練習試合の選抜に騒ぐ意味ある?反栗山キャンペーン?

WBC、まだ1年ある。仮にベストメンバー決めても、故障不調やMLB挑戦などでいなくなるかも知れない。去年活躍したヤクルト奥川はいない。去年今年活躍している選手の招集に、球団が難色を示すかも知れない。ロッテは佐々木朗を出さないだろう。巨人が大勢を出すかな?そんな中、栗原を招集できなくなった今、捕手以外全ポジション守れる選手を、根尾に限らず三森や牧原でも試さなくてはいけないのではない?大学生の二刀流はあまりアテにならないと思うが、プロで初めて二刀流やるよりマシじゃないの?

栗山監督の観点は、キテレツビッグボスとは違い、従来のプロ監督にはない新しさがある。高卒好き放題の新庄と学芸大卒で先生にもなり得た栗山の違いだ。自分を売り出したい新庄と違い、勝てるチームを作る模索をしている。

"二刀流"大谷を育てつつ、リーグ優勝と日本一やった監督なのだ。

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“身内”からも猛反発…WBC栗山英樹監督のメンバー選考、何が問題だったのか
7/18(月) 11:42 Yahoo!ニュース
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栗山英樹氏 ©共同通信社
 来年3月に行われるWBC1次リーグの組み合わせが7月8日に発表された。日本は韓国、中国などと同じB組。日本代表・侍ジャパン栗山英樹監督(61)は、「世界一しか目指さない」と、強い決意を語った。

【画像】2016年の日本シリーズで胴上げされる栗山監督

 日ハムの監督を退任後、昨年11月30日に代表監督に就任した栗山氏。プロ野球公式戦の視察に精力的に回りながら、各球団の監督や首脳陣に協力を仰ぐなど、代表監督としての活動を行ってきた。しかし――。

「指揮官としての手腕を不安視する声が絶えません」

 こう語るのは、スポーツ紙デスクだ。最大の問題は、コーチ人事や選手選考の“経験不足”だという。栗山氏は日ハムで監督を10年も務めたベテランだが、

「日ハムでは組閣や選手獲得はフロント主導で行われます。吉村浩GM(現・統括本部長)が全権を握っており、基本的に監督はそれに従うしかない」(同前)

 代表監督就任時、栗山氏は周囲にこう漏らしていた。

「オレ、コーチ人事を決めたことがないんだよね。いつも球団が連れてきてくれていたから」

 慌てたのがNPBだ。日本ラウンド主催の読売新聞に人事で協力を仰ぐことに。打撃コーチに元巨人・吉村禎章氏が入っているのは、その影響だという。

台湾との強化試合の選手選考で“身内”からも批判
 さらに今年2月には、“身内”からも批判を浴びた。コロナ禍で中止となったが、3月に行われる予定だった台湾との強化試合の選手選考でのことだ。

「メンバーに中日・根尾昂やロッテ・藤原恭大が入っていた。これに怒ったのが、日ハムで内野守備走塁コーチ兼作戦担当として栗山監督を支えた白井一幸ヘッドコーチ。『おかしい。日本代表は自チームで結果を残せていない選手は入るべきではない』と2月のコーチ会議で猛反発したのです。共に大阪桐蔭で甲子園を沸かせた人気選手ですが、プロ入り後は低迷。栗山監督は日ハム時代に斎藤佑樹清宮幸太郎など甲子園のスターを好んで起用していましたが、代表でも同じ感覚でいるのを問題視したのでしょう」(スポーツ紙記者)

 この他、日体大の二刀流・矢澤宏太や立大の山田健太など“栗山流”メンバー選考は随所に現れた。

「1年後に本大会を控える中、本番で起用する可能性の低い大学生を選んでいる時期ではない。白井コーチとはいまだにしこりが残っているようです」(同前)

 8月1日の23歳以下のNPB選抜と大学・社会人選抜の対戦が初采配となる栗山氏。NPB選抜には、やはり投手に転向したばかりの根尾が選ばれていた。栗山氏の最大のミッションはエンゼルス大谷翔平の招集だが、それだけでは“世界一”への道は遠い。
週刊文春」編集部/週刊文春 2022年7月21日号

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