昔はF1、今はスーパーバイクのベース?

第2期F1当時のホンダ、NSXのようにクルマはファンの期待を膨らますだけ膨らませて、散々待たせた末に出たモノはガッカリだった。NSX、誰も期待してない総アルミ。エンジンは期待ハズれ!レース仕様には、鉄のロールケージ装着必須なのに、難アリ。GT2はル・マン制覇したが、GT1はダメだった。

逆に、オートバイはスゴかった。NSR250はレーサーレプリカと言われたが、F3仕様のRKのストリート版だった。確か、CBR400RRもF3仕様と相乗りだった。そして、前年2輪F1仕様RVFのストリート版/プライベーター用ベースマシンとして、RC30=VFR750Rを限定販売した。NR750は、RVFと耐久レースに投入されたNRの市販コンセプトとして、ヨーロッパのバイクショーに出品されたハズ。ソレを外国の富豪がホンダに「売って欲しい!」と言って来た。確か、梨本リーダーがホンダウェルカムプラザのトークショーで「売るなら750万すると言って断れ!」と対応窓口に返したら、ソレで売れてしまったと言ってた。ソレが数年後に、500万超で市販された。通常、円ピストン4バルブのV4が、楕円ピストン8バルブのV4、実質的に2気筒同爆の4バルブV8と変わりなく、カン高いキレるような金属音がしていた。2輪F1がスーパーバイクに変わり、新たなベースマシンとして、RC45=RVF750を売り出した。RC30から、150馬力以上を目指しキャブレターからPGM-FIに変わった。ホンダのセッティングが鈴鹿に偏り、鈴鹿8耐カワサキZXRとラッセル&スライトに、スーパーバイクは国内をヤマハYZF&吉川に取られ、世界はカワサキZXR&ラッセルに取られたハズ。翌年、スライトをカワサキから引き抜いて、リベンジしたのではなかった?その後、ドゥカティー916や955の2気筒が強くなり、ホンダはドゥカティーのバイク作りに学ぶコトはなく、レギュレーションが2気筒に有利だと決め付け、2気筒のSP1やSP2を出した。この辺はまだ、「ちょっと高過ぎない?」レベルだった。しかし、RC213V-Sは2,200万と更なるバカ値をつけて売り出した。

92年を最後に第2期F1を撤退し、4輪の迷走が2輪にも波及し、ホンダは、ベースマシンとレプリカの区別がつかなくなったのだろう。最終型'94以降NSR250は右側チェーン右側片持スイングアームや倒立フロントフォークもなかった。日立マクセルのエントリーカードなど、誰も求めてなかった。V4のNSR400も出せなかった。そうした人気低迷で、世界GPの500に先駆けて全日本500が終わった。ホンダがNSR400やっていれば、ヤマハはYZR400、スズキはRGV-Γ400を出し、更に盛り上がったろうに。

本田宗一郎死後、ホントにクルマやオートバイを好きでない連中に経営をやらせたのが、この会社をダメにした。

 

 

 

 

 

 

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超リッチ!?ホンダが定期的に販売している高級バイクとは?
6/16(木) 9:00 Yahoo!ニュース
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ホンダが過去に発売した高額バイクとは?
 ホンダは過去に、市販のバイクとしてはあまりに高額なモデルである、VFR750R(RC30)・NR・RC213V-Sの3台を発売していました。そもそも、なぜ時代に合わせてこのような高額なバイクが発売されたのでしょうか。

【画像】超リッチ! ホンダの高級市販バイクの画像を見る(14枚)

 
高額なフラッグシップモデルを時代毎に発売するホンダ
 実はこれらの高額バイクは、いずれもメーカーの象徴的製品を指すフラッグシップモデルです。フラッグシップモデルはメーカーの新技術が凝縮され、使用する素材も妥協せず最高級のものを採用するため、高額になる傾向があるのです。

 メーカーの最新技術は、主にFIMロードレース世界選手権のような国際レースで、世界へお披露目されます。レースに出場するバイクは当然ながらレーサーのため、フラッグシップモデルは必然的に、レーサーレプリカとして販売されることになります。

