翁田大勢、遂に１つ負けがついた。ストレートを決め打ちされたのは事実だが、開幕からカレは大半ストレート投げて、実際打たれてなかった。単に、先々週までと違って急に出番がなくなり、調子が狂っていただけだ。
抑え投手は、ただでも抜いた/抜けやすい変化球を使いにくい。むしろ、捕手のリードがコースと高低を纏め過ぎたのだ。カレの投げ方自体がスリークオーター、シュート回転しやすい。左打者インロー/右打者アウトローに集めてはリスキーだ。キチンと対角線の高めを使えばストレートだけで済む。スライダーやカーブやフォーク使い出すと、ヒジへの負担も懸念される。それなら、ストレートオンリーで高低内外散らす方が向いている。
このリスト/この投げ方するヒトには、ライジングカットを投げさせたら良いのでは？オーバースローではコントロール難しいが、スリークオーターには向いているハズ。
それと、早い内に背番号１５から違う番号に変えるべき。城之内の終盤から横山や山倉や木佐貫や河原や澤村、みんなロクでもない状況に陥った。特に河原や澤村は、プライベートからズタズタになった。次代の背番号６(坂本)を目指す内野手に与えれば良い。
背番号の与え方、キチンと考え直したら？ドラ上位や補欠/小者選手に、安直に若い番号を与え過ぎてない？
ただでも、巨人は永久欠番が１、３、４、１４、１６、３４とあって、塞がっている。日本人で、エースは右１８左２１、スラッガーは８や１０として、エース候補に掛け算で１８や２１になる番号、スラッガー候補に掛け算や足し算で８や１０になる番号、二塁手遊撃手候補には掛け算や足し算で４や６になる番号とかに整理して与え直したら？
巨人、背番号１５だけでなく、上田武以降の２もＤ･ジョンソン以降の５も、あまり良い番号でなくなっている。本来は８だって原辰徳以降、漢数字とは真逆に尻スボみ番号になりつつある。１８も、堀内はＶ９後(当時から)腰痛、桑田はダイビングで腱断裂、杉内は股関節、菅野も故障頻発と、ゲンの悪い番号になっている。
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【巨人】宮本和知氏、大勢は打者に考えさせる配球を…９０％以上ストレート待ちを「７０％に」
5/9(月) 6:10 Yahoo!ニュース
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９回１死一、二塁、山崎に逆転二塁打を打たれ汗を拭う大勢（カメラ・中島 傑）
◆ＪＥＲＡセ・リーグ 巨人３―４ヤクルト（８日・東京ドーム）
大勢はストレートをそろえすぎたね。山崎に逆転二塁打を打たれるまでの１６球で、変化球は１球だけ。山崎に打たれたのはタレたシュート回転だったとはいえ、相手は「真っすぐ一本」と振り返っていたように、ストレートだけを待たれていた。
村上を歩かせて１死満塁となってからは、オスナを真っすぐ、フォーク、スライダーで３球三振。続く浜田もスライダー、スライダー、真っすぐで３球三振だった。今日の投球を見ても、相手が９０％以上ストレートを待っている状況を、７０％くらいにすることが、重要になってくると思うよ。
もちろん、彼の武器は真っすぐ。でも、プロは慣れると対応してくる。ペナントレースも４０試合近くなって、ヤクルト戦の登板も４度目。各チームも研究してきている。初球スライダーで入ったりして、打者に考えさせる配球をする時期にきているんじゃないかな。
一つ気になったのは、７回途中でデラロサを投入した時、そのまま９番に入れたこと。その裏の攻撃は９番から。増田陸らは残っていたし、８番・香月のところにデラロサを入れて、９番に野手を入れても良かったと思う。イニングをまたがせるつもりのデラロサを９番に入れたことで、１点差を守り切るしかなくなってしまったからね。
５月は７試合で４９失点。主力の勇人（坂本）、尚輝（吉川）がいない今こそ、投手が踏ん張らないといけない。いつまでも大勢におんぶにだっこじゃいられないし、ルーキーがやられた今こそ、おまえたちが頑張らないと！ 頼むよ！（スポーツ報知評論家・宮本和知）
報知新聞社
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