田中将大(34)、リベンジできるか?

第5回WBC、大谷翔平ダルビッシュ有の現役メジャーリーガー、日系ヌートバー、今年からの吉田正尚らが脚光を浴びた。

田中将大(34)、栗山監督に参加したいとまで伝えたのに、落選した。要素としては2面、1つは栗山監督始め日ハム系メインで運営するコト、もう1つは田中将大のこの2年の思わしくなかった状況に依る。

ダルビッシュ有田中将大は2歳下、大谷翔平ともオフに一緒に自主トレするくらいの関係だ。以前は藤浪晋太郎もいたが、あの体重バカ増し辺りで離脱した。田中将大は、同じ右ヒジの件でダルビッシュ有大谷翔平がトミー・ジョン手術を選択したのに、カレは保存療法を選択、ヤンキースで活躍した。田中将大は夏甲子園の優勝投手でもあり、ダルビッシュ有大谷翔平とは違う。NPBでも、梨田監督時代のダルビッシュ有最多勝を争い、勝った。シーズン無敗でパ・リーグ優勝日本一もあった。ダルビッシュ有大谷翔平がチームを運営する際、別の船頭になり得て上手くない可能性があった。

田中将大のこの2年、楽天チーム内の僻みに依る登板試合八百長に依り、防御率は上位なのに負け越し2ケタすら勝てなかった。昔の巨人の江川卓桑田真澄登板試合八百長と、余波に依る前後試合余波で何年も勝てないシーズンを経たのと同じ流れだ。年俸を5億も減らされた。良くない流れの中にあるし、愛想を尽かして涌井秀章が中日へ行ったように、今年も続く可能性が高い。

そんな中、田中将大は自分にデキるベストを尽くそうとしている。この2年のメジャースタイルのストレート/ツーシームではなく、以前のストレート/カットボール/スライダーをメインとする配球に変えた。ずっと同じ配球かはわからないが、カレには勝つための配球の引き出しが多くあるのだ。

楽天、もはやカレが無敗の日本一を達成したチームとは別モノだ。しかし、カレがMLB含め身に付けたスキル全て動員して、この1年リベンジして欲しい。そして、楽天を出て、再度メジャーに行く先鞭をつけて欲しいとすら思う。イヤ、楽天以外のNPBチームに移籍して、NPB全球団勝利を達成してくれても良いと思う。

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侍落選切り替え「いい緊張」 34歳の田中将大が北海道で見せた覚悟
3/31(金) 6:05 Yahoo!ニュース
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ヒーローインタビューを受ける田中将=角野貴之撮影
(30日、楽天3―1日本ハム

 円熟味あふれる投球から、プロ野球人生をかけた覚悟が伝わってくる。投球フォームの改良に取り組んできた東北楽天ゴールデンイーグルスの先発、34歳の田中将大だ。

【写真】大谷翔平、0歳から高校生まで=大谷加代子さん提供

 内外角を精度よく攻め、四回までは1人の走者も許さない。1―0とリードした直後の五回は、1死一、二塁のピンチを招いても落ち着いていた。万波中正には低めへの変化球を続けて空振り三振に。宇佐見真吾は一転、高めの真っすぐで捕邪飛にしとめた。六回途中1失点。新球場第1号の勝利投手となった。

 大リーグ・ヤンキースから日本球界に復帰して3年目になる。過去2年は4勝(9敗)、9勝(12敗)と負け数が先行し、周囲の雑音もかまびすしい。「成績が振るわなくて、外野はああだ、こうだ、言う。実際、制球やボールの変化、切れがうまくいっていないことが多かった」

 切望したワールド・ベースボール・クラシックWBC)の日本代表に選ばれなかったものの、気持ちを切り替える。投球フォームは構えや立ち位置、足の使い方など色々探った。

 日本では2回目となる開幕投手はキャンプ初日に伝えられた。11年前は勝てなかったが、今回は違う。「うれしいですよ、もちろん。五回、六回はバタバタしたけど、良かったと思います。いい緊張をして投球ができた」

 北海道は駒大苫小牧高時代を過ごした地。人の温かみは今なお忘れていない。「ファイターズのファンの方でも準備の時とか拍手してくれる。忘れられていないんだな、と。いつまでも、そう思ってくれるのはうれしい」。“第2の故郷”で、つかんだ日米通算191勝目。進化した先で、手応えもえた白星となった。(笠井正基)

■新庄監督「負けてしまえば、たかが1試合」

 日本ハムの新庄監督が会見場のテーブルに突っ伏した。「悔しい。新球場建設の工事に携わった延べ65万人の方々のためにも、今日だけは勝ちたかった」

 昨季の本拠最終戦後のセレモニーで、早々と開幕戦の先発に指名し、満を持して送り出した加藤貴が崩れた。五回に楽天の伊藤裕に新球場1号を献上し、六回にも新外国人のフランコに2ランを浴びた。前日に「普段通りにやるだけ」と語っていた強心臓左腕が、マウンド上で表情をこわばらせた。これも新球場初戦の重圧なのだろう。

 「(開幕戦は)勝てば大きいが、負けてしまえば、たかが1試合。気持ちを切り替えて、次の試合はガンガン攻めていきたいと思います」。新庄監督は自分に言い聞かせるように前を向いた。

 石井監督(楽) 伊藤裕季也が先制のソロ本塁打。「オープン戦でやってきたことを信じていて、起用に応えてくれた」

 清宮(日) 五回にフェンス直撃の二塁打。「歓声がすごかった。このファンの皆さんを絶対に手放したくないと思った。負けたことが悔しい」
朝日新聞社
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