藤浪晋太郎、体重を減らすか捻りを浅くするかだ!

この記事の画像見たら、子供が見ても右打者アタマへ抜けやすそうな投げ方だと思う。

高校時代、藤浪晋太郎は"なにわのダルビッシュ"と言われていた。(ダルビッシュ有は本来、羽曳野出身だが、宮城県東北高に行った。)ダルビッシュ有も同様に左肩が深く入る投げ方だったが、ダルビッシュは右打者インコースへの高速シンカーを武器にしていた。藤浪は、しなやかなカラダを大きく回して、ナチュラルに動くストレートとスライダーを武器にしていた。本来、ジャイアント馬場同等の長身で、手足長く遅れガチだが、中学高校キチンと鍛えて小さい選手並のクイックネスを持っていたから、この投げ方でもタイミングが合っていた。それでも、高3夏大阪府決勝など、乱れた試合はあったが。

同期大谷翔平は"みちのくのダルビッシュ"と呼ばれていたが、投げ方は硬く大きく速いタテ振りだ。

ケチのツキ始めは3年目終了のオフ、ダルビッシュ有田中将大大谷翔平らと自主トレ、体重バカ増しに乗ってしまった。体重バカ増しは、10代に全く鍛練してないデカいアメリカ人が短期間に球威を増す上で効果を上げる方法に過ぎない。元々、筋肉組織強くないアジア系、欧米系のトレーニングは合わない。少なくとも、体重バカ増しではなく、筋力増強を優先していたら、カレらのこの7年は変わっていたろう。

ダルビッシュ有大谷翔平、球威増強には役立ったし大谷は打撃にも役立ったが、右ヒジをヤってトミー・ジョン手術の御世話になった。同様の症状に陥った田中将大は、右ヒジ手術を勧められたが、保存療法を選択しストレート/フォーク/スライダー配球からストレート/ツーシーム/スライダー配球に変えた。

藤浪はバカ増しまで行かなかったが、体重は増えた割に筋力は上がってなく、ピッチングフォームの捻り返し速度が落ちた。殆ど、タイミングズレの世界だ。

阪神での去年は、完全去勢フォーム、不自然なまでのタテ振りフォームで少し持ち直した。そして、漸く阪神から解放されメジャーへ行けた。オープン戦は、まだ去勢フォームに近く、捻りも浅かったから、コントロールの乱れ具合も少なかった。

しかし、今は気合い入れ込み過ぎか、捻りが強く入って戻し遅れている。カレ自身、全く気付けないのか?カレの周囲、太鼓持ちばかりか?

この写真見たら、原因は一目瞭然なのに。

 

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「メジャーで通用する中継ぎ投手には見えない」また3失点“炎上”の藤浪晋太郎についに3A降格の可能性を示唆する声が出始める
5/9(火) 6:00 Yahoo!ニュース
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アスレチックスの藤浪は7回は無失点に抑えたが回跨ぎの8回に3連打を浴びて3失点と“炎上”(資料写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
アスレチックスの藤浪晋太郎(28)は7日(日本時間8日)、敵地のカンザスシティで行われたロイヤルズ戦で1点のビハインドの7回から救援登板し、1回は無失点に切り抜けたが、回跨ぎの8回に3連打を浴びるなど3失点を喫して、2試合連続での救援失敗となった。防御率は13.94まで悪化。四球は出さなかったが、スプリットは切れずボールが先行してストライクを取りにいったボールを痛打されるなど、課題を解消できていない登板内容で、ついに米メディアからは3A降格の可能性を示唆する声が上がり始めた。

