MLB、何故大谷翔平に打たれているか、わかってない!

MLB、未だに何故大谷翔平に打たれているか、状況を認めるコトがデキない。

元々、NPBでも大谷翔平の二刀流とは、単なる日ハムの客寄お囃子としか思われていなかった。実際、1週間に6試合あるが、投手として1回の先発、打者として2・3試合しか起用されなかった。今より打席数少なく、チームバッティングのヒット狙いも多く、NPBでは5年で50本くらいしかホームランもない。

MLBでは今年6年目で150本打ってる。投手の登板日でもフルに打席に立て、ほぼ休みなくDH出場デキるため、打者として、遥かに多く打席に立てている。

打席数以外、見落としている点は2つ。

1つは、MLBは10代から鍛練やスキル養成した、NPB投手のような変化球バリエーションがなく、ひたすら力任せ勝負しかない。

もう1つは、元々190センチを超すパワーヒッター、ソレがNPB最終年前にダルビッシュ有に巻かれて体重バカ増し、投球面ではトミー・ジョン手術要因になったが、打撃面ではよりボールを引き付けて打っても力負けしない、パワー増強に作用した。今の大谷翔平、MLBでも屈指のパワーヒッターなのだ。

MLBの変化球やコントロールスキルない投手達、力勝負以外なく、パワーヒッター大谷翔平に力勝負をし続ける。後は、一昨年大谷翔平にホームラン王を獲らせないため徹底したみたいな、敬遠以外にない。

今月終わりで、2位以下に10本差をつけないと、MLBでは一昨年のように水面下で大谷翔平全打席敬遠、2位以下選手にホームラン打たせる配球をさせるだろう。

 

 

 

 

 

********************************

かつて「高校生レベル」と評価された大谷翔平の進化 MLBの元GMが語った異能さ「彼は全く新しい世界を切り開いた」
7/2(日) 7:00 Yahoo!ニュース
  152
 
打っても、投げても、メジャートップクラスのパフォーマンスを披露している大谷。その活躍に対する評価は刻々と変化している。(C)Getty Images
「バッターとしてのオオタニは基礎的な高校生レベルだ」

 これは今から約5年前に『Sporting News』が掲載したレポート記事内で、匿名のMLBスカウトが口にした言葉である。エンゼルス移籍を果たした当時の大谷翔平は「球界最高」と言われる舞台で通用するかが不透明な部分が多く、スカウトとしては当然の評価ではあった。

【動画】これが「高校レベル」!? 米球界が騒然とした大谷翔平の超特大弾をチェック

 そこから月日が流れ、大谷に対する世間の見方は大きく変わった。5年前に「MLBのピッチャーを打つことはできないだろう」とされたような酷評を見ることはなくなり、米メディアで居並ぶのは賞賛と感嘆の言葉ばかりである。

 すでにMVPも手にした男はMLB6年目の今季も一大センセーションを巻き起こしている。かつて「現代で二刀流は不可能だ」「どちらかに絞った方がいい」と揶揄された投打二刀流での活躍はとどまることしらない。打者としては現地6月30日時点でMLB全体トップの30本塁打、67打点を記録。投げても16先発で7勝(3敗)をマークして、被打率(.180)と奪三振率(11.99)でそれぞれアメリカン・リーグトップに君臨している。

 エースが主砲という非現実的なプレーを実践している大谷。技術進歩もあって選手のレベル飛躍的に伸びている近年のMLBにおいてこれだけの活躍を果たすのは凄まじく、ただただ驚くほかにない。

 大谷に驚愕するのは、鵜の目鷹の目の米識者たちも同様だ。MLBの公式ネットワークチャンネル『MLB Network』の人気番組『MLB Now』でコメンタリーを務めているダン・オダウド氏は、現地6月29日の放送内で、次のように語っている。

「彼が毎日毎日やっているのは、気が遠くなるようなことだ。これ以上の言葉はないだろうと思う。たしかに高校野球には最高の二刀流選手は何人かいる。彼らは先発投手を務めながらショートもこなして攻守で支配する。でも、メジャーリーグでは誰もオオタニがやっていることはやっていない」

 1999年から15年間にわたってロッキーズGMも務めていたオダウド氏も、かつては「野手に専念するならMVPも可能ではないか」と大谷の二刀流に否定的な意見を口にしていた。しかし、今ではすっかり考えを改められた。

 MLBの酸いも甘いも知る男は、こう続けている。

「普通は高校レベルでできてもメジャーでは誰もできなくなるんだ。それを考えれば、オオタニがどれだけ支配的かが分かる。彼は我々のために全く新しい世界を切り開いたんだ」

 オダウド氏の言うように球界を「新時代」へと導いた大谷。その一挙手一投足に対する世界の視線は日々熱さを増している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]
 
 記事に関する報告

********************************