 
1979年ロードレース世界選手権に登場したホンダ「NR500」
 そんなフラッグシップモデルは、どんなに高級でもいち早く最新技術を体感したい人にとっては待望のバイクです。そしてこのフラッグシップモデルに乗った人たちの声を参考に、メーカーは量産車へ新技術を搭載していくのです。

 つまり、フラッグシップモデルを見ることで、これからメーカーがどのようなバイクを作ろうとしているのかが分かるというわけです。

 では、これまでにどのようなモデルが販売されたのでしょうか。

■VFR750R(RC30)

 
1987年に限定発売されたVFR750R(RC30)
 VFR750R(以下、VFR750R)は、1987年に148万円で限定販売されたバイクでした。当時、VFR750Rの限定販売に対する反響は大きく、最終的には抽選販売になったといいます。

 なぜこんなに大きな反響があったかというと、VFR750Rは、スーパーバイク選手権という市販バイクの世界選手権のために作られたバイクだったからです。

 レース専用車であるファクトリーバイクで出場するバイクでは、スーパーバイク選手権には参加できません。そこで、市販車の規格内で最高のパフォーマンスが発揮できるVFR750Rが開発されました。また、1994年にはRC30の後継車種として「RVF/RC45」も限定発売(500台)されています。

 
高性能スーパースポーツモデル「VFR750R(RC30)」をベストコンディションに維持するプログラム「リフレッシュプラン」で使用される純正部品の一例
 なお、VFR750Rは販売からすでに35年も経っている現在でも、未だに大事に乗っている人も多いモデルです。そのため、ついにホンダがVFR750Rを対象とした、専用の「リフレッシュプラン」を発表しているほどです。

 リフレッシュプランとは、経年劣化が見込まれる部品の交換に加えて、熟練整備士がベストコンディションに仕上げてくれるというものです。また、純正部品の再販も始まったとのことで、VFR750Rの衰えない人気の高さがうかがえます。

■NR(RC40)

 
1992年に発売された「NR」
 NRは、バブル崩壊直前の1992年に発売されたバイクで、価格は520万円と当時からすると非常に高額な価格が設定されていました。

 
世界で初めて楕円ピストンエンジンを市販車に搭載した「NR」
 このバイクの最大の特徴はエンジンのピストンで、世界で初めて楕円ピストンエンジンを市販車に搭載していました。また、カーボン樹脂やチタン、マグネシウムなどを利用し、車体を軽量化させるという当時の最先端素材も採用されています。

 予約注文が殺到していたにもかかわらず、販売直前になってバブルが崩壊し、注文のキャンセルが相次ぎました。その結果、大量に売れ残ってしまったという、少し切ない背景のあるバイクでもあります。

■RC213V-S

 
2015年に発売されたRC213V-S
 2015年に発売されたRC213V-Sは、同社の「RC213V」を公道走行できるようにして市販されたモデルです。

 RC213Vは、2013年・2014年のFIMロードレース世界選手権MotoGPクラスで、二連覇を達成したバイクでした。もちろんレース用バイクは、そのままでは公道は走行できないため、公道走行が可能な変更が必要最低限加えられています。

 
2014年MotoGPにRC213Vで参戦するマルク・マルケス選手
 価格はなんと2190万円と、高級バイクの中でもとびぬけて高額でした。しかし、ほぼそのままのMotoGP出場バイクを所有できるとだけあって、当時はかなり話題になりましたが、実際に何台販売されたのか、ホンダは明らかにしていません。

※ ※ ※

 ホンダが定期的に販売している高級バイクは、主にフラッグシップモデルです。フラッグシップモデルは、メーカーが持っている最新技術や素材が妥協なしで搭載されている、いわばメーカーの象徴的存在とも言えるため、必然的に高額になる傾向があります。

 今後、ホンダがどういったバイクを出してくるのかも、期待したいところです。
Peacock Blue K.K.

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