チーム監督次第で、中継抑えが最多勝争えるんじゃない?

江川卓、2・3年目に2年連続最多勝、3年目は20勝だった。4年目は最終戦に負け、19勝で終わったのと同時に、最多勝争いでも横浜遠藤に負けた。当時は130試合だった。

現在、大抵の投手は週1日、試合数は143試合、リーグ内125試合と交流戦18試合。先発投手は、6試合に1試合登板する。つまり、約24試合だ。

20勝したのは、近年では楽天の田中将、その前は岩隈だ。マー君は0敗、岩隈も負けが少なかった。つまり、勝率良ければ20勝デキる。マー君24勝0敗の年、実はオリ金子千も18勝していた。江川が20勝した年は5敗だったハズ。

投手って、アマチュア時代からハードトレーニングしているから、ちゃんと勉強もしてないヒトが殆どだ。力任せの本格派やるのって、トレーニング大変だし、連投しにくいし、キツい。変化球/技巧派投手の方が、全力投球の必要があまりないし、連投してもバラつきが少ない。

チーム監督がバカでダメな先発引き摺って負け試合にならなければ、中継や抑えの方が勝ちやホールドやセーブのつく可能性が高い。中日や日ハムですら、中継は50試合くらい登板している投手もいる。監督がダメな先発をキチンと見切って、序盤僅差状態のピンチで起用してもらえれば、勝ちがつく可能性が高い。400勝金田正一、自分の先発試合以外、先発がダメな試合の中継や抑えに出ても勝ちを稼いでいた。

キチンとした監督がいたら、投手は中継をやりたいと言うように変わるんじゃないの?

そしたら、20勝どころか、30勝も可能性出るんじゃない?

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江川卓氏 20勝投手が出現しない理由を語る「20勝の景色って違うんですよ」「誰か目指してくれるといいんですけどね」
10/22(日) 21:36 Yahoo!ニュース
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 江川卓
 元巨人の江川卓氏が21日、自身のユーチューブ「江川卓のたかされ」を更新し、近年のプロ野球において、20勝投手が出現しない背景を推察した。

 江川氏は「完璧にいかないと20勝って超えないんで。年間登板の中ではね。なんか目指すところがみんな2桁になって、頂上がなんとなく15ぐらいになってるイメージがあるんですよ」と語った。

 続けて「今は5回、6回ぐらいで代わって、(自身の勝利を後続の投手に)託しちゃうと分からないですよね。どうしても勝ち数は減っていくでしょうね。僕らは9回投げることが多かったので、割と勝ち負けがついちゃうんですよ」と、20勝投手が現れにくくなっている理由を説明した。

 直近の20勝投手は、楽天田中将大投手が24勝無敗を記録した2013年が最後。江川氏自身は1981年に20勝に到達しているが「19と20ってすごい違うってことを僕らは経験したので。世界が違うんですよ、20勝の世界って、やっぱり。20勝の景色って違うんですよ。誰か目指してくれるといいんですけどね」と語っていた。

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