巨人・小林誠司捕手を庇うヒトって?

巨人・小林誠司捕手が、叩かれている理由がわからない?それは御都合良い方々だ!

第2期原政権で、原辰徳監督が出始めた小林を"阿部慎之助の後継者"と褒めたコトで、フジテレビが宮澤智で接待、以後の小林はマトモに練習しなくなった。そして、脇谷や加藤といった先輩の小ズルいウソばかりを真似た。(脇谷は阪神戦ハーフバウンドキャッチをダイレクトとウソ、加藤は日ハムとの日本シリーズで当たってないのにアタマに当たった演技で多田野を危険球退場させた。小林は、インコースのストライクにもボールにもヒジを出して"死球"ミスジャッジを誘う。)打撃も捕球も、キチンと練習しない。打撃は毎シーズン、下から数える方が遥かに早いし、ミットを捕球位置で止められず、マイコラスからも文句言われ、審判は巨人捕手陣のミット位置を信じていない。巨人捕手陣の動くミットは、山倉以降の悪しき伝統芸だが。

ドラフト上位で期待されて来たのに、よくこんな悪いコトしか身に着かなかったのか、巨人捕手陣という最悪の環境にドップリ染まったせいだろうか?

それをわからずか、頼まれて小林擁護記事を出すなんて、日本プロ野球マスコミって情けないと思う。

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巨人・小林誠司選手は、なぜあんなに叩かれなきゃいけないのだろう…
4/12(火) 11:12 Yahoo!ニュース
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小林誠司
 野球界も芸能界も社会も、「損するキャラ」と「得するキャラ」がいます。何をやっても不思議と許される人がいれば、何をやっても叩かれてしまう人もいる。そんな残酷な現実があることをわかった上で、声を大にして言いたいことがあります。

 小林誠司選手は、なぜあんなに叩かれなきゃいけないのだろう――。

 僕の目には、小林選手は超一流の守備力を持った捕手に映ります。近年は打力と守備力のバランスがとれた大城卓三選手が中心捕手で、小林選手の出番は限られています。それでも、たとえベンチにいようと、小林選手の存在はすごく頼もしく感じます。

 過去のジャイアンツには、村田善則さんや小田幸平さん、加藤健さんといった「愛されキャラ」の控え捕手がいました。3選手ともファンをなごませつつ、守りも堅い名脇役でした。そんな存在がいたことを思えば、小林選手への世間の風当たりはあまりに厳し過ぎるように感じてしまうのです。

重過ぎた「阿部慎之助の後継者」という十字架
 小林選手は正捕手に君臨した時期もあるので、自然と期待値が高くなるのはわかります。また、「阿部慎之助さんの後継者」という重過ぎる十字架も、ファンが小林選手に求める「及第点」が高まった原因なのでしょう。でも、捕手で打率.340、27本塁打、104打点(2012年)なんて、本来ありえない数字なのです。

 小林選手の守備を見てみてください。僕は技術的なことはよくわかりませんが、一緒に試合を見に行く純烈マネージャーの山本浩光さん(宇部商野球部の4番で甲子園出場)など、小林選手のリードやキャッチングを絶賛していました。たとえ投手が本調子ではなくても、投手に寄り添い勝利に導くのが小林選手の真骨頂でしょう。

 もちろん肩も強く、昨年の盗塁阻止率は.385と高水準でした。小林選手の強肩ぶりが球界中に知れ渡り、ランナーはよほど自信がある時でない限りスタートを切らない。そんな前提を思い出すと、この数字がより尊く見えるはずです。

 たしかに、バッティングは残念……な感じがあります。ヒットを1本打ったことがインターネットで話題になってしまうのは、球界広しといえども小林選手だけかもしれません。昨年6月にショウアップナイターニッポン放送)のラジオ中継のゲストに呼んでいただいた際、当時の小林選手の打率「.000」という数字の並びに切なさを覚えました。解説者の里崎智也さんに意見をうかがうと、「ゼロ、ゼロ、ゼロはホントに恥ずかしいですからねぇ~」と、お馴染みの名ゼリフを返してくださったのも印象深いです。

小林誠司が叩かれ過ぎる最大の要因を考える
 でも、小林選手が叩かれ過ぎる最大の要因は打撃ではなく、「永遠の若手感」にあるのではないかと僕はにらんでいます。爽やかなイケメンで、スリムな体型。30歳を超えても残る「若手」のイメージ。坂本勇人選手にも同様のムードを感じるのですが、そんな「若手感」は小林選手が侮られる一因になっているのではないでしょうか。

 たとえば、阿部慎之助さんなど年齢とともに「キャラ変」に成功したひとりでしょう。お立ち台での決めゼリフ「最高でーす!」も、若手時代とベテラン時代とを見比べるとテンションがまるで違うことがわかります。風貌や声質が変化したことで、いつしか阿部さんの若手感は薄れ、重鎮へと進化していきました。

 小林選手が「損するキャラ」なのに対して、圧倒的に「得するキャラ」も存在してきました。たとえば、みんな大好き・矢野謙次さん。照る日も曇る日も全力プレーを続けた矢野さんが打席に入れば、みんな胸を熱くして応援歌を口ずさむ。僕もそのひとりでした。

 でも、ふと冷静になって思い返すと、矢野さんの守備に言葉を失った記憶はないでしょうか? 僕の脳裏にも、レフト・ラミレスさん、ライト・矢野さんによる両翼の守備に「あれ?」と思わされた記憶が残っています。でも、矢野さんが打席に入れば、みんなそんなことは忘れて応援歌を熱唱するのです。もし小林選手が同じようなミスをしていたら、大ブーイングが吹き荒れそうな気がします。

 巨人の選手でもっとも「トレード要員」の憶測記事が多いのも、小林選手でしょう。それでも、これまで多くの選手がFAの人的補償として巨人を去った歴史があるなか、小林選手は巨人に残り続けているのです。これは球団が小林選手を必要とし、プロテクトメンバーに入れ続けてきたからではないでしょうか(プロテクトから漏れ、他球団から求められなかった可能性も残りますが……、僕はそうではないと信じています)。

 2005年オフ、FA宣言した野口茂樹さんを獲得した際に、人的補償小田幸平さんが中日に移籍したことがありました。中日監督だった落合博満さんは小田さんを高く評価したそうですが、巨人の失ったものはかなり大きかったはずです。仮に小林選手が他球団に流出してしまったら……、その損失は計り知れません。

 よく「親孝行したい時には親はなし」と言います。失ってからありがたみを感じるのでは、もう遅い。だから僕は強く訴えたいのです。

 親と小林誠司選手は、大切にしましょう!

 超一流の守備を堪能し、1本のヒットを愛でる。今までとは違った小林選手の愛し方が見つかるかもしれません。

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後上 翔太(純烈)

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