K・デュラント、別にNBAに限った話ではない!

アメリカは、契約の国と言われる。契約自体にはチーム側/選手側に有利/不利があり、必ずしも双方にウィン・ウィンではない。そうなると、契約期間中であっても、相対的立場の変動により、片方が有利な内に不利な側へ契約更新の働きかけが起きる。ハネつけるなら、他チームへトレードせよという流れだ。大抵の場合、他チームとの話は事前交渉的にデキている。

大抵の契約には代理人が入るため、選手側に不利な交渉は少なく、より好条件を求めた交渉になる。

昔のS・ピッペンとブルズJ・クラウスの泥仕合交渉のようなケースは、だいぶ減った。アレも、元は故障多く将来を悲観していたピッペンが、超弱気な低額長期契約を自ら持ち掛け、締結してしまった。おかげで、ジョーダンやロッドマンはおろか、ロングリーやクーコッチよりも安く働くコトになった。逆に、ジョーダンやロッドマンらは、いつでもブルズを出られるよう、1年契約にして毎年年俸をハネ上げた。

NBA選手でも、アメリカ人バカが多く、意外とバカな条件ついた契約だった。今は代理人がついて、キツい条件闘争になっている。そんな中、信頼関係が崩れたら、K・ガーネットでなくても、移籍になるか契約がハネ上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

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アダム・シルバー コミッショナー「選手たちがトレード要求することは見たくありません」
7/14(木) 11:49 Yahoo!ニュース
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今年のドラフト時のシルバー[写真]=Getty Images
 7月13日(現地時間12日、日付は以下同)。「NBA 2K23 サマーリーグ」が開催されているラスベガスで、NBAコミッショナーのアダム・シルバーが会見を行なった。

 そこで記者から1日にブルックリン・ネッツへトレードを要求したと報じられたケビン・デュラントについてどう思うかと聞かれたコミッショナーは「私の考えは変わっていません。彼がトレードをリクエストしたのか、それとも要求したのかは、正直言って分かりません」と口にするも、こうも話していた。

「チームは選手たちへ(延長契約によって)多大な安心と保証を提供しています。その見返りとして、彼ら(選手たち)は最後までやり切ることが期待されています。選手とその代理人、それにチームを交えた密室における会話はあるでしょう。ただ、我々は選手たちがトレードをリクエストすることを見たくないですし、こうした展開になってしまうのは見たくありません」。

 デュラントがトレード要求と報じられてから約2週間が経過したものの、依然として移籍先は決まっていない。ネッツ側が強気な見返りを求めているとも報じられているのだが、デュラントはリーグでも5本の指に入るほどの実力者だけに、エース級の選手や先発級の選手複数とドラフト指名権を欲しがるのも無理はない。

 コミッショナーが発したこの言葉でデュラントがトレード要求を撤回するかどうかは微妙だが、もし水面下でトレードを志願しているスター選手がいるのならば、その結論を変えるきっかけになるかもしれない。
BASKETBALL KING

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