウトが一場に計200万円を与えていたことが発覚したのである。

一場によれば、この年の5月から5~6回、巨人のスカウトと会い「栄養費」の名目で手渡されたという。「受け取ってはいけないことは知っていたが、強引に押し付けられ、やむを得なかった。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と一場は頭を垂れた。

日本学生野球憲章では、プロ野球への入団を条件とする金品の支給または貸与を受けることを禁じている。渡辺オーナーは内部調査を厳命。その結果、球団幹部も容認していたことが分かった。

8月13日、巨人は東京・大手町の読売新聞本社で渡辺オーナーの辞任を発表。球団の土井社長、三山代表、高山副代表の3人も解任となった。

渡辺オーナーは『多くの関係者がプロ野球をどう発展させるかを真剣に議論している大事な時期に、ルール違反を犯した責任は重く、自らの道義的な責任も痛感しており、辞任しました』という談話を発表した。

突然の辞任劇の裏には「1リーグ制」に反対する球団や労組選手会などの格好の攻撃材料となるのを避け、「あとは院政の形で力を振るうつもり」―と噂された。事実、この事件以降も渡辺前オーナーの存在は変わらず大きかった。ただ、「弱点」も分かったという。

孤軍奮闘していた阪神の野崎球団社長はこう分析した。

「球界で絶大な力を誇っていた渡辺さんですが、意外と世間の目や声を気にする性格であることが分かりました」

それは「1リーグ制」の流れを止める大きなヒントになったのである。

「一場騒動」は巨人だけの騒動では終わらなかった。10月には横浜や阪神も金品を渡していたことが発覚。横浜・砂原オーナー、阪神・久万オーナーが引責辞任。そして野崎球団社長も「辞任」に追い込まれたのである。(敬称略)

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