今年は、阪神岡田監督がヤクルト高津監督にヤクルト投手陣の与死球について文句を言っているが、去年まで阪神には藤浪晋太郎という文字通り"死球ミサイル"が配備されていたコトを忘れてない?
去年まで、阪神藤浪がマウンドにいると、捕手梅野は打者外角に座っていた。ソレでも、藤浪の外角に投げたストレートは右打者アタマへ抜けていた。巨人高梨?あのストレートで死球になって阪神近本が骨折?近本、骨粗鬆症じゃないの?藤浪なら160キロ、死ぬョ!ソレを7年間、阪神指導者達は素人でもわかる原因を放置したじゃん!今の藤浪、アスレチックスでもオリオールズでも、毎日に近く投げている。だから、カラダの使い方、Z軸ヒネり戻しのタイミングが合うようになっただけだ。つまり、7年間投げ込み不足だったコトが露呈した。
NPB、アマチュア時代ノーコンでなかった投手も、投手コーチらのバカなフォーム改造でノーコン投手に早変りする。監督やヘッドらの球速球威アップ要求に応えようと、投手コーチがムリヤリにフォーム改造や体重増をやらせたりする。
投げ方がアマチュア時代と全く変わったりしてたら、そういうコトかなと思ったりする。今で言うと、巨人横川は大阪桐蔭であんな変な投げ方してなかった。4年いて、育成にされ、あんなになった。ハンカチ王子斎藤佑は、スピードアップのための去勢フォーム変えられ、故障&手術。球威もコントロールもダメになり、マスコミの僻み叩きに遭った。
古くは、西武菊池雄は高校時代のスリークオーターをムリヤリオーバースローに変えられ、手術までした。
タマに成功例もある。中日山本昌は左のサイドスローだったが、アメリカ留学でスリークオーター気味のオーバースローにチェンジ、200勝したのでは?
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阪神・近本の死球騒動は“起こるべくして起きた”…プロ野球なのに「ノーコン投手」が減らないワケ
9/7(木) 11:00 Yahoo!ニュース
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近本は2カ月ぶり今季2度目の痛恨死球を食らった(C)共同セレクト
いくら弁明するためとはいえ、身内に「ヘタクソ」と言われるのだから大概だ。
3日のヤクルト戦で、リリーフの山本から右わき腹に死球を食らった阪神の近本。7月に巨人・高梨にぶつけられ、右肋骨を骨折したのと同じ箇所とあって、阪神の怒りが爆発した。
【写真】大阪桐蔭・前田悠伍のスカウト評価が真っ二つ…左膝“粉砕”死球後、悠々キャッチボールの波紋
これを受けて4日にヤクルトの江幡球団専務が弁明。「要はヤクルトの投手がヘタクソというわけであって」と話し、「ギリギリ内角を攻める技術がなかった」と続けたという。
身も蓋もない発言だが、実際、ヤクルト投手陣のノーコンぶりは数字にも表れている。四球こそリーグ4位の326個だが、59死球は同最多。28暴投も同2位である。
江幡専務は「技術を向上して内角にきっちり投げられるようにしないといけない」と話したそうだが、プロ入り後に制球力を改善することは可能なのか。
評論家の高橋善正氏は「『コントロールは才能、球速は努力』なんて言われることもあるが」と、こう続ける。
■球速ばかりで、制球力はおざなりに
「さすがにノーコン投手を制球力抜群にすることは不可能でも、ある程度、修正はできます。ただ、コントロールの向上はそれを意識させた上で投げ込ませるしかなく、非常に根気がいる。さらに今はすぐにMAX何キロとか、球速ばかり注目される。投手も球速アップと、変化球の習得に夢中になり、肝心の制球力がおざなりになっている。ヤクルトに限らず、コーチ陣もそれでよしとしているのだから、ノーコンは増えるばかりです」
例えば元阪神の下柳剛氏(現評論家)はダイエー(現ソフトバンク)入団当初は絵に描いたような「ノーコン・速球投手」だった。しかし、当時の根本監督と権藤投手コーチが試合前の打撃投手を毎日行わせるなど徹底的な投げ込みを行わせ、制球力がアップ。これは元々体が丈夫な下柳だからできたことだと、権藤氏も認めている。「投手の肩は消耗品」という考えが浸透した今は、キャンプで100球投げただけで「投げ込んだ」と報じられる時代。いよいよ制球力改善は絶望的だ。
「先日、中継を見ていた妻が『今のキャッチャーは大変ね』と言っていました(笑)。外角に構えているのに内角にボールがいくのだから、捕手もあちこちにミットを動かさなきゃいけないので大忙しですよ(笑)」(前出の高橋氏)
死球を巡るトラブルは今後も多発しそうだ。
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