遊べる名車6選として
●スズキ カプチーノ
●ホンダ S2000
●三菱 FTO
●日産 マーチターボ(K10型)
を挙げている。
現在でも手の届く価格?トヨタMR2/MRS以外は、かなりハネ上がってしまってない?SW20型MR2やMRS、ミドシップでMTなら乗りたいと思ってる。
スズキカプチーノ、あくまで軽自動車で車重に対してパワーもトルクも足りない分、楽しみがないと思う。
ホンダS2000、ただのプレリュード系2リッター直4をVTEC化し、3ナンバー化するくらい拡幅したのに、FR2座オープン。ワザワザ無差別級に上げた、所詮2リッターNA、全てが中途半端なクルマだ。
三菱FTO、というかFFを欲しいと思ったコトがない。GTOが、4WDでなくFRだったらと思ったコトはあったが。
ニッサンマーチターボ、所有したいと思ったコトはない。マーチスーパーターボは社有車で乗って、ブーストメーターが忙しく動くのが面白かった。
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おじさん感涙!? 中古でもいいから手に入れておきたい遊べる名車6選
7/19(水) 9:00 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
今回は、すでに生産中止になって久しいものの、現在でも手の届く価格で販売されている懐かしの名車を紹介していきたい。現代にもフィットするサイズで、なおかつキビキビ走る。そんな"遊べるクルマ"とは何か?
【画像ギャラリー】いまだからこそ真価がわかる!!遊べる名車をもっと見る(18枚)
文/長谷川 敦、写真/スズキ、日産、三菱、FavCars.com
オープンこそスポーツカーの醍醐味!いまでも楽しいオープン2車
●スズキ カプチーノ
1991年、スズキから風変わりな軽自動車が発売された。カプチーノと名付けられたそのクルマは、660ccエンジンをターボチャージャーで武装し、スポーティなオープンタイプのボディと本格的なサスペンションを装備した正真正銘のスポーツカーだった。
当時の軽自動車では珍しく、エンジンを車体前部に搭載してリアタイヤを駆動するFRレイアウトを採用。
しかもエンジンをフロントアクスルより後方に配置するフロントミドシップスタイルにより、前後重量配分をほぼ均等化していた。
車体も軽量でサスペンションはレーシングカーにも採用される前後ダブルウィッシュボーンとくれば、これはもう走らないワケはない。
当時160.4~174.5万円で販売されたカプチーノは、軽自動車としては比較的高額ながら、走りを重視する層にウケてヒットモデルになり、チューニングも盛んに行われた。
高い人気を得ていたカプチーノだったが、1998年10月に軽自動車の規格が変更され、これに伴って生産も終了となった。
そんなカプチーノは、現在でも遊べるクルマの筆頭格として人気を維持している。
中古車市場での価格は40~300万円と幅広く、程度の良い個体が高値になっていることでもその人気がわかる。
100万円代前半で販売されているものも多く、丁寧に探せば当たり個体もあるはず。このカプチーノも一度は乗ってみたいクルマといえる。
●ホンダ S2000
1960年代に活躍したスポーツカーにホンダのS600やS800の名をあげる人は多い。そんな"Sモデル"が1999年に復活。それがS2000だ。
ホンダとしては29年ぶりとなるFR車のS2000は、その名称どおりの2000ccエンジンを車体フロント部に搭載し、リアタイヤを駆動する。そしてロングノーズ+オープン2シーターの車体はスポーツカーの王道というべきもの。
S2000で特に評価の高かったのがエンジンだ。自然吸気式2リッター直4エンジンは超高回転型にチューンされ、なんと250psを発生。軽量な車体に強烈な加速性能を与えた。
オープンカーながら車体剛性も高く、軽量化のためにボンネット&トランクフードにはアルミを使用。前後ダブルウィッシュボーンサスペンションがエンジンパワーを確実に受け止めた。
このように内容が充実し、評価も高かったS2000だが、あまりに尖ったキャラクターのためか販売成績をそこまで伸ばすことができず、次世代モデルを残すことなく2009年に製造販売を終えている。
現在の中古車市場でのS2000の販売価格は142~1100万円。平均では300万円代といったところだ、これを高いとみるか安いとみるかは購入者次第だが、エンジンパワーとコーナリング性能の高さは現在でも魅力的なのは間違いない。
ミドシップに乗りたいなら、このクルマはいかが?
