170センチで160キロ?理論と現実。

170センチで160キロ?あまりに気安く言い過ぎている。物理的に可能なのかも知れない。しかし、こういう運痴学者や医師、額面通り"物理的可能"でしか答えていないのだ。1球だけ160キロ出たり、160キロ出したら故障しても"正"だったりする。こんな連中にとって、エースとして投手としてのマインドなどどうでも良いし、ましてやチームの勝敗など関係ない。佐々木朗希の国保監督や筑波大の連中、今の千葉ロッテの佐々木取り巻きも似たようなモノだ。

小中高までは持久力系トレーニングにウエイトを置き、200球でも連投が利くカラダを作るコトを優先するべきなのだ。そして、全力投球しなくてもクルージングで打ち取るスキル、変化球と内外高低緩急のコントロールを磨くべきなのだ。

ココでコメントしてる医師も、トミー・ジョン手術で食ってる。アメリカでも指導方針自体がトミー・ジョン手術患者を安定供給される仕組になっているのだ。

むしろ、日本がアメリカに、持久力養成やピッチングスキル向上について教えるくらいで良いのだ。

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身長170cmでも160キロが可能に 怪我せず球速を上げる投球フォームとは?
2022.11.14

中学生硬式
島弘

身長170cmでも160キロが可能に?
投球動作からみた球速を上げるために必要な要素とは?
 肘内側側副靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の権威である慶友整形外科病院スポーツ医学センター長の古島弘三医師は、野球上達への“近道”は「怪我をしないこと」だと語ります。練習での投球数を入力することで肩や肘の故障リスクが自動的に算出されるアプリ「スポメド」を監修するなど、育成年代の障害予防に力を注ぎ続けてきました。

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 では、成長期の選手たちが故障せず、さらに球速や飛距離を上げていくために重要なのは、いったいどのようなことなのでしょうか。この連載では、慶友整形外科病院リハビリテーション科の理学療法士たちが、実際の研究に基づいたデータも交えながら、怪我をしない体作りのコツを紹介していきます。今回の担当は佐久間健太郎さんと貝沼雄太さん。テーマは「球速」です。

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 近年、プロ野球選手では大谷翔平投手や佐々木朗希投手のような160キロを超えるボールを投げる投手が増えてきています。また、甲子園を見ていると、高校生でも150キロ以上のボールを投げる投手が増えてきている印象があります。確かに球速が速い方が打者を打ち取れる可能性は高くなり、三振が取れる確率も上がると思います。そのためほとんどの投手が球速を上げたいと一度は思ったことがあると思います。では、実際に球速を上げるために何が必要なのでしょうか。1つの研究データを参考に追究していきたいと思います(※1)。

 今回参考にする研究で対象となっているのは9~18歳の投手。結果では、年齢が上がるにつれて球速が上がり、身長が高いほど、また体重が重いほど球速が上がったと述べられています。これはみなさんも想像通りの結果でしょう。大谷投手や佐々木投手のように身長が190センチを超えて腕が長い選手の方が、球速は速くなりやすい印象があります。

 しかし、身長が170センチ台のプロ野球選手でも160キロのボールを投げるピッチャーはいるため、体格だけではなく投球動作も関係してくるのではないかと感じます。この研究では投球動作と球速の関連についても述べられているため、次はそちらについてお伝えしたいと思います。

脚を上げた際の膝の高さやステップ幅が球速に関連しているという
 今回の研究の結果では、ワインドアップのときの膝の高さと球速が関連していたと報告しています。振りかぶった時に大きく脚を上げた投手の方がより球速が速かったということになります。

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 また、振りかぶった後に足を着いた際のステップ幅が広く、ステップ足の股関節と膝が深く曲がり、体幹が前傾していた投手の方が球速が速かったと報告しています。このことから、立ち投げのような形で投げるよりも脚を大きく踏み出し、深く沈み込むような姿勢で投げた方が球速が速くなるフォームということになります。

 さらに、この研究では骨盤と肩の回転運動の分離が重要であると述べられています。つまり、投球動作中に骨盤と肩が一緒に回転していくのではなく、骨盤が回転した後に肩が回転していたピッチャーの方が球速が速かったと報告しています。この骨盤と肩の回転の分離ができていることで約4キロ球速が速かったそうです。

 この結果から勘違いしてはいけないことは、今すぐにステップ幅を大きくすれば球速が速くなるというわけではありません。下半身の強さや股関節の柔軟性が獲得された結果としてステップ幅が伸びる、股関節や膝関節が深く曲がって沈み込んでも耐えられるフォームになると解釈してください。冬の間にしっかりとトレーニングをやってみましょう。春には球速がアップしているかもしれません。

▼参考文献
※1 Sgroi T et al. Predictors of throwing velocity in youth and adolescent pitchers. J Shoulder Elbow Surg. 2015, 24(9), 1339-45.


◯古島医師が監修する肩・肘の故障予防アプリ「スポメド」のダウンロードはこちらから

(First-Pitch編集部)

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