【画像】WBCで共闘した大谷翔平とヌートバーが侍対決

1回無失点の後にクリーンナップに3連打
「ジキルとハイド」
 2つの顔を見せる藤浪の課題は阪神時代から変わっていない。
 1-2で迎えた7回にアスレチックスのマーク・コッツェー監督は藤浪を中1日で起用した。打順は8番からの下位打線。ここなら藤浪で大丈夫だと考えたのか。藤浪は、先頭のネーサン・イートンを157キロのストレートで一塁へのファウルフライに打ち取り、ジャッキー・ブラッドリーJr.には、抜けるボールが目立ち、フルカウントになったが、幸運にも、低めのボール球に手を出してもらって三塁ゴロ。1番に返ってボビー・ウイットJr.には、高めに抜けたスプリットをレフト前へ運ばれたが、続くビニー・パスクアンティーノをカウント3-1から159キロのストレートでレフトフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。
 だが、回跨ぎで続投した8回にまたしても悪夢が待ち受けていた。
 3番のサルバドール・ぺレス、4番MJ・メンデスに連打を浴びて無死一、二塁のピンチを背負う。いずれもストライクを取りにいったキレのないスプリットを狙われた。そして5番のニック・ブラットには、ボールが3つ続き、カウント3-0となってから、1球ストライクはとったが、4球目の158キロのストレートをジャストミートされ、打球は右中間へ。2人生還のタイムリ二塁打となった。最速は160キロをマークしていたが、ボールが先行した状況では、メジャーのクリーンナップには、ストレートもスプリットも通用せず3連打を浴びてしまった。
 藤浪は続くマイケル・ガルシアを一塁ゴロに打ち取ったところで交代を告げられた。一死三塁でバトンを受けたサムエル・ロングが、簡単に犠飛を打たれて、藤浪に3失点目が記録されることとなり、ゲームは1-5となって連勝はストップ。同一カード3連勝を逃がすことになった。
 先発で4連敗した後に、中継ぎに配置転換されて5試合目。前回登板のロイヤルズ戦では、1回で3四球を与え一死しか取れずに“炎上”して3失点したが、またもや3失点“炎上”。米メディアも辛辣に藤浪の乱調を批判した。
 スポーツサイトの「SB Nation」は「アスレチックスがスイープできず、ロイヤルズに1-5で敗戦」との見出しを取った記事の中で、藤浪の登板について触れ、「1-2の展開で(先発の)ミラーの球数が98球に至ったため、コッツェー監督は、なんとか接戦を続けるために藤浪を起用した。だが、残念ながら、防御率13.50で試合に臨んだフジに最悪の悪夢が続いた。彼の名誉として記すなら、7回は、ウィットJr.への1安打のみで無失点で抑えた。しかし、8回に崩れロイヤルズの主軸に3連打を許した」とし、2点タイムリーを浴びたことを伝えた。
 米オンラインマガジンの「INSC Magazine」は、「藤浪が2023年の最悪の契約だったことをMLBで示し続けている。アスレチックス投手(の藤浪)がまたひどいパフォーマンス」と厳しい論調でツイートした。
 そしてついに3A降格の声まで上がり始めた。

 ベイエリアニュースグループのスポーツ面で編集主幹を務めるバド・ジェラシー氏は、「アスレチックスは藤浪という大問題を抱えている。彼は先発投手として失敗に終わり、中継ぎの登板でも失敗した。そして、今、彼は8回裏で1-2の点差を(降板時に)1-4にしてしまった。彼の今後は、アスレチックスが、そこ(ラスベガス)に辿り着く前に(マイナーの)ラスベガスに行くことになるかもしれない」とツイート。傘下の3A「ラスベガス・アビエイターズ」に降格する可能性を示唆した。チームはラスベガスへの本拠地移転を計画中だが、その話にひっかけて、藤浪の3A降格の可能性を伝えたものだ。
 またアスレチックス専門のサイト「A’s Unleashed」のカール・ブスチェック氏も「フジを3Aに送る可能性についてどうかと思い始めている。彼には、その選択肢があり、メジャーで通用する中継ぎ投手のようには見えない。9回の攻撃を1点差で迎える重要な場面だったが、1-5へとなり、完全に違う試合へと変わってしまった」とツイッターで、3A降格の可能性について言及した。
 アスレチックスは、昨年オフに阪神からポスティング申請した藤浪と年俸325万ドル(約4億3500万円)プラス最大155万ドル(約2億円)の出来高がついた1年契約を結んだ。シーズンを通じてロスターの40人枠を保証されるメジャー契約で26人枠を外れてマイナーに降格される際には本人の同意が必要な契約だとされている。
 この球団は、ビリー・ビーンGMが、低予算の“貧乏球団”をセイバーメトリクスのデータなどを使った画期的な手法で強豪チームに再建した「マネーボール」で知られるチームだ。若手を育て、それらの選手が活躍するとFAを取得する前にトレードで放出して、また若手を獲得して育成するというサイクルでチームを強くしており、昨年オフにGMが、デビッド・ファースト氏に交代したが、その方針は不変。昨季はリーグワーストの102敗を喫して、今季も8勝27敗と西地区の最下位を独走しているが、若手を育てるチームの過渡期と位置づけており、安い金額で戦力補強した藤浪らをフル回転で“使い倒す”という傾向がある。そう考えると、ロングリリーフもできる藤浪をまだ我慢強く起用し続ける可能性もあるが、地元メディアから3A降格の声が上がり始めたことは無視できないだろう。
 今日8日(日本時間9日)からは敵地でのヤンキースとの3連戦。崖っぷちの藤浪は、汚名を返上して評価を逆転することができるのだろうか。
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