●トヨタ MR2/MR-S
エンジンを後輪の前方、車体のほぼ中心に搭載するレイアウトをミドシップという。先にフロントミドシップ車も紹介しているが、一般的にミドシップ車と呼ぶ場合はこのリアミドシップを指すことが多い。
現在のラインナップからは消えているが、かつてトヨタからミドシップスポーツが販売されていたことがあった。
それがMR2とMR-Sだ。MRとは「ミドシップランナバウト」を意味し、まずは1984年に初代MR2がリリースされている。
初代MR2は製造コストを抑える目的もあって足回りやエンジン、トランスアクスルはカローラのものを流用。いわばFF車を"ひっくり返した"方式だが、それを感じさせない仕上がりの良さがあった。
国産では珍しいミドシップライトウェイトスポーツカーのMR2は高い評価を受け、1984年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
1989年には2代目のMR2が登場。こちらもカローラやセリカをベースにしたモデルだが、車体の大型化とエンジンパワー増大に起因するアンバランスさが指摘されるなど、少々厳しい船出となった。
だが、最初のマイナーチェンジ(1991年)で足回りが見直され、ピーキーすぎた操縦性を改善。これでプロをはじめ、一般ユーザーからの評価も大きく上がっている。
そして1999年に事実上の後継モデルとなるMR-Sが登場し、MR2は2世代で製造を終了している。しかし、北米などではMR-Sが引き続きMR2の名称で販売された。
MR2の大型化は評価が2分したことから、このMR-Sではサイズダウンが実施され、本来のライトウェイトスポーツカーに回帰した。
MR-Sでも他車のコンポーネンツを流用することによって製造コストを抑え、比較的リーズナブルな価格で販売されたものの、成功作にはなれずに2007年にその歴史を終えている。
最近の中古車市場ではMR2が50万~660万円、MR-Sが40万~300万円で流通している。年式が新しいぶんMR-Sのほうが価格は低めだが、実際の購入は好みで決めたいところ。
ミドシップ車の魅力はなんといってもその操縦性にある。ドライバーにある程度の技量は要求されるが、運転する楽しさではピカイチだ。
少々変わりダネだけど、意外に楽しめるクルマ2モデル
●三菱 FTO
1990年に三菱が発売したGTOは、そのスポーツカー然としたルックスに、3リッターV6エンジン+4WDという構成の特異なクルマだった。そんなGTOの弟分的存在がFTOだ。
FTOの登場は1994年。全体的なイメージはGTOを踏襲しつつ、エンジンは2リッターに縮小され、このクラスのスポーツカーでは少数派のFF方式を採用。同じ三菱製のミラージュのコンポーネンツが流用されている。
大柄なGTOに対しひと回り小さいFTOは166万~239.7万円で販売され、より手の届きやすいモデルになった。
FTOの強みはボディ剛性の高さにあり、それを生かしたコーナリング性能の高さから、当時の国産FFモデル最強ともいわれている。そうした点なども評価され、デビュー年の日本カー・オブ・ザ・イヤーも獲得した。
現役時代はそれほど人気を得ることができず、1999年で1代限りの歴史を終えているが、小気味よく回るエンジンと剛性のあるボディの組み合わせは、いまドライブしても楽しいはず。
問題は、新車時にそこまで売れていないため中古車の流通台数も少ないこと。中古車価格も38万~249万円と幅広いが、100万円前後で購入可能な車両もある。程度のよい個体を見つけたら、それは"買い"かもしれない。
●日産 マーチターボ(K10型)
1982年に販売が開始された日産初のリッターカーがマーチ。初代モデルはK10の型式が与えられ、製品名は行進曲を意味するマーチになった。
5人の搭乗が可能ながらコンパクトなサイズで、イタリアのジウジアーロが手がけたボディスタイルの良さもあり、初代マーチは好調な売れ行きをみせた。
そのマーチにターボモデルが追加されたのが1985年。当時はちょっとしたターボ車のブームであり、マーチターボはマーチのスポーティモデルという位置づけであった。
実はK10型マーチには、ターボに加えてスーパーチャージャーを装着したマーチスーパーターボというモデルも存在する。
このスーパーターボはレース車両のマーチRにルーツを持ち、低回転域はスーパーチャージャー、高回転ではターボが作動して全回転域でパワフルな特性を得ていた。
話をマーチターボに戻す。マーチターボはオリジナルの1リッター直4エンジンにターボを装着して28psのパワーアップを実現(トータル85ps)。
さらに上級モデルと同様の電子式燃料噴射装置のECCSS(エックス)を採用。これでターボの性能が存分に発揮されるようになった。
700kg代の軽量な車体に85psのパワフルなエンジンを搭載したマーチターボは狙いどおりの小気味良い走りをみせ、当時の走り屋たちにも支持された。
現在のK10型マーチターボは中古車価格が130万~160万円で流通しているが、やはり台数はかなり少ない。そしてマーチスーパーターボに至っては250万円以上の個体もある。
この金額を遊びグルマに出すのは難しいかもしれないが、その価値はあると考える人がいるのもまた事実だ。
過去に販売されていた個性的なクルマには、時間が経っても色あせぬ魅力がある。
EV(電気自動車)を筆頭にするエコ重視のクルマが台頭している現在では、ムカシのクルマで遊べるのも残りわずかかもしれない。だからこそ、チャンスがあったらそれを逃したくない。
記事に関する報